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GDO編集部が選ぶ 2013年国内女子ツアー10大ニュース

ツアー開幕戦を制した森田理香子がそのままツアーを牽引し続け、終盤戦では猛追する横峯さくらとの僅差の女王争いが大きくフォーカスされた2013年シーズン。その間にも、次世代を担う若手の躍進、再起を誓う中堅勢の復活など、数々のドラマも生まれました。

今シーズンGDOが配信した全ての記事をもとに、編集部が2013年国内女子ツアーの10大ニュースを選出。シーズン最終戦まで息詰まる熱戦が展開された1年を振り返ります。

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■ ■■第1位■■■

日本人では4年ぶり 森田理香子が初の女王戴冠

4年ぶりに女王決着の舞台となったツアー最終戦で、23歳の森田理香子横峯さくらを約130万円差で振り切り、初の女王戴冠を決めました。日本人では4年ぶり。23歳327日での達成は、2009年の横峯(23歳351日)を抜いて歴代4番目の年少記録となります。開幕戦を含め、シーズン4勝を挙げるなど一気に大ブレイク。人気と実力を兼ね備えた若き新女王の誕生は、新時代の到来を予感させてくれました。

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■ ■■第2位■■■

横峯さくらが92試合連続予選通過 ツアー記録を更新>

横峯さくらが5月「サイバーエージェントレディス」で92試合連続予選突破を果たし、ツアー記録を保持していた不動裕理(91試合)を抜いて新記録を樹立しました。3ヶ月後の「NEC軽井沢72ゴルフ」で予選落ちを喫し、連続記録は残念ながら101試合でストップしましたが、女子ゴルフ界に偉大な金字塔を打ち立てました。

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■ ■■第3位■■■

未勝利→シーズン4勝 横峯さくら“復活”の女王争い

昨年は7シーズンぶりに未勝利に終わった横峯さくらが今季4勝を重ね、09年以来となる女王タイトル奪還まであと1歩まで迫る“復活”を果たしました。前半戦こそ惜敗が続いたものの、5月「サイバーエージェントレディス」でおよそ2年ぶりの優勝。後半戦から一気に加速し、9月から3勝を挙げるスパートで一時は女王争いでもトップに躍り出ました。女王の座は僅差で森田理香子に譲りましたが、「充実した1年でした」と笑顔のシーズンフィニッシュとなりました。

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■ ■■第4位■■■

<若手が躍進! 比嘉真美子堀奈津佳がツアー初V&シーズン2勝>
昨年のプロテストに合格した比嘉真美子と一昨年合格の堀奈津佳が、ともにツアー初優勝、さらにシーズン2勝目を飾りました。賞金ランキングでもそれぞれ8位、10位とトップ10入り。比嘉は、初の海外メジャー参戦となった8月「全英リコー女子オープン」で7位タイに入るなど、海外の大舞台でも強心臓ぶりを発揮してくれました。

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■ ■■第5位■■■

宮里美香が2度目の「日本女子OP」制覇 最終18番でスーパーパット

2位に5打差の首位独走で「日本女子オープン」最終日を迎えた宮里美香が、苦しみながらも2010年以来となる大会2勝目を飾りました。首位タイに並ばれて迎えた最終18番。グリーン奥6メートルから静かに押し出された下りのバーディパットはゆっくりとラインを辿り、カップに吸い込まれる劇的バーディ。どんなにアドバンテージがあっても勝負の行方はわからない怖さと面白さ、ゴルフの醍醐味を堪能させてくれた最終日でした。

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■ ■■第6位■■■

大山志保がぶっちぎり! 地元・宮崎で2シーズンぶりの復活V

近年は繰り返しケガに泣かされてきた大山志保が、地元宮崎で開催された今季最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制し、2シーズンぶりの優勝を手にしました。われわれ報道陣も、これまで何度もケガに見舞われ、乗り越えてきた大山の不屈の精神を垣間見てきただけに、「これ以上の幸せはありません」と話す笑顔を見て感慨深いものがありましたね。

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■ ■■第7位■■■

崖っぷちから・・・上田桃子が滑り込みでシード復帰

昨シーズンは国内ツアーシードを初めて喪失。米国ツアーだけに専念となった今シーズンはしかし、賞金ランキング88位に終わり来季シード獲得はなりませんでした。残る国内シードも限られた試合数では浮上は厳しく、自身最終戦「エリエールレディス」を前に同55位。3週間前には肋軟骨を折る不運も追い打ちをかけましたが、土壇場の一戦で3位タイに入りって同47位に浮上、滑り込みでシード復帰を決めました。今年度末の米国ツアーQTは受けず、来季は日本ツアーに主軸を置く構え。崖っぷちから生還した2007年賞金女王の“逆襲”が楽しみです。

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■ ■■第8位■■■

ミーティング委員長がプレーでも牽引! 吉田弓美子がシーズン3勝

協会と選手の橋渡しをするミーティング委員長に今年就任した吉田弓美子がシーズン3勝、キャリアハイとなる賞金ランキング5位と躍進しました。定期ミーティングやイベントへの出席など、ゴルフ以外の業務に数多く加わる多忙の中で、プレーヤーとしてもしっかりツアーを牽引。シーズン最終戦を終えて「やりきりました」と涙を流していた姿が、とても印象的でした。

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■ ■■第9位■■■

36歳 茂木宏美が産休へ

今季メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で自身初のメジャータイトルを手にした茂木宏美が、10月「日本女子オープン」を最後に産休に入りました。8月に妊娠4ヶ月であることを発表。その後も、すくすくと成長を続けるお腹の子供とともにプレーを続けていました。出産予定日は来年の2月。ツアー復帰は6月ごろの見込みです。

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■ ■■第10位■■■

独走から一転・・・宮里藍、第二の地元でまさかのV逸

高校時代を過ごした“第二の故郷”で開催の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で今季国内ツアー初戦を迎えた宮里藍が、最終日の14番を終え、4打差リードで単独首位を快走。大会3勝目は盤石なものと思われましたが、15番でダブルボギー、さらに17番でボギーを叩き、イ・ナリにまさかの逆転負けを喫しました。終盤、別人のように崩れてしまった原因として宮里が挙げたのは・・・。

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