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2013年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

ウッズは“2つの干ばつ”を終わらせることができるのか?

今年のマスターズで、タイガー・ウッズは2つの長きに渡る「干ばつ」を終焉させたいと考えているに違いない。1つ目は、彼は2005年を最後にマスターズ大会で勝っていない。そして2つ目は、ウッズは2008年以来、メジャー大会で勝っていない。
そしてフェデックスカップ・ポイントと世界ランキングでトップに立つウッズのみならず、勝利に飢えた多くの選手たちが、それぞれの「干ばつ」を終えようと、このマスターズに挑む。

【タイガーの干ばつ】
まずは最もわかり易いところから始めよう。今季すでに3勝を挙げているウッズは、メジャー大会14戦連続で勝ちに恵まれていない。これは自身のプロキャリアで最も長いワースト記録だ。これはジャック・二クラスが持つ18度のメジャータイトルという記録への到達を遅めている。ウッズは現在メジャー14勝だが、2008年のUSオープン優勝以降、足踏み状態が続いているのだ。

「しばらく時間が経過したね」。ウッズの5年に及ぶ「干ばつ」について、ニクラスは語った。「彼は何かを見出さないとならないだろう。今回のマスターズでそれができれば、そこから一気に加速すると思う。でも今回のマスターズでそれができない場合、今春の調子が良かっただけに、かえってメジャータイトル獲得が厳しくなるのではないか」と、二クラス。

しかしタイガーは、二クラスの記録を追うことに決して焦っていない。「ジャックがメジャー18勝をあげた時、彼は46才だった。だから僕にも、まだたくさんのチャンスがあると思っているよ」と、タイガー。

ウッズが今週、「マスターズの干ばつ」を終えることができれば、それは実に7年ぶりのマスターズ制覇となり、彼のキャリアで最長の「干ばつ」の終焉となる。彼が2005年、マスターズ優勝の時に経験した“メジャー大会優勝ブランク”は、最長でも3年なのだ。

【マスターズ連覇の「干ばつ」】
かつて、たった3人しかマスターズで連続優勝を遂げた選手はいない。それは1966年の二クラス。1990年のニック・ファルド。そして2002年のタイガー・ウッズだ。そして今年、昨年の覇者バッバ・ワトソンが10年越しの「干ばつ」にピリオドを打ちにやって来る。

ディフェンディング・チャンピオン(前年の覇者)としてこの大会に臨むことは、連続優勝へのプレッシャー、また単に統計学的にそれが難しいことをワトソンはわかっている。「(連続優勝は)とてもタフなことだよ」と、彼は語った。

しかし彼はその望みを諦めてはいない。彼は昨年どのように自身を優勝に導いたかを良く心得ている。「自分にプレッシャーを与えないこと。そしてその時その時をただ楽しむことだよ。もし今年もそれができれば、連続優勝の可能性は十分にあると思っている。でもほかにもたくさんの素晴らしい選手が優勝を目指して挑んでくるからね」と、ワトソン。

【ヨーロッパ選手の「干ばつ」】
最後にヨーロッパ選手がマスターズを制したのは、1999年のホセ・マリア・オラザバル(スペイン)までさかのぼる。それ以降、ヨーロッパ選手による最高位は2010年のリー・ウェストウッド(イングランド)の単独2位という記録だ。それでも彼は、優勝したフィル・ミケルソンに3打差をつけられていた。

今週は28人ものヨーロッパ選手が、この13年にも及ぶ「干ばつ」を終えようとマスターズに臨んで来る。彼らにとっても、ヨーロッパ選手による優勝ということ自体は、重要なモチベーションではないものの、そのことは少なくとも、大切な要素ではあるはずだ。

「ヨーロッパ選手が優勝できていないことに、特に大きな理由はないと思うよ」と、イアン・ポールター(イングランド)は言った。「ただ単に、僕らが良いプレーをしていないだけだと思うよ。正直言って、みんながっかりはしていると思う。ここまでにヨーロッパの誰かが優勝するとは思っていたからね。何が原因かって?それはわからないね・・・。タイガーやフィルが、それぞれ何度か優勝しているからね。彼らは本当に良い選手だよ。」

【オーストラリア人の「干ばつ」】
少なくともヨーロッパ選手は、過去にマスターズで優勝したことがある。しかし、オーストラリア選手は、1950年にノーマン・ニダが初めてオーストラリア人としてマスターズに出場して以来、いまだかつて優勝の経験がない。

かつてのグレッグ・ノーマンなど、オーストラリア選手もこれまでに優勝のチャンスはあった。2年前も最終日の優勝争いにオーストラリア選手の姿はあった。しかし毎年のように彼らは優勝まであと一歩届いていない。アダム・スコットジェイソン・デイが2位タイで終わったように。

「たとえまだ、優勝したことがないとはいえ、僕らはたくさん優勝争いには加わっている。だからいつか僕らにも優勝する時がくるだろう。もちろんそれら全ては、僕ら自身にかかっているんだけどね」。

【テキサス出身者の「干ばつ」】
テキサス州は、マスターズ優勝者を他のどの州よりも多く輩出している。過去7人のテキサス州出身者が12度のマスターズチャンピオンに輝いている。しかし、過去3年で2回カリフォルニア州出身のフィル・ミケルソン、そしてフロリダ州出身のバッバ・ワトソンの優勝を含み、1995年のベン・クレンショーの優勝以来、テキサス州出身者によるマスターズ優勝はない。

