ウッズとクーチャー、勝利へのダンスを披露
2013年 プレジデンツカップ
期間:10/03〜10/06 場所:Muirfield Village Golf Club
両軍を支えた リスと恵みの雨
By PGATOUR.COM wire reports
タイガー・ウッズは、彼の肩に乗った小さなリスと共に、カートの中で座っていた。ルイ・ウーストハイゼンとチャール・シュワルツェルは最初のティに向かうとき、ひどい髪型のカツラを被っていた。54歳の誕生日を迎えたフレッド・カプルスは、敵軍の主将からカップケーキのプレゼントをもらった。
「プレジデンツカップ」初日は、ここミュアフィールドでの木曜日らしからぬ一日だった。
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もっとも、スコアはミュアフィールドそのものだったのではあるが。
フォアボール形式で競われた6時間に及ぶ戦いでは、102個のバーディ、2つのイーグルが生まれ、そして「サミー」と名付けられたリスが新たなセレブとして脚光を浴びた。そして、米国選抜が4大会連続でオープニングセッションを勝利で飾る好スタートを切った。
米国選抜は、最終マッチでスティーブ・ストリッカーがバンカーからパーセーブし、チームに3&2のリードをもたらしたこと。世界選抜は、松山英樹が勝負強いプレーを見せ、ルイ・ウーストハイゼンとチャール・シュワルツェルの南アフリカ出身デュオが活躍し、そして全てのマッチでラウンド後半に勢いあるプレーを見せた。
「我々は気持ちが入っていたよ」とアダム・スコット。「それを全面に出そうと思ったんだ」。
アーニー・エルスは17番に来るまでバーティを奪えなかったが、ここで12フィートを沈めるバーディを奪い、勝負の行方を最終ホールに持ち込んだ。そして米国の20歳、ジョーダン・スピースはドライバーでのティショットを池に落とし、ストリッカーがアプローチショットをバンカーに打ち込むと、世界選抜がこのホールで勝利を収めるかと思われた。しかし、ストリッカーがバンカーから3フィートの位置に付けるナイスショットを見せると、デ・ヨングは18フィートのバーディパットを外し、ワイルドな一日が終わった。
「ストリッカー以外の選手に、あんなアップダウンの激しいゴルフをしてもらいたくはないね。すごいマッチだった」とスピース。「全く信じられないよ」。
ハイライトはそれだけでなかった。
スコットは15番でイーグルを決め、そして続くホールでは松山が10フィートのバーディパットを沈め、ビル・ハース&ウェブ・シンプソン組とのマッチを引き分けに持ち込んだ。ハースが18フィートのバーディパットを決めた時点で米国選抜は1アップとしたが、日本が誇る21歳のスターは最終18番で、168ヤード地点から放った8番アイアンのセカンドショットをホールから2フィートにつけてバーディを奪い、このマッチを引き分けに持ち込んだ。
「数え切れないほど、たくさんのバーディが出たね」とカプルスは話した。