ニュース

国内男子の最新ゴルフニュースをお届け

GDO編集部が選ぶ 2016年ゴルフ10大ニュース(男子編)

2016年にGDOが配信したすべての記事から、編集部が今年の男子ツアーの10大ニュースを選出。日本のゴルフ界を彩ったホットな話題を振り返ります。

■1位 松山英樹が初のWGC制覇 5戦4勝で一年を締めくくる

2月の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で米ツアー2勝目を飾った松山英樹はシーズン中盤の不調を乗り越え、秋に世界を席巻しました。10月「日本オープン」を手始めに、中国・上海で行われた「WGC HSBCチャンピオンズ」でアジア勢初の世界選手権制覇を達成。タイガー・ウッズの招待試合でも他を圧倒し、直近5試合で4勝して2016年を終えました。来年はもちろん、メジャー制覇に期待がかかります。

<< 下に続く >>

■2位 アーノルド・パーマー氏が死去

世界ゴルフのレジェンド、アーノルド・パーマー氏が9月25日、87歳で死去しました。テレビの普及とともにプロゴルフを最高のエンターテイメントに昇華させた立役者。彼の熱烈なファンは“アーニーズ・アーミー”と呼ばれ、ジャック・ニクラスゲーリー・プレーヤーとの“ビッグ3”は一時代を築きました。メジャー通算7勝などの輝かしい実績以上に、人々の記憶に残る功績は永遠に語り継がれます。

■3位 松山英樹が世界ランキング6位に浮上

世界ランキング15位で2016年を迎えた松山英樹。夏場には20位まで後退しましたが、10月「CIMBクラシック」を2位で終え、ランク10位となりました。日本勢では1997年の尾崎将司以来となるトップ10入りを果たすと、翌週の「WGC HSBCチャンピオンズ」優勝で6位まで上昇。トップ5に肉薄して1年を終えました。

■4位 112年ぶりに五輪競技に 辞退者相次いだリオでローズが金

8月の「リオデジャネイロ五輪」でゴルフが112年ぶりに正式種目に復帰しました。ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)をはじめ、スター選手が相次いで、厳しいスケジュール、ブラジルでの治安やジカ熱を懸念して出場を辞退。日本の松山英樹谷原秀人も欠場し、池田勇太片山晋呉が日の丸を背負いました。

■5位 タイガー・ウッズが15カ月ぶりに競技復帰

腰痛などの故障で2015年8月の「ウィンダム選手権」を最後に戦列を離れていたタイガー・ウッズが12月の主宰大会「ヒーローワールドチャレンジ」で復帰しました。波のあるプレーだったとはいえ、4日間でのバーディ数は優勝した松山英樹よりも多く、フィールド最多の24を記録。完全復活を誰もが期待しています。

■6位 池田勇太が初の賞金王&17年マスターズへ

2007年末のプロ転向から9年。池田勇太が日本ツアーで年間3勝を飾り、初の賞金王のタイトルを獲得しました。シーズン終盤は谷原秀人との激しいマッチレース。池田は2位も6回と、多くの試合で優勝争いを演じました。年末の世界ランキングで50位以内をキープし、来年4月には「マスターズ」に6年ぶり3度目の出場を果たします。

■7位 石川遼が故障で長期離脱&結婚 復帰2戦目で優勝

石川遼は2月、腰椎の故障で米ツアーを離脱。7月の国内ツアー「日本プロ選手権 日清カップ」で復帰し、2試合目となった「RIZAP KBCオーガスタ」で優勝しました。その後出場した日本ツアーではトップ10を一度も外しませんでした。秋には公傷制度を利用して2016-17年シーズンの米ツアーにカムバック。3月にかねて交際していた一般女性と結婚したことも大きなニュースになりました。

■8位 ナイキがゴルフ事業縮小 クラブ&ボール撤退

ナイキは8月上旬、ゴルフクラブ、ボール、キャディバッグの事業から撤退することを発表しました。ゴルフ部門の業績不振が響き、今後はウエアやアパレル事業に注力。アディダスもテーラーメイドを売却する意向を発表しており、ゴルフ用品業界は大きく揺れています。ナイキと契約していたタイガー・ウッズロリー・マキロイ(北アイルランド)の動向には2017年も注目が集まります。

■9位 松山英樹と石川遼がW杯でタッグ

3年ぶりに行われた「ISPSハンダ ゴルフワールドカップ」で松山英樹石川遼が日本代表として出場。世界ランキングで日本勢最高位の松山が石川を指名し、同学年のドリームタッグが誕生しました。初めてのダブルス・ストロークマッチによる団体戦は6位で終戦。上位フィニッシュにも、優勝できなかったことへの悔しさだけが彼らの胸に残りました。

■10位 マキロイが逆転で米ツアー年間王者に

2015-16年シーズンの米ツアーはロリー・マキロイ(北アイルランド)の大逆転劇で幕を閉じました。9月の最終戦「ザ・ツアー選手権」をフェデックスカップポイントランキング6位で迎えると、最終日は4ホールにわたるプレーオフでライバルたちを撃破。みごとな逆転で年間王者に輝き、ボーナス1000万ドルを獲得しました。

関連リンク



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!