遼「目指すはトップ10!」今年最後のメジャーに向け出発!
石川は53位、池田は55位に後退/男子世界ランキング
◎ワールドランキング(2010年度 第31週)
米ツアーで最終日「59」の猛チャージをみせて逆転優勝を挙げたスチュアート・アップルビー(オーストラリア)が最新の世界ランクで94位までジャンプアップ。前週は159位となっていたアップルビーは、2004年には世界ランク8位だったことがある実力者。
欧州ツアー、「アイルランドオープン」でパドレイグ・ハリントンの最終日の追い上げをかわし、欧州ツアー4勝目を獲得したロス・フィッシャー(イングランド)は世界20位にランクイン。今シーズン活躍を見せているイングランド勢は、世界ランク20位に6人が名前を載せている。そのほかにアイルランド、北アイルランド勢も3人、GBI(イギリス・アイルランド)は合計9名と勢いがある。
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世界ランク上位トップ10は前週と同じで変動なし。今週、来週は2週間連続でトップランクの選手が参戦となる世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストンインビテーショナル」と「全米プロゴルフ選手権」が行われるので、上位勢に大きな動きがあると予想される。
日本ツアー第11試合目「サン・クロレラ クラシック」で優勝した高山忠洋は、世界ランキングポイント20点を加算して今週は130ランクアップの213位。日本人選手として最上位の石川遼は「サン・クロレラ クラシック」で14位フィニッシュ。世界ランキングポイント1.85点を獲得するものの、石川の最新ランクはひとつ順位が下がり53位となっている。石川は昨年11月には世界29位になったことがある。
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
2位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
3位/リー・ウェストウッド(イングランド)/出場せず オープンウィーク/変動なし
4位/スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
5位/ジム・フューリック(アメリカ)/ザ・グリーンブライヤー クラシック 9位/変動なし
6位/アーニー・エルス(南アフリカ)/出場せず オープンウィーク/変動なし
9位/ルーク・ドナルド(イングランド)/3 アイリッシュオープン 35位/変動なし
7位/ロリー・マキロイ(北アイルランド)/出場せず オープンウィーク/変動なし
8位/ポール・ケーシー(イングランド)/出場せず オープンウィーク/変動なし
10位/イアン・ポールター(イングランド)/出場せず オープンウィーク/変動なし
★ 主な日本人選手は以下の通り
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
石川遼/サン・クロレラ クラシック 14位/53位(1ランクダウン)
池田勇太/サン・クロレラ クラシック 9位/55位(1ランクダウン)
藤田寛之/サン・クロレラ クラシック 予選落ち/63位(1ランクダウン)
平塚哲二/サン・クロレラ クラシック 3位/68位(13ランクアップ)
谷口徹/サン・クロレラ クラシック 60位/82位(4ランクダウン)
小田孔明/サン・クロレラ クラシック 52位/90位(2ランクダウン)
片山晋呉/サン・クロレラ クラシック 25位/117位(5ランクダウン)
丸山茂樹/サン・クロレラ クラシック 6位/131位(7ランクアップ)
久保谷健一/サン・クロレラ クラシック 46位/136位(5ランクダウン)
今野康晴/サン・クロレラ クラシック 予選落ち/147位(5ランクダウン)
薗田峻輔/サン・クロレラ クラシック 予選落ち/157位(1ランクダウン)
丸山大輔/サン・クロレラ クラシック 予選落ち/163位(5ランクダウン)
宮本勝昌/サン・クロレラ クラシック 46位/172位(2ランクダウン)
小田龍一/サン・クロレラ クラシック 43位/189位(4ランクダウン)
高山忠洋/サン・クロレラ クラシック 優勝/213位(ランクアップ)
今田竜二/ザ・グリーンブライヤー クラシック 予選落ち/214位(9ランクダウン)
◎ USPGAツアー賞金ランキング(46試合中 33試合終了)
アメリカ東部のウエストバージニア州で開催となった新設大会「ザ・グリーン ブライヤークラシック」は最終日に11アンダーの「59」を叩き出したスチュアート・アップルビーが大逆転優勝。米ツアーの公式競技で最小スコアとなる「59」を記録した選手は5人。昨年はフルシード権を失っていたアップルビーは、2006年以来となるツアー通算9勝目を獲得した。優勝賞金108万ドルを加算したアップルビーの最新ランクは、76位から24位まで上昇となっている。3日目までのリードを守りきれなかったジェフ・オバートンは、ツアー5年目の27歳。今シーズンはこれが3度目の2位フィニッシュとなるオバートンの今シーズンの獲得賞金は、300万ドルを突破し賞金ランク4位まで上がってきている。日本人選手として唯一参戦していた今田竜二はカットラインに3打及ばず通算1アンダーで予選落ちを喫してしまっていた。今田の賞金ランキングポジションは前週比6ランクダウンの98位。 シーズン終了時125位までの選手が翌年のフルシード権を得ることになる。
ランク/選手名/試合数(優勝数)/賞金額/前週比
1位 アーニー・エルス(南アフリカ)/14試合(2勝)/3,941,028ドル/変動なし
2位 フィル・ミケルソン(アメリカ)/14試合(1勝)/3,220,969ドル/変動なし
3位 ジャスティン・ローズ(イングランド)/16試合(2勝)/3,159,748ドル/変動なし
4位 ジェフ・オバートン(アメリカ)/20試合/3,059,781ドル/6ランクアップ
5位 ティム・クラーク(南アフリカ)/17試合(1勝)/3,031,948ドル/1ランクダウン
6位 ジム・フューリック(アメリカ)/15試合(2勝)/3,022,772ドル/変動なし
7位 スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/13試合(2勝)/2,982,169ドル/2ランクダウン
8位 マット・クーチャー(アメリカ)/19試合/2,593,165ドル/1ランクダウン
9位 ロバート・アレンビー(オーストラリア)/17試合/2,519,867ドル/1ランクダウン
10位 アンソニー・キム(アメリカ)/8試合(1勝)/2,518,521ドル/1ランクダウン
以下 主な選手のランク
80位 タイガー・ウッズ/7試合/789,511ドル/8ランクダウン
98位 今田竜二/20試合/686,997ドル/6ランクダウン
235位 丸山茂樹/4試合/22,440ドル/変動なし
非メンバー賞金リスト
石川遼/8試合/289,379ドル
(特別テンポラリーメンバーシップまであと 16万5330ドル必要)
池田勇太/9試合/224,463ドル
(特別テンポラリーメンバーシップまであと 23万47ドル必要)