今年61歳になるクレンショーは今週、自身42度目のマスターズに出場する。彼の他にもテキサス州出身選手はジョン・ピーターソン、そしてブライアン・ゲイがいる。申し訳ないが、テキサス州への「移民」であるハンター・メイハンチェ・キョンジュは、テキサス州出身選手と数えることはできない。

【ルーキーの「干ばつ」】
1979年のファジー・ゼラーの優勝は、1935年のジーン・サラゼン以来となるルーキー選手でのマスターズ優勝となった。それ以降、ルーキー選手がマスターズで予選、決勝に関わらず首位に立つことはほとんどない。過去12年間では、デニス・ポールソンが2000年に、クリス・ディマルコが2001年に、そしてブレット・ウェットリッチが2007年に、ルーキーとして3日目まで単独首位または首位タイに立ったことがある。

そして過去30年間では、ジェイソン・デイが2011年に唯一ルーキーとして、2位に食い込んだ記録を残している。

今週、6人のPGAツアー選手を含む17人の「マスターズ・ルーキー選手」が、マスターズに挑む。ニコラス・コルサート、ラッセル・ヘンリージョン・ハー、デビッド・リン、スコット・ピアシー、テッド・ポーター・ジュニアらが、ゾラーに続くルーキー優勝者となれるか、注目しようではないか。

【パー3コンテスト勝者の「干ばつ」】
1960年に始まった水曜日に行われる「パー3コンテスト」での優勝者で、同年のマスターズに優勝したものはいない。かつてビジェイ・シンは、1994年にパー3コンテストで優勝し、その6年後にマスターズを制したことがある。

レイモンド・フロイドは1990年に、そしてチップ・ベックは1993年にそれぞれパー3コンテストで優勝したが、マスターズでは2位というのが最高順位だ。パー3コンテストの優勝者は、マスターズ本番でトップ10に入るよりも多く、予選落ちをしている。(予選落ち16回に対してトップ10フィニッシュは11回)

選手たちの中には、これをひとつの「呪い」と考える者もいる。一方でそれをナンセンスと思っている選手もいる。2011年、ルーク・ドナルドはその呪いを受け入れながら、パー3コンテスト、マスターズの両方での優勝に臨んだ。しかし彼はパー3コンテストでは優勝したが、マスターズでは4位だった。そして彼は去年、パー3コンテストへの出場を辞退した。「マスターズ本番に集中するため」と彼はコメントした。

パドレイグ・ハリントンは、昨年のジョナサン・バードとの両者優勝を含め、歴代の誰よりもパー3コンテストで優勝している(3回)。彼はこの「呪い」を信じていない。そして今週の水曜日も、連続優勝をかけてコースに出かけた。

【40代の「干ばつ」】
マーク・オメーラが1998年にマスターズで優勝した年が、40歳代選手による最後の優勝だ。その時、彼は41歳だった。それ以降の優勝者は皆、20代か30代だ。

フィル・ミケルソンが2010年に優勝した時、彼は40歳の誕生日まであと2カ月という「ほとんど40歳」だった。ミケルソン、スティーブ・ストリッカーアーニー・エルス、そしてその他の40代の選手たちは、このジンクスを跳ね除けようと、今週のマスターズに優勝を狙いに来る。

【11番ホールの「干ばつ」】
オーガスタの11番ホール(505ヤード、パー4)は、年間を通じてPGAで難易度1位のホールに当然のことのように選ばれるだろう。年齢を重ねたベテラン選手にとって、このホールでバーディを奪うことはほぼ不可能なことだ。

2009年のマスターズ覇者であるアンヘル・カブレラは、オーガスタで46回もラウンドしているが、いまだ11番ホールでバーディをとったことがない。トーマス・ビヨーンも同様に、28ラウンドでノーバーディだ。2007年のマスターズ優勝者ザック・ジョンソンも、26ラウンドでノーバーディ。マット・クーチャーは22ラウンドでノーバーディだ。

チェ・キョンジュも、34ラウンドしていまだ11番ホールでバーディをとったことがない。しかし彼の名前には注目をしたい。なぜかって?それは彼が2004年の最終日で、この11番ホールでイーグルを奪った唯一の選手だからだ。

【個人的な「干ばつ」】
さて、どの選手が最もメジャータイトルから見放されているのだろうか。上位6人は、リー・ウェストウッド(メジャー出場60回)、セルヒオ・ガルシア(同58回)、スティーブ・ストリッカー(同58回)、トーマス・ビヨーン(同49回)、アダム・スコット(同48回)、チェ・キョンジュ(同48回)だ。

では、マスターズでの優勝経験がなく、かつ、最も多く出場しているのは誰だろう?ジム・フューリックはマスターズ17回目の出場となる。彼は何度か4位になったことがあり、それが彼のマスターズでの最高順位だ。スチュワート・シンクは、マスターズ出場16回目だが、彼の最高順位は2008年の3位だ。セルヒオ・ガルシアは今年、マスターズ出場15回目を数えるが、フューリック同様に最高順位は4位だ。

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