大阪の先輩の初優勝がうれしい山下美夢有 池ポチャボギーから挽回3連続バーディ
◇米国女子◇ロッテ選手権 2日目(2日)◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6530yd(パー72)
フェアウェイ右サイドからのセカンドショットで、山下美夢有はいつもの美しいフィニッシュを崩した。ボールが右サイドの池に力なく落ちる。ライは悪くなかったというから、珍しい。ドロップ後の4打目でグリーンをとらえたものの、2パットでボギー。「風も穏やかで、スコアは伸びると思った」という午前スタートの一日に18番(パー5)で痛いミスが出た。
これで終わらないのが世界ランキング5位の実力者でもある。ホール間の長いカート移動の後、1番(パー5)から3連続バーディを獲り返した。3ホールのバーディパットの距離はすべて2m以内と、ショットでチャンスメーク。8バーディ、3ボギーの「67」をマークして通算9アンダーとし上位で予選ラウンドを終えた。
今季2勝目を挙げた8月の「CPKC女子オープン」から、国内メジャー優勝の「ソニー日本女子プロ選手権」を含む直近4試合でトップ10を外していない。先週の「アーカンソー選手権」は初日81位と出遅れながら、8位で終えた。一時は前半にスコアを伸ばせなかった西村優菜に急接近。「パッティングがなかなか決まってくれず、3日間競技で出遅れてしまったのが(響いた)」と振り返る。
その表情は淡々としたもの。西村は同じ大阪出身の先輩で、ホールアウト後の18番グリーンですぐに祝福に加わった。「優菜ちゃんは3日間伸ばされていたので、なかなか追いつけなかった。関西でジュニアの時から一緒にプレーして、すごく仲良くさせていただいている先輩でもありますし、優勝されたことが私もすごくうれしかった」と笑顔で語る。
今週勝てば、年間ポイントランキング(レース・トゥ・CMEグローブ)でユ・ヘラン(韓国)を抜いて2位に浮上する。「トータルしてきょうはバーディをたくさん獲れましたし、その分ボギーもちょっと打ってしまった。あしたからはノーボギーでラウンドできるように」と週末へ意気込んだ。(ハワイ州エワビーチ/桂川洋一)