北の大地で迎えるシーズン後半戦 室田淳、羽川豊らが出場
世界で活躍する日本選手たち
【 先週のREVIEW 】 2月 3日-2月9日
2月10日に発表された世界ランキング(日本人選手)
(500位までの選手)
丸山茂樹28位――
谷口徹51位↑1
片山晋呉52位↓3
伊沢利光57位――
中嶋常幸70位↓2
佐藤信人108位↓2
藤田寛之110位↓2
尾崎将司112位↑3
田中秀道113位↓1
横尾要118位↓1
今野康晴139位↓3
宮本勝昌146位↓1
手嶋多一148位↓6
久保谷健一166位↓1
桑原克則168位――
尾崎直道196位↓5
近藤智弘197位↑1
宮瀬博文212位↓3
室田淳221位↑1
鈴木亨235位↓4
宮里聖志244位――
平塚哲司252位↓5
深堀圭一郎253位↓2
宮里優作254位↑2
細川和彦266位――
飯合肇269位――
平石武則278位――
横田真一291位↑1
友利勝良305位↑2
檜垣繁正307位↓1
渡辺司311位↑2
丸山大輔313位↑1
尾崎健夫319位↓3
湯原信光320位↓3
米山剛356位↑1
加瀬秀樹366位↓15
小山内護367位↑2
川原希373位↓3
菊地純377位↑4
中川勝弥397位↓8
野仲茂417位↓4
今井克宗419位↓10
井戸木鴻樹422位↑1
真板潔438位↓6
高山忠洋440位↑2
星野英正454位↓9
東聡467位↓8
矢野東476位↑6
福澤義光478位↑5
立山光広485位↑4
★ USPGA ツアー AT&T Pebble Beach National PRO-AM
AT&Tペブルビーチプロアマは デービス・ラブ3世が最終ホールでバーディを獲得、通算14アンダーでツアー15勝目を飾った。 2年振りの優勝となったラブは90万ドルの賞金を獲得した。 2位にはロングパターを使ったベテランのトム・レーマン、2週連続優勝を狙ったカナダのマイク・ウイアーは2打差の3位タイで終了した。 3つの違うコースを使って行うこの大会は土曜日に予選カットがある。 カットラインは 2オーバーとなった。 日本から参戦の3人はこのスコアーをクリアーできず、予選落ちという結果だった。 貞方章男は 14オーバー・72(ペブルビーチPB)―76(スパイグラスヒルSH)-82(ポピーヒルズPH)、久保谷健一は18オーバー・77(PB)-79(SH)-78(PH)、横尾要は19オーバー・82(PH)-69(PB)-84(SH) という結果だった。 丸山茂樹と田中秀道は出場していなかった。
★Champions Tour (旧シニアツアー) Royal Caribbean Classic
カナダ出身のデーブ・バーが最終日上がり4ホール連続バーディで締めくくって大逆転優勝を飾った。 トップを走っていたボビー・ワドキンスは17番でボギー、併走していたギル・モーガンは18番でティショットを右に曲げボギー、両人とも2位タイで終了した。 この大会は2001年、2002年と連続2位という結果を残していた青木功は最終日4連続バーディを含む69でホールアウト、通算4アンダー(71-72-69)で6位タイに入賞した。 なお60歳以上の選手を対象にして行うジョージアパシフィックグランドチャンピオンズ シリーズ(初日と2日目のスコアー)では 青木とデール・が ダグラスがタイとなり、プレーオフの末 青木は2位となった。 この大会がツアーメンバーとして初試合となった海老原清治は78-74-78、通算14オーバー、72位で競技を終了した。 チャンピオンズツアーは来週、再来週と3週連続フロリダシリーズが続く。
★Kosaido Asian Ladies Golf Circuit Thailand Ladies Open
ツアー最終戦の舞台は タイ北部のチェンマイ、前週 高木亜香音のインドネシアオープン優勝に続いて、今週は上野 敦子が1打差の優勝を飾り日本人2週連続優勝となった。 上野は初日66の好スコアでスタートを切り、その後 71-79、通算イーブンパーで勧告のスー・イェースーを振り切った。 上野は優勝賞金16500ドルを獲得した。 上野敦子は 宇治CC所属の28歳、昨年はJLPGAツアー66位にランクしていた選手。 他にトップ10には前週優勝の高木と西川みさとが9位に入った。
・ アジア廣済堂アジアレディスサーキットの4試合が終了した。 総合優勝者はタイのルサミー・グラナミッタ。 台湾で優勝、マレーシア2位が光った。 5月日本で開催される JLPGA 廣済堂カップへの出場権を獲得した。 総合4位に上野、6位には高木、そして 10位にはマレーシアで5位にはいった鈴木香織がランクインした。
