2026年 ドラッグストア・コスモスカップ

サンデーレッドはまだ早い? “早稲田カラー”の中野麟太朗が3位で最終日へ

2026年 ドラッグストア・コスモスカップ 3日目 中野麟太朗
中野麟太朗は早大の誇りを胸に巻き返しを図る(C)JGTOimages

◇国内男子◇ドラッグストア・コスモスカップ 3日目(3日)◇グランフィールズCC(静岡)◇7156yd(パー70)◇晴れ(観衆2442人)

えんじ色のシャツが意味するところは、中野麟太朗のバックボーンを知る人なら誰もが気付く。早大出身のルーキーは早稲田カラーを身にまとって3日目をプレーした。「日曜に着るのは恥ずかしいので。まだちょっと“サンデーレッド”は…」。赤のシャツに黒のパンツを合わせるのは、それこそゴルフファンなら知らない人はいないタイガー・ウッズの最終日の勝負ウェアだ。

コーディネートから気合をにじませた3日目は1番でつまずいた。警戒している難関1番のティショットが左へ。スタートホールでまだ身体の動きが悪く、置きにいって引っ掛けるミスが出た。木が邪魔になってレイアップを余儀なくされ、2日連続1番でボギーが先行した。

10番から出た初日も11番(パー3)、13番と2つのボギーが先に出た。「(ボギー先行は)未熟な部分もある。受け入れる気持ちを、きょうはあんまり持てていなかった」。最もやさしい5番(パー5)でもボギーをたたき、上位戦線からズルズルと後退しかけた。

7番(パー3)から2連続バーディを取り返しても試練は終わらない。折り返しの10番で3Wのティショットが右へ。大きく打ち下ろす左ドッグレッグのパー4は、ティショットのロケーションがとにかくタイト。「きょうの風なら2番アイアンでも良かったかな…」。木が邪魔になるエリアのラフまで到達した番手選択も悔やみつつ、無理に前に行こうとした2打目を木に当てて林の奥に跳ねていったシーンこそ痛恨だった。

それでも必死のダブルボギーでしのぎ、12番からの4ホールで3バーディ。14番(パー5)は残り290ydからフォローの風に乗せた3Wの2打目をグリーンに届かせ、2パットで獲った。「中盤の粘り強さだけはピカイチだったかな」とうなずく。

苦しみながら「69」にまとめて通算8アンダー。首位とは7打差ながら、3位で最終日を迎える。「セカンドショットに関しては、かなりピンを狙えている部分がある。この風の中でちゃんとバーディを獲れるショット力があったのは、あしたもどんどん行っていいんだと感じる」。経験を重ね、上位争いを繰り返していけば、えんじ色のシャツで最終日の優勝争いを制する夢の瞬間にも近づいていくはずだ。(静岡県三島市/亀山泰宏)

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