10年分の成長を込めた一打 藤田寛之が輪厚で初勝利!
世界で活躍する日本選手たち
【 先週のREVIEW 】 2月24日-3月2日
3月3日に発表された世界ランキング(日本人選手)
(500位までの選手)
丸山茂樹31位↓1
谷口 徹56位↓4
片山晋呉58位↓2
伊沢利光60位――
中嶋常幸83位↓5
佐藤信人110位――
田中秀道112位↑2
尾崎将司119位↓2
藤田寛之120位↓4
横尾 要125位↑1
今野康晴144位↑5
宮本勝昌151位↓5
手嶋多一155位――
桑原克則170位↓1
久保谷健一180位↓3
尾崎直道193位↑1
近藤智弘199位↓8
宮瀬博文223位↓8
鈴木 亨238位↓2
室田 淳239位↓1
宮里聖志247位↑2
宮里優作260位↓1
深堀圭一郎263位↓6
平塚哲司266位↓4
細川和彦278位↓2
飯合 肇280位↓6
横田真一295位↓7
平石武則297位↓3
丸山大輔301位――
友利勝良315位↑2
檜垣繁正316位↓3
尾崎健夫331位↓4
渡辺 司332位↓8
湯原信光344位↓18
米山 剛371位↓11
小山内 護380位↓9
川原 希382位↓6
菊地 純388位↓7
加瀬秀樹390位↓7
中川勝弥395位↓3
今井克宗423位↓3
野仲 茂424位――
井戸木鴻樹430位↓4
高山忠洋449位↓11
真板 潔455位↑4
星野英正465位↓8
矢野 東487位↓4
東 聡493位↓6
立山光広500位↓3
★USPGA Tour WGC Accenture Match Play Championship
1999年から始まった世界ゴルフ選手権マッチプレー、タイガーウッズは5回目の挑戦で念願のタイトルを奪取した。 タイガー・ウッズは 1回戦から カール・ピーターソン(スウェーデン)、KJチョイ(崔京周、韓国)、スティーブン・リーニー(豪)、スコット・ホーク、アダム・スコット(豪)、そして決勝では デビット・トムスを 下した。 世界ランク2位のアーニー・エルスは1回戦でフィル・タタランギ(ニュージーランド)に敗れるという波乱があった。 日本勢では 伊沢利光が 1回戦でクリス・ディマルコ、2回戦で E・ロメロ(アルゼンチン)を 破ったが、3回戦でスコット・ホークに破れ、タイガー・ウッズと対決は実現しなかった。 丸山茂樹は スコット・マキャロンを1回戦で破るが、2回戦で 49歳のジェイ・ハースに 1ダウンで敗退した。 もう一人 片山晋呉 は 1回戦でロコ・メディエイトに敗れた。
★USPGA Tour Chrysler Classic of Tucson
フランク・リックライターが2日目に63を記録、その後もスコアーを伸ばし、67-63-70-69、19アンダーで優勝、昨年の初優勝に加え ツアー2勝目を飾った。 優勝賞金は 54万ドル。 2打差の2位には チャド・キャンベル、3位は南アのブレンダン・パパスが入賞した。 初日 75と出遅れた 田中秀道は その後 69-67-66・・スコアーを伸ばし、通算11アンダー、18位で競技を終了、4万ドル強を獲得した。 その他、予選通過した 久保谷健一は1アンダーで68位(68-76-71-72)。 ツアールーキーの貞方章男は 76-73 と奮わず 5試合連続予選落ちとなった。
【 PGAツアー賞金ランキング】 9試合終了時
1位/マイク・ウイア/5試合参加/$2,082,000
2位/タイガー・ウッズ/3試合参加/$2,031,000
3位/アーニー・エルス/3試合参加/$1,840,000
39位/丸山茂樹/5試合参加/$305,486
90位/田中秀道/6試合参加/$115,618
176位/久保谷健一/6試合参加/$16,727
199位/貞方章男/6試合参加/$8,595
★Australasian / Nationwide Tour (旧Buy.Comツアー)
Jacob's Creek Open Championship
アメリカのジョー・オギルビーがアメリカ2部ツアーの開幕戦、オーストラレイジアとの共同開催試合で優勝をした。 スコアーは通算5アンダー、最終日後半追撃してきた地元オーストラリアのシェイン・テイトを1打差でかわした。 ピーター・シニア(豪)ら3人が2アンダーで3位グループ。 この試合には 今田竜二は参加できなかった。 3試合目のルイジアナの試合から参戦予定。
★ Asian PGA Tour Myanmar Open
ツアー第5戦目、ミャンマーオープンを制したのは台湾の林 根基。 67-69-70-69、通算13アンダーで優勝を飾った。 日本でも活躍する林は1995年アジアPGA発足年の賞金王。 アジアPGAツアーは通算5勝目。 3打差の2位には昨年のこの大会の優勝者、タイのトンチャイ・ジェイディー。 日本からは5名の選手が出場していた。 予選を通過したのは すし石垣。 石垣は76-70-75-70、通算3オーバーの39位。 カットラインの5オーバーをクリアーできず予選落ちとなったのは 塚田好宣(74-78)、下内 聡(78-75)、山崎克彦(75-78)、南本 修(76-79)。 アジアPGAツアーはこのあと2週間後に 中国で ダイナスティーカップが開かれる。 ダイナスティーカップは アジア対日本の団体戦。 次のツアー競技は3月27-30日の インドオープンとなる。
