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“変えない男”がついに! 今平周吾の14本 「116」を超えるモノがきた

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(31日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7062yd(パー71)

開幕戦で予選ラウンドを終えて2位と好スタートを切った今平周吾。オフのクラブ調整は上手くいった様子だが、早速キャディバッグの中身をのぞいてみよう。

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これまで「RMX116」と現行モデルの「RMX VD」を併用していた1Wはヤマハの新しいモデル「RMX VDプロトタイプ」にスイッチした。116を彷彿(ほうふつ)させるような小顔で端正な面持ち。ヘッド体積は公表されていないが、明らかに460ccを切る大きさだ。

初日を終えたあとの今平は、「サイズ感も116ぐらいで、ちょっと小ぶり。そのほうがスパッと振り抜けていい。オフに試してフィーリングも良かったので、やれそうな感じがします」と手ごたえを口にしていた。シャフト長は今回も44.5インチと短くして振り抜きやすさを重視。オフにいくつかのヘッドを試した中で、一番“振り感”がよく、弾道のイメージが出やすいものを選んだ。

アイアンも新しい「RMXプロトタイプ アイアン」に変えた。1Wより早く、2月頃からテストを繰り返し、細かい角度やアドレスの見た目の調整を重ねてきた。最終的に「構えた感じもフィーリングも良かった」と納得いくものが完成し、開幕前日に本番投入を決めた。

一番こだわったのは“グース感”だという。聞けば今平は、ストレート過ぎず、グースが強すぎず、“適度なグース具合”が好み。これまで使ってきた「VDツアーアイアン」より、わずかにグースの度合いが強く見えるといい、「ほどよいグースネックでつかまりがいい」と満足気だ。

その他は昨年のセッティングを継続。「M5 FW」(5W)&「910H」(UT)のコンビや「SM9」(ウェッジ)など、おなじみのギアがラインアップしている。コブラの「キング LTDx」(3W)は昨年の終盤戦にレギュラー入りを果たし、今季もスタメンに定着した模様。

思えば「RMX116ドライバー」といえば2015年発売のモデルで、今平は契約年の2017年よりかれこれ6年近く同ヘッドを使ってきたことになる(途中、他のモデルを使ったこともあるが、基本は116だった)。そんな“変えない男”がいよいよ1Wを変え、そして好スタートを切ったというのは、ニューモデルの性能の良さを何よりも証明しているだろう。

今平周吾セッティング>
ドライバー:ヤマハRMX VD プロトタイプ ドライバー (10.5度)
シャフト:ツアーAD TP 6X(44.5インチ)
フェアウェイウッド:コブラ キング LTDx フェアウェイウッド(3番15度)
シャフト:ツアーAD PT 7X
フェアウェイウッド:M5 フェアウェイウッド(5番19度)
ユーティリティ:910H ユーティリティ(21度)
アイアン:RMX プロトタイプ アイアン(4番~PW)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー(S300)
ウェッジ:ボーケイ SM9 ウェッジ(52度)、ボーケイ ウェッジワークス プロトタイプ(60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー(S200)
パター:オデッセイ ストロークラボ TEN パター
ボール:プロ V1x ボール

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