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渋野日向子 NEW!14本 たかが下巻き1枚 されどの大きな変化

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前(7日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6513yd(パー72)

今季開幕前に青木翔コーチの指導を再び仰ぎ、スイングをブラッシュアップしてきた渋野日向子。その動きの変化がクラブにも微妙な変化をもたらしていた。

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日本に一時帰国した3月、1Wをピンの「G430MAX」から「G430LST」に替えた。ピンのクラブ担当者によると、「今季から球の高さを出してスピンが入るようなスイングに取り組んでいる中で、MAXだとスピンが入り過ぎて右に抜けるような球が出るようになっていたんです」と、ロースピンヘッドのLSTへのスイッチは自然な流れだった。「ロフト9度も試しましたが、球が上がり切らなかったのでLSTの10.5度で落ち着きました」(同担当)。シャフトも同様にスピンを抑えたいという意図から、藤倉コンポジットのVENTUS TR BLUEへ。

また、今週から3Wも「もっと前に行く球にしたい」という渋野のリクエストを受けて、G430MAXフェアウェイウッドからG430LSTフェアウェイウッドに変更している。

アイアンのシャフトにも変化があった。ヘッドは昨年と同じピンのi230で、藤倉コンポジットのアイアン用シャフト「TRAVIL(トラヴィル)」を装着。ボールの落下角に特化したシャフトで、「ドライバーの話と通じますが、高さ出してスピンを出したいという今季の取り組みとマッチしたシャフトです」(同担当)と試打してすぐに替えた。米ツアーの難セッティングを相手にする渋野にとっては大きな武器になっている。

さらに今週からグリップの下巻きを太くした。渋野本人によると「私は手が大きいので手が余る感じがあったんです。青木さんと相談して、右手(側)を3枚、左手を2枚と多めに巻いてもらうことにしました」というのが意図。右手側のテープを1周分多く巻いてテーパー度合いを減らしている。下巻き1枚はわずか数ミリの話だが、グリップはクラブと体をつなぐ唯一の接点。そのフィーリングの変化は決して小さくない。

渋野日向子の14本〉
ドライバ―:G430 LST ドライバー(10.5度)
シャフト:VENTUS TR BLUE(重さ50g台、硬さS、長さ44.75インチ)
フェアウェイウッド:G430 LST フェアウェイウッド(3番15度)、G430 MAX フェアウェイウッド(5番18度)
シャフト:VENTUS TR BLUE(5S、3番)、VENTUS TR BLUE(6S、5番)
ユーティリティ:G430 ハイブリッド(4UT 22度、5UT 26度)
シャフト:藤倉コンポジット TRハイブリッド 85S
アイアン:i230 アイアン(6番~PW)
シャフト:藤倉コンポジット TRAVIL 85S
ウェッジ:GLIDE 3.0 ウェッジ SS(50、54、58度)
シャフト:藤倉コンポジット MCI 105 MILD
パター:2023 アンサー 2D パター
ボール:プロ V1x ボール

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