五輪出場に意欲を見せる成田美寿々が出場権獲得圏にあと一歩まで迫った

マスターズウィークだった前週は米国女子ツアーや欧州女子ツアーの試合開催はなく、世界ランキング対象試合は国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」と韓国女子ツアー「ロッテマートレディスオープン」の2試合だった。

「スタジオアリス女子オープン」では成田美寿々が最終日に6連続バーディを含む「64」で逆転優勝。世界ランクポイント16.5点を獲得した成田は前週64位から57位に浮上した。日本人選手としては大山志保（54位）、横峯さくら（56位）に次ぐ3番手。来年7月11日付の世界ランキングで日本人上位2人（世界ランク15位以内だと最大4人まで出場可能）がリオデジャネイロオリンピックの代表資格を得る。

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2打差の単独2位フィニッシュだった藤田光里はランクポイント9.9点を加算。前週比37ランクアップの114位と順位を上げ、5ランクダウンの宮里藍（117位）を抜いた。また好調で安定感が光る菊地絵理香は今シーズン4度目のトップ10フィニッシュとなる3位で世界100位にランクイン。開幕戦前の世界131位からじわじわと上昇を果たして自己ベストを更新し、2ケタランクまであと一歩と迫った。

世界ランク上位トップ10では、前週「ANA インスピレーション」で優勝したブリタニー・リンシコムが、スーザン・ペターセンを抜いて6位にランクアップ。17歳のリディア・コーは11週連続で1位の座を守った。

最新ランク／名前（国）／前週比
1位／リディア・コー（ニュージーランド）／変動なし
2位／ステーシー・ルイス（アメリカ）／変動なし
3位／朴仁妃（韓国）／変動なし
4位／キム・ヒョージュ（韓国）／変動なし
5位／フォン・シャンシャン（中国）／変動なし
6位／ブリタニー・リンシコム（アメリカ）／1ランクアップ
7位／スーザン・ペターセン（ノルウェー）／1ランクダウン
8位／リュー・ソヨン（韓国）／変動なし
9位／ミッシェル・ウィ（アメリカ）／変動なし
10位／レクシー・トンプソン（アメリカ）／変動なし

★以下主な日本人選手
最新ランク／名前（国）／前週比
54位／大山志保／2ランクダウン
56位／横峯さくら／1ランクダウン
57位／成田美寿々／7ランクアップ
58位／鈴木愛／1ランクアップ
62位／上田桃子／変動なし
75位／森田理香子／変動なし
76位／渡邉彩香／1ランクアップ
80位／原江里菜／2ランクアップ
81位／宮里美香／1ランクダウン
82位／酒井美紀／1ランクダウン
87位／香妻琴乃／4ランクダウン
93位／野村敏京／2ランクダウン
95位／笠りつ子／変動なし
99位／吉田弓美子／1ランクダウン
100位／菊地絵理香／7ランクアップ
102位／一ノ瀬優希／3ランクダウン
106位／穴井詩／変動なし
110位／藤本麻子／1ランクダウン
114位／藤田光里／37ランクアップ
117位／宮里藍／5ランクダウン
120位／前田陽子／41ランクアップ
132位／藤田幸希／2ランクダウン
138位／飯島茜／5ランクアップ
139位／表純子／4ランクダウン
148位／上原彩子／2ランクダウン
167位／不動裕理／1ランクダウン
171位／比嘉真美子／3ランクダウン
175位／木戸愛／10ランクアップ
177位／馬場ゆかり／2ランクダウン
179位／福田真未／9ランクアップ
183位／北田瑠衣／4ランクダウン
186位／大江香織／2ランクダウン
187位／佐伯三貴／11ランクダウン
190位／葭葉ルミ／1ランクアップ
196位／森田遥／3ランクダウン