ライダーカップ/米国チームは練習開始!欧州チームはVIP待遇で到着
2004年 ライダーカップ
期間:09/17〜09/19 場所:オークランドヒルCC(ミシガン州)
意地と意地とのぶつかり合い!ライダーカップが始まる
第35回「ライダーカップ」が、9月17日(金)から19日(日)までの3日間、ミシガン州のブルームフィールドヒルズにあるオークランドヒルズカントリークラブ(7,077ヤード パー70)で開催される。ライダーカップは、米国と英国のプロたちの親睦を深めるフレンドリーマッチとして1927年に始まった歴史ある大会。当時はアメリカのプロゴルファーにとって、チームに選抜されることは全米オープン優勝に次いで名誉のあることとされた。
賞金の出ない大会ながら、国の威信と名誉をかけて戦う選手たちの真剣なプレーに圧倒されること間違いなし。ゴルフは個人競技のイメージが強いが、チーム戦を見ることで新たなゴルフの楽しさを発見するだろう。
<< 下に続く >>
ライダーカップ奪還に燃える米国チーム。タイガー・ウッズは先日ワールドランキング1位から陥落してしまったが、今年2月「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」で優勝するなどマッチプレーには強い。エースのタイガー・ウッズを軸に“無冠の帝王”の汚名を払拭したフィル・ミケルソン、今年怪我から復帰のジム・フューリック、デビッド・トムズなどが名を連ねている。
一方、ディフェンディングチャンピオンの欧州チーム。ライダーカップに強いセルヒオ・ガルシアをはじめ、ワールドランキングの上位をキープしているパドレイグ・ハリントン、今年から米ツアーに参戦しているダレン・クラーク、今季4勝を挙げているミゲル・アンヘル・ヒメネスなど強豪勢がひしめく。若手で勢いのあるイアン・ポールターとルーク・ドナルド、ベテランのコリン・モンゴメリーを加え、バランスの取れたチームに仕上がった。
前回はイーブンで迎えた最終日に、欧州チームがエース格を序盤に投入する作戦で見事勝利を収めた。今年はどんなドラマが待っているのか。