「恐れを知らない男」松山英樹のプレジデンツカップ戦記
2013年 プレジデンツカップ
期間:10/03〜10/06 場所:Muirfield Village Golf Club
松山英樹の活躍は?世界選抜が米国選抜に立ち向かう!
10月3日(木)から6日(日)までの4日間、米国オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで、世界選抜対米国選抜のチーム戦「プレジデンツカップ」が開催される。両チーム12名ずつの精鋭が集い、2年に1度行われているビックイベント。これまでの戦績は、米国選抜が7勝1敗1分と大きくリードしており、引き分けを挟んで5連勝中だ。
今年の注目はなんといっても松山英樹のプレーだろう。プロ転向した今年、国内で3勝を挙げる一方で、海外メジャー大会でも2度のトップ10入りを果たしている。来季の米ツアー参戦を見据え、世界の強豪との戦いぶり、そしてチームメートとの連携に注目だ。
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アジア人として初めて世界選抜の副キャプテンに任命された丸山茂樹の存在も忘れてはならない。世界選抜が唯一勝利を飾った98年大会では、5戦全勝で大会MVPに輝いた実績を誇る。チームのムードメーカーとして、そして松山のサポート役として大きな役割を担っている。
一方の米国選抜は、「ライダーカップ」も戦っているだけに経験では数段上を行っている。タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンらはもちろんのこと、今年は20歳の新星、ジョーダン・スピースの活躍にも期待が集まる。昨年12月にプロ転向すると、7月の「ジョンディアクラシック」でPGAツアー初優勝。最終的にはフェデックスカップランキングで7位へと食い込んだスピースが、米国選抜にフレッシュな風を吹き込むことだろう。
競技は4日間で行われ、初日はフォアボール6試合、2日目はフォアサム6試合、3日目はフォアボール5試合とフォアサム5試合、そして最終日にシングルス12試合が行われ、合計34ポイントを奪い合う。勝ちは1点、引き分けは0.5点、負けは0点がチームの得点となる仕組みだ。
【世界選抜】キャプテン:ニック・プライス(ジンバブエ)
アダム・スコット(豪)、ジェイソン・デイ(豪)、チャール・シュワルツェル(南アフリカ)、アーニー・エルス(南アフリカ)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、松山英樹、ブランデン・グレース(南アフリカ)、グラハム・デリュー(カナダ)、リチャード・スターン(南アフリカ)、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、マーク・レイシュマン(オーストラリア)、ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)
【米国選抜】キャプテン:フレッド・カプルス
タイガー・ウッズ、ブラント・スネデカー、フィル・ミケルソン、マット・クーチャー、ジェイソン・ダフナー、キーガン・ブラッドリー、スティーブ・ストリッカー、ビル・ハース、ハンター・メイハン、ザック・ジョンソン、ウェブ・シンプソン、ジョーダン・スピース