★Australia Ladies / European Ladies Evian Tour
AAMI Women's Australian Open
スコットランドの ヴァーリー・マッカイが 最終日に67で回り、通算11アンダーで優勝を飾った。 2週間連続で優勝を狙ったローラ・デービース(英)は 最終日72で2位。 地元の期待が多かった ディフェンディング チャンピオンの カリー・ウエブは 3アンダーの20位で競技を終了した。 日本から2週間連続で参加の東尾理子は 75-70-74-76、通算7オーバーで58位、 前週の全豪女子マスターズで39位だった白戸由香は76-74で予選落ち、元木佳代子は79-82で同じく予選落ちという結果だった。
【 今週のPREVIEW 】 3月3日-9日
★USPGA ツアー Ford Championship at Doral
大会名/フォード選手権
開催コース/フロリダ州 マイアミ市 ドラール リゾート (ブルーモンスターコース)、 7125ヤード、パー72
賞金/ 総額500万ドル、優勝 90万ドル
形式/4日間、72ホール、 144名参加 2003年度シーズン: 48試合中の 10 試合目
昨年の記録/ アーニー・エルスが17アンダーで優勝、タイガー・ウッズは 最終日 66の追い上げを見せるが、2打差、15アンダーで2位。
参加する日本人/ 丸山茂樹、田中秀道、久保谷健一、(貞方章男は順番待ち)
コメント/ディフェンディングチャンピオンのE・エルス はドバイの試合に出場、タイガー・ウッズは欠場、フォード所属のP・ミケルソンも月曜日に欠場を表明、例年よりはちょっと寂しい顔ぶれとなったドラール、フォード選手権、注目は アルゼンチンのE・ロメロ、A・カブレラ や ニック・ファルドなど。 若手では 昨年のカナダツアー賞金王の飛ばし屋 ハンク・キーニー や オーストラリアのジェームス・マクリーンに期待したい。 日本勢は 丸山茂樹、田中秀道、久保谷健一が出場。 ルーキーの貞方はウエイティング4番目(火曜日現在)という位置。
★European Tour Dubai Desert Classic
大会名/ドバイ デザート クラシック
開催コース/アラブ首長国連邦、ドバイ、 7125ヤード、パー72
賞金/ 総額500万ドル、優勝 90万ドル
形式/4日間、72ホール、 144名参加 48試合中の 10 試合目
昨年の記録/ アーニー・エルスが16アンダー、4打差をつけて優勝を飾った。2位には ニコラス・ファスト(スウェーデン)
参加する日本人/ 片山晋呉
コメント/ディフェンディング チャンピオンの アーニー・エルスがアラブ首長国連邦に戻ってきた。 当初出場を表明していた タイガー・ウッズは 世界選手権マッチプレーの決勝戦のあと 欠場を表明した。 海外招待選手として マーク・オメーラ、そして 片山晋呉 も参加する。 日本とも ダイナスティーカップを翌週に控えた アジアPGAツアーからも 10人の選手が参加する。
★USPGA Champions Tour (旧シニアツアー) MasterCard Classic
大会名/マスターカード クラシック
開催コース/メキシコ、メキシコシティー、ボスクリアルGC
賞金/ 総額200万ドル、優勝 30万ドル
形式/3日間、54ホール、81名参加 2003年度シーズン: 31試合中の 5試合目
昨年の記録/ ブルース・リツキーが8アンダーで優勝、H・アーウィンが1打差の2位。
参加する日本人/ 青木功、海老原清治
コメント/メキシコ 最大の都市 メキシコシティー郊外にある ボスク リアル GCで行われる マスターカード クラシックには 青木、海老原の2人が参加となる。 青木は翌週 中国で行われる アジア対日本の キャプテン(プレーはしない)に出場するのでカリフォルニアの大会には出場しない。
★Australasian / Nationwide Tour (旧Buy.Comツアー) Clearwater Classic
大会名/クリアウォータークラシック
開催コース/ニュージーランド、クライストチャーチ市 クリアウォーター リゾート
形式/4日間、72ホール、 156名
2003年度シーズン: 10試合中の6 試合目(Australasia Tour)
2003年度シーズン: 30試合中の2試合目(Nationwide Tour)
賞金/ 総額 50万ドル、優勝 9万ドル
昨年の記録/ オーストラリアのピーター・オマリーが17アンダーで優勝。
参加する日本人/ なし
コメント/オーストラレイジアツアーと アメリカPGA ネーションワイドツアーとの共同開催試合、昨年に続き今年が2年目となる。 アメリカ2部ツアーは昨年まで バイ ドット コム ツアーと呼ばれていたが 今年からはネーションワイドツアーとなる。 ツアーメンバーの今田竜二は 3戦目のルイジアナオープンから参加予定。 今週は共同開催ということで各ツアーから78名のみの参戦となる。