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2016年 ザ・バークレイズ
期間:08/25〜08/28 ベスページ州立公園ブラックコース(ニューヨーク州)

松山英樹が指名 石川遼とタッグでW杯へ「日本ゴルフに貢献」

11月24日にオーストラリアのキングストンヒースGCで開幕するゴルフの国・地域別対抗戦「ワールドカップ」に、日本代表選手として松山英樹石川遼がエントリーした。ともに米ツアーを主戦場とする同学年のスタープレーヤー。大きな注目と期待を集めるタッグになりそうだ。

各チーム2人の代表選手は、8月1日時点での各国世界ランキング最上位選手(辞退の場合は繰り下がり)が、パートナーを指名する。日本勢最上位の松山が、最初に挙げたのが石川の名前に他ならなかった。

プロ1年目、日本ツアーの賞金王となった2013年の秋に米ツアーに進出した松山にとっては、石川は主戦場での時間を共有してきた数少ない日本人選手。今大会は4日間を通じて、ダブルスによる団体戦を実施。初日と3日目はフォーサム(1つのボールを交互に打ったスコアを記録)、2日目と最終日はフォーボール(それぞれのボールをプレーし、ペアで良い方のスコアを記録)形式が採用される。気心知れた仲で、練習を通じ、互いのプレーを把握していることはダブルスにおいて強みになる。

また、他の日本人上位選手を指名した場合は、同時期にシーズン終盤の賞金王争いが佳境となる可能性があるため、負担となる恐れもあった。

松山のオファーを受け、石川は慎重に考えを重ねて出場を決めた。腰痛で2月から米ツアーから一時離脱し、7月の国内ツアー「日本プロ選手権 日清カップ」で復帰したばかり。今週の「RIZAP KBCオーガスタ」が2戦目で、ゴルフが手探りの状態であることは否めない。最新世界ランキングでは日本勢9番手の197位まで低迷している。

それでも松山は「僕は気にしていない。彼が普通通りにやってくれれば、いいチームになると思う」と石川の地力を信頼。「(本戦までに)状態がどのくらいまで回復してくれるか分からないけれど、すごく楽しみです」と連携に自信をのぞかせた。

また、同週には高知県で国内男子ツアー「カシオワールドオープン」が開催され、カシオ計算機と所属契約を結ぶ石川は例年、大会のホストプロを務めてきた。同社は既に、今年の大会ポスターに石川を起用するなど準備を進めていたが、世界に羽ばたいた2人の決断を受け入れ、ビッグイベントに送り出したとみられる。

松山が石川とのコンビを結成して出場を決めたのは、米国でプレーしながらも、日本の男子ゴルファーの一人としての責務から。「遼とは同級生ということもあって、日本のゴルフに何か貢献できないかと思った。チーム戦なので、国を背負うという実感もある」と、明るい話題を提供したい気持ちがある。

「パートナーと頑張ります。目標?勝ちたくなくて、出るわけないでしょう」と松山。ワールドカップでは1957年(霞ヶ関CC)に中村寅吉と小野光一が、2002年(メキシコ)には伊澤利光丸山茂樹が優勝。新世代スターの2人は、日本代表としてのベストパフォーマンスを目標にそれぞれ準備を進めていく。(編集部/桂川洋一)

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