2026年 日本女子オープンゴルフ選手権

申ジエとの一騎打ちに惜敗した桑木志帆「気持ちが足りなかったかな」

2026年 日本女子オープンゴルフ選手権 最終日 桑木志帆
申ジエとの激闘に敗れた桑木志帆

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 最終日(4日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇雨(観衆8539人)

淡々とした口ぶりで桑木