痛恨トリにうつむく渋野日向子 今季10度目の予選落ち「TOTOに向けて準備を」
◇米国女子◇ロッテ選手権 2日目(2日)◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6530yd(パー72)
予選ラウンド通過には攻め続けることが求められていた。スコアを1つ落として迎えた前半16番はフェアウェイが左右に分かれたトリッキーなパー4。左側を狙った渋野日向子の1Wショットは球を捕まえきれず、右に流れて中央のクリークに落ちた。
痛恨の一打が悪循環を呼ぶ。1罰打を加えた後の3打目がグリーン右手前のバンカーへ。脱出に2打を要し、4mのパットはカップ右を外れた。トリプルボギーに白いキャップのつばが下を向く。「ちょっと微妙なボールがその前に出ていたので、出てもおかしくない感じでした」とティショットの修正を施せなかった点を悔やんだ。
雨風を受けた初日、決勝ラウンド進出圏内の1アンダー49位でスタート。天候に恵まれたこの日は、午前中から選手たちがソフトなグリーンでバーディを量産した。
渋野は「短いのを外したり、きょうは打ち切れていない感じだった。しっかり打てればよかったんですけど、ちょっと緩んでしまう感じもあった」と18ホールでの30パットに肩を落とす。開始2ホール目の11番(パー5)で1.5mを外してボギー。12番(パー3)のバーディパットはカップイン寸前で左に曲がった。13番は4mのチャンスをショート。先週の「アーカンソー選手権」に続いてパッティングでも波に乗れなかった。
「77」で通算4オーバー。2試合ぶり、今季10回目の予選落ちで、95位の年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)の上昇は今週望めない。優先順位が高い出場資格「カテゴリー1」の80位のラインが遠い。
米女子ツアーの今季残りの出場機会は現段階で11月の「TOTOジャパンクラシック」(茨城・太平洋クラブ美野里コース)、「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」(フロリダ州ペリカンGC)に絞られる。「とりあえず、TOTOに向けて準備をするべきかなと思います」。母国のファンの前でこそ笑ってみせる。(ハワイ州エワビーチ/桂川洋一)