石川遼、マスターズ出場決定に「ありがたく、うれしい」
タイガーが「FedEx Cup」ランクトップに!/男子各種ランキング
「FedEx Cup」プレーオフ第3戦「BMW選手権」の会場はシカゴ。この試合は、前週ボストン開催のプレーオフ2戦目で決定した、ポイントランキング70位までの選手だけで行われた(フィル・ミケルソンらが欠場で66名がプレー)。コッグヒルG&CCを得意としているタイガー・ウッズが最終日に8バーディー、ノーボギーという猛チャージを見せ、通算22アンダーで逆転優勝を飾った。2打差の2位にはアーロン・バデリー、3位はプレーオフ1戦目で優勝しているスティーブ・ストリッカーとなっている。タイガーは優勝賞金126万ドルを加え、今シーズンの獲得賞金は960万ドル(約10億9000万円)を突破している。
日本人で唯一参戦していた今田竜二は、通算6アンダーで25位。賞金54,600ドルを加えた今田は賞金ランキングで59位となっている。シーズン終了時に賞金40位以内に入ることができれば、来季の「マスターズ」出場権を得ることになる。「マスターズ」が行われるジョージア州のジョージア大学に通っていた今田は、まだ「マスターズ」に出場したことはない。
主な選手の賞金ランキング
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賞金ランキング/選手名/獲得額/前週比
1位/タイガー・ウッズ/9,607,052ドル/変動なし
2位/フィル・ミケルソン/5,685,588ドル/変動なし
3位/スティーブ・ストリッカー/4,523,077ドル/3ランクアップ
4位/ビジェイ・シン/4,497,376ドル/1ランクダウン
5位/崔京周/4,457,659ドル/1ランクダウン
6位/ロリー・サバティーニ/4,345,640ドル/1ランクダウン
7位/ジム・フューリック/3,986,746ドル/変動なし
8位/セルヒオ・ガルシア/3,385,185ドル/1ランクアップ
9位/アーロン・バデリー/3,317,919ドル/7ランクアップ
10位/ザック・ジョンソン/3,302,838ドル/2ランクダウン
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59位/今田竜二/1,285,993ドル/2ランクアップ
◎FedExプレーオフ ランキング(残り1試合)
「FedEx Cup」はプレーオフ4試合のうち3試合が終了。初戦を欠場しながらも2戦目で2位タイ、3試合目で優勝を飾ったタイガー・ウッズが、3戦目を欠場していたフィル・ミケルソンとスティーブ・ストリッカーを抜きポイントレーストップに上がっている。ミケルソンは2ランクダウンの3位に後退。
最終戦の「ザ・ツアー選手権」を前に「FedEx Cup」を獲得するチャンスを残している選手は上位5人となっている。タイガー・ウッズとスティーブ・ストリッカーのどちらかが、「ザ・ツアー選手権」で優勝すれば無条件で「FedEx Cup」チャンピオンに輝くことになる。ミケルソンがカップを手にするには、「ザ・ツアー選手権」で優勝することとタイガーが3位以下の成績になること。他に4位のロリー・サバティーニと崔京周も、僅かだが可能性を残している。
今田竜二は「BMW選手権」で25位フィニッシュとなったが、ポイントランキングは変動なく54位のまま。「ザ・ツアー選手権」に進める30位までの条件をクリアできなかった。
FedEx Cupポイントランキング
順位/選手名/獲得ポイント/前週比
1位/タイガー・ウッズ/112,733ポイント/2ランクアップ
2位/スティーブ・ストリッカー/109,600ポイント/変動なし
3位/フィル・ミケルソン/108,613ポイント/2ランクダウン
4位/ロリー・サバティーニ/103,588ポイント/1ランクアップ
5位/崔京周/103,100ポイント/1ランクダウン
6位/アーロン・バデリー/102,800ポイント/5ランクアップ
7位/アダム・スコット/100,227ポイント/2ランクアップ
8位/ジム・フューリック/99,838ポイント/1ランクダウン
9位/ビジェイ・シン/99,214ポイント/3ランクダウン
10位/セルヒオ・ガルシア/98,277ポイント/6ランクアップ
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54位/今田竜二/92,442ポイント/変動なし
(「ザ・ツアー選手権」のポイント配分例: 優勝10,300ポイント、2位6200ポイント、3位3900ポイント・・・)
◎ワールドランキング
シカゴ開催となった「BMW選手権」の最終日で「63」を記録し、見事な逆転優勝を果たしたタイガー・ウッズは世界ランキングポイント68点を獲得。ランク2位のフィル・ミケルソンは「BMW選手権」を欠場していたため、1位と2位の差は平均ポイントで13.91という大差になっている。上位では、このところ調子を少し落としているビジェイ・シンが10位から12位になり、トップ10から外れている。代わってトップ10には、南アフリカのロリー・サバティーニが入っている。
日本ツアー「サントリーオープン」で2週間連続優勝とした谷原秀人は、25ランクアップの81位となっている。谷原はこの2週間で133位→106位→81位と急上昇中。もう一人好調なのは谷口徹。「サントリーオープン」で2位フィニッシュとなった谷口は、世界ランキングで8ランクアップの58位。片山晋呉を抜いて日本人選手最高順位となっている。
ワールドランキングトップ10
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/タイガー・ウッズ/BMW選手権 優勝/変動なし
2位/フィル・ミケルソン/出場せず オープンウィーク/変動なし
3位/ジム・フューリック/BMW選手権 14位/変動なし
4位/アーニー・エルス/BMW選手権 18位/変動なし
5位/スティーブ・ストリッカー/BMW選手権 3位/変動なし
6位/アダム・スコット/BMW選手権 4位/6位変動なし
7位/パドレイグ・ハリントン/出場せず オープンウィーク/変動なし
8位/崔京周/BMW選手権 38位/1ランクアップ
9位/ジェフ・オギルビー/BMW選手権 61位/1ランクダウン
10位/ロリー・サバティーニ/BMW選手権 10位/1ランクアップ
主な日本人選手は以下の通り
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
谷口徹/サントリーオープン 2位/58位(8ランクアップ)
片山晋呉/サントリーオープン 45位/63位(6ランクダウン)
谷原秀人/サントリーオープン 優勝/81位(25ランクアップ)
今田竜二/BMW選手権 25位/147位(11ランクアップ)
宮本勝昌/サントリーオープン 64位/148位(5ランクダウン)
以下主な選手
丸山茂樹/サントリーオープン 13位/255位(2ランクアップ)
宮里優作/サントリーオープン 予選落ち/258位(5ランクダウン)
丸山大輔/サントリーオープン 9位/298位(14ランクアップ)
石川遼(アマチュア)/出場せず /421位(5ランクダウン)