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石川遼53位に後退に全米OP出場危機/男子ランキング

◎ワールドランキング(2011年度第20週)

プロナンバーワンを決める「日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯」でツアー初勝利を挙げた河井博大は世界ランキングポイント22点を獲得。前週433位だった河井は230ポジション上昇を果たし最新ランクは自己ベストとなる203位となっている。日本人として最上位の石川遼は12位タイに入り世界ランキングポイントを加算するものの点数は2.34ポイントのみ。石川は前週比3ランクダウンとなり53位と順位を下げている。池田勇太は5位タイの4.84点を加えて今週は2ランクアップの61位。藤田寛之は前週と同じ67位をキープしている。

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6月16-19日に開催される全米オープンには藤田寛之が昨年の日本ツアー賞金ランク2位の資格で出場権を得ている。その他の選手は5月23日付と6月13日付の世界ランクで50位以内の順位になると出場権を自動的に獲得する。また5月23日茨城GC(西コース)で最終予選会に参加して出場権を得ることもできる。石川遼は最終予選会へのエントリーはしていないので5月23日付と6月13日付どちらかで世界ランク50位に入ることが全米オープン出場への道となる。

USPGAツアーのナンバーワンを決める「ザ・プレーヤーズ」、今年は世界ナンバーワンのリー・ウェストウッドや6位のロリー・マキロイが欠場となっていたが世界の強豪が集まる注目の試合だった。4大メジャー競技は優勝者に世界ランキングポイント100点が与えられるが「プレーヤーズ」では高得点となる80点が用意されていた。プレーオフの末、優勝を飾ったチェ・キョンジュ(韓国)は前週の34位から15位まで順位を上げている。優勝すれば世界ランク1位になることができたルーク・ドナルドは3打足りず4位タイフィニッシュ。ドナルドはカイマーを抜いて世界ランク2位に上がっている。世界ナンバーワンはリー・ウェストウッド。初日9ホールで途中棄権をしたタイガー・ウッズは前週と同じ8位をキープしている。しかしウッズは今後の出場予定が未定の為、これまでの獲得したポイントが減っていくので今後は更に順位が下がると予想されている。

選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/リー・ウェストウッド(イングランド)/出場せずオープンウィーク/変動なし
2位/ルーク・ドナルド(イングランド)/プレーヤースチャンピオンシップ4位/1ランクアップ
3位/マーティン・カイマー(ドイツ)/プレーヤースチャンピオンシップ19位/1ランクダウン
4位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/プレーヤースチャンピオンシップ33位/変動なし
5位/グレーム・マクドウェル(北アイルランド)/プレーヤースチャンピオンシップ33位/変動なし
6位/ロリー・マキロイ(北アイルランド)/出場せずオープンウィーク/変動なし
7位/スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/プレーヤースチャンピオンシップ12位/2ランクアップ
8位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/プレーヤースチャンピオンシップ第1ラウンド途中棄権/変動なし
9位/ポール・ケーシー(イングランド)/プレーヤースチャンピオンシップ予選落ち/2ランクダウン
10位/マット・クーチャー(アメリカ)/プレーヤースチャンピオンシップ54位/変動なし

15位/チェ・キョンジュ(韓国)/プレーヤースチャンピオンシップ優勝/19ランクアップ

★主な日本人選手は以下の通り
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
石川遼/日本プロゴルフ選手権12位/53位(3ランクダウン)
池田勇太/日本プロゴルフ選手権5位/61位(2ランクアップ)
藤田寛之/日本プロゴルフ選手権7位/67位(変動なし)
平塚哲二/日本プロゴルフ選手権12位/86位(2ランクアップ)
谷口徹/日本プロゴルフ選手権棄権/89位(4ランクダウン)
松村道央/日本プロゴルフ選手権3位/104位(7ランクアップ)
薗田峻輔/日本プロゴルフ選手権41位/125位(7ランクダウン)
片山晋呉/日本プロゴルフ選手権19位/132位(7ランクダウン)
高山忠洋/日本プロゴルフ選手権19位/139位(5ランクダウン)
宮本勝昌/日本プロゴルフ選手権55位/154位(12ランクダウン)
小田孔明/日本プロゴルフ選手権10位/166位(6ランクアップ)
兼本貴司/日本プロゴルフ選手権41位/177位(11ランクダウン)
近藤共弘/日本プロゴルフ選手権予選落ち/195位(7ランクダウン)
丸山茂樹/日本プロゴルフ選手権棄権/196位(6ランクダウン)
丸山大輔/日本プロゴルフ選手権7位/198位(4ランクアップ)
河井博大/日本プロゴルフ選手権優勝/203位(230ランクアップ)
久保谷健一/日本プロゴルフ選手権予選落ち/223位(6ランクダウン)
今田竜二/プレーヤースチャンピオンシップ予選落ち/224位(5ランクダウン)

◎USPGAツアー賞金ランキング(賞金ランク対象45試合中21試合終了)

USPGAツアーのフラッグシップイベントとなる「プレーヤースチャンピオンシップ」は賞金総額950万ドル(約7億6000万円)という高額大会。通算13アンダーでフィニッシュ、プレーオフでデビット・トムズを下し優勝を挙げたチェ・キョンジュ(韓国)は優勝賞金171万ドルを獲得。前週はランク31位だったチェは一気にランク3位まで順位を上げている。

賞金ランクトップを独走するのは今シーズン世界ゴルフ選手権(WGC)アクセンチュアマッチプレーで優勝したルーク・ドナルド(イングランド)。ドナルドは参戦8試合で7試合がトップ10、既に334万ドルを稼いでいる。今田竜二は予選通過ラインのイーブンパーに1打足りずに予選落ち。今シーズンは13試合に参戦、予選通過は6試合のみとなる今田のベストフィニッシュはアリゾナで行われた「ウエストマネージメントフェニックスオープン」の13位。今田は今週テキサス州で開催となる「クラウンプラザコロニアルインビテーショナル」に出場予定。4月のバレロテキサスオープン以来の6週間連続出場となる今田の活躍に期待したい。

ランク/選手名/試合数(優勝数)/賞金額/前週比

1位/ルーク・ドナルド(イングランド)/8試合(1勝)/3,344,867ドル/変動なし
2位/バッバ・ワトソン(アメリカ)/12試合(2勝)/2,948,790ドル/変動なし
3位/チェ・キョンジュ(韓国)/11試合(1勝)/2,915,049ドル/28ランクアップ
4位/ニック・ワトニー(アメリカ)/10試合(1勝)/2,791,733ドル/変動なし
5位/マーク・ウィルソン(アメリカ)/13試合(2勝)/2,482,885ドル/2ランクダウン
6位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/11試合(1勝)/2,362,152ドル/1ランクダウン
7位/アーロン・バデリー(オーストラリア)/12試合(1勝)/2,265,691ドル/4ランクアップ
8位/マーティン・レアード(スコットランド)/12試合(1勝)/2,177,563ドル/2ランクダウン
9位/ジョナサン・バード(アメリカ)/12試合(1勝)/2,142,248ドル/2ランクダウン
10位/ローリー・サバティーニ(南アフリカ)/14試合(1勝)/2,082,644ドル/変動なし

72位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/6試合/571,363ドル/3ランクダウン
135位/今田竜二/13試合/231,615ドル/3ランクダウン
153位/丸山茂樹/2試合/177,375ドル/1ランクダウン

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