タイの試合の結果(予選通過の日本人選手は下記の通り)
1位上野敦子66-71-79
9位高木亜香音75-73-78
9位西川みさと75-75-76
16位鈴木香織78-73-77
16位五十嵐瑞江76-76-76
16位新坂上ゆう子73-80-75
20位狩野史子68-80-81
23位田尻みか76-74-80
23位森山江理子76-76-78
27位山下久美78-78-75
31位栗山由香79-74-79
31位栗西鈴香78-76-78
31位小俣奈三香75-80-77
35位鎮西麻悠見81-74-78
35位門川恭子80-75-78
41位香山景子77-78-79
45位日下部智子77-79-79
49位平良綾子77-79-81
50位永田富佐子81-76-81
53位並河恭子78-76-85
55位片山ゆかり79-77-85
★Canadian Tour 2003 Tour Qualifying School Tournament
2003年 カナディアンツアーの予選会が フロリダ州オーランドのチャンピオンズゲートGC (2コース)で行われた。 日本から参加の 田中大が 70-74-69-69-76、通算2アンダー、3位タイでフィニッシュ、フルシード資格を獲得した。 カナダツアーは 来週アメリカ・テキサス州で開幕し、 カナダ他 アメリカやメキシコで トータル12試合が予定されている。 ランキング上位者は PGAツアーの カナディアンオープンや バンクーバーの試合にも出場できる。 他に参加していた 日本人選手では 金坂文夫 が 72-82-71-73-73で準メンバー資格に3打足りなかった。 末木強は78-77-75-74、高瀬敦が80-85-75-78、入江紀生が77-86-84-82で落選した。
★ Hawaii Pearl Open
今年で25回目の記念大会となったハワイ・パールオープンは開催コースのパールCC所属の グレゴリー・メイヤーが7アンダーで優勝を飾った。 優勝スコアーは68-67-64。 メイヤーは 1987、1988 年に続いての 15年ぶり 3回目の優勝。 注目の13歳の女性ゴルファー、ミシェル・ウィーは74-73-77の8オーバー、予選を通過し43位で競技を終了した。 日本勢では 内藤 が72-66-72、6アンダーで1打差の2位タイでフィニッシュ。 平石武則、上田諭尉 、室田淳、星野英正が4アンダーで4位タイだった。 上位に入った 日本人選手の結果は以下の通り:
2位内藤裕之72-66-74
4位平石武則72-73-67
4位上田諭尉70-71-71
4位室田淳67-72-73
4位星野英正73-67-72
8位加瀬秀樹71-73-71
8位沢田尚74-71-70
8位上出裕也72-70-73
12位飯合肇73-74-69
12位大串芳明72-71-73
14位小川卓也69-77-71
14位高崎龍雄71-71-75
14位堀之内豊71-72-74
20位齋藤義勝72-74-72
20位光山幸俊71-73-74
23位冨山聡71-74-74
26位井上久雄74-75-71
26位柴田猛69-77-74
29位田中文雄76-73-72
29位加藤光75-73-73
29位桧山英一郎75-70-76
29位桜井修二73-71-77
38位大井手哲74-72-76
38位岡村ケイスケ75-68-79
40位小川寛76-75-72
40位矢部直弘78-68-77
43位向井基晴75-76-73
43位萩原モトハル73-73-78
43位一岡義典75-71-78
43位中根初男74-72-78
52位宗次弘章72-77-76
52位小林雅幸74-74-77
52位友善 信73-74-77
52位高見和弘72-76-77
60位天野勝74-76-76
60位小峰尚宏76-73-77
65位ヘイアナヤスシ74-76-77
65位矢沢ようじろう75-74-78
65位加藤賢一郎75-73-79
72位河瀬賢史79-72-77
72位森元峻志71-76-81
72位山本健太郎72-76-80
72位阿部一元68-78-82
78位久保ヒロミチ 71-79-79
79位津田丈至76-75-79
79位藤田 大77-74-79
79位鷹巣南雄77-73-80
79位加藤雄二72-75-83
85位沼沢聖一75-76-80
85位高宮秀樹71-80-80
89位木村元博77-74-81
【 今週のPREVIEW 】 2月10日- 16日
★ USPGA ツアー Buick Invitational
大会名/ビュイック インビテーショナル
開催コース/カリフォルニア州 ラホヤ市 トレーパインズ 南コース(7208ヤード) と 北コース(6874ヤード)
賞金/ 総額450万ドル、優勝 81万ドル
形式/4日間、72ホール、156名参加 2003年度シーズン: 48試合中の 6試合目
昨年の記録/ スペインのホセ・マリア・オラサバルが最終日に7アンダーの65を記録し、見事な逆転優勝を飾った。タイガーウッズは5位。
参加する日本人/ 丸山茂樹、田中秀道、久保谷健一、貞方章男、今野康晴
コメント/昨年の12月12日に膝の手術をした タイガーウッズがツアーに復帰する。 タイガーウッズはこの大会1999年に優勝している。 このトレーパインズ南コースは コース設計家 リー・ジョーンズが改造を図り、距離が伸びて 7200ヤードとなっていて、2008年全米オープン開催予定コース。 日本からは 丸山茂樹、田中秀道、久保谷健一、貞方章男、そして海外招待推薦で 今野康晴がプレーする。 今野は1月のソニーオープンで27位になっている。 丸山は2000年のこの大会で2位に入っている。
★Champions Tour (旧シニアツアー) The ACE Group Calssic
大会名/エース グループ クラシック
開催コース/フロリダ州 ネープルス市 ツインイーグルスクラブ
賞金/ 総額 160万ドル、優勝 24万ドル
形式/3日間、54ホール、 81名 2003年度シーズン: 31試合中の3 試合目
昨年の記録/ ヘール・アールウィンが通算16アンダーで優勝。1打差の2位にトム・ワトソン。 青木は36位。
参加する日本人/ 青木功、海老原清治
コメント/フロリダ州メキシコ湾沿いのネープルスで行われる大会。 1997年、1998年、そして昨年の賞金王 のヘール・アーウィンに注目。 57歳 のアーウィンは契約先をTaylorMadeに変えて2003年を戦う。 日本からは 青木功と海老原清治の2人が出場する。
★Australasia/European/Asian PGA Tour Johnnie Walker Classic
大会名/ジョニー・ウォーカークラシック
開催コース/オーストラリア西部、パース郊外のレイク・カリンヤップCC 7014ヤード、パー72
賞金/ 総額 165万ドル、優勝 26万ドル
形式/4日間、72ホール 156名参加
2003年度シーズン: 19試合中の 3試合目 (アジアPGA)
2003年度シーズン: 45試合中の 8試合目 (ヨーロピアンツアー)
2003年度シーズン: 10試合中の 4試合目 (オーストラレイジア)
昨年の記録/ レティーフ・グーセンが3日目に63を記録し、8打差をつけての圧勝。 ガルシアが3位、エルスは4位。 国吉博一と小林正則は42位だった。
参加する日本人/ すし石垣(石垣聡志)
コメント/オーストラレイジア(60人)、ヨーロピアン(60人)、アジアンPGA(28人)の3ツアーのジョイント共同開催試合、(他推薦枠8人)。舞台は昨年と同じ パースのレイク・カリンヤップCC。 2002年度アジアンPGAツアーで52000ドル弱を稼ぎ、ランキング43位でシード権を獲得しているすし石垣こと石垣聡志が唯一参戦する。 今期絶好調のアーニー・エルス ほか ディフェンデング・チャンピオンのレティーフ・グーセン、セルジオ・ガルシア、南アフリカツアーの賞金王のトレバー。イメルマン、ニック・ファルド、コリン・モンゴメリー や オーストラリア勢では ロバート・アレンビー、ピーター・オマリー や地元のスティーブン・リーニーに注目。
★Canadian Tour TravelTex.com Canadian Tour Classic
大会名/トラベル テックス ドットコム カナディアン ツアークラシック
開催コース/バートン クリーク クレンショー クリフス コース
形式/4日間、72ホール 2003年度シーズン: 12試合中の 1試合目
参加する日本人/ 田中大
コメント/カナディアンツアーの開幕戦はテキサス州オースチンのバートンクリークで行われる。テキサス大学がある学生町だが、コースはそのテキサス大出身のベン・クレンショーがデザインした クレンショークリフスコースで行われる。 前週の予選会にて3位で出場資格を得た田中大がプレーする。 カナディアンツアーは世界ゴルフツアー機構の準メンバーで、この試合も上位6位までには入れば世界ランキングポイントが獲得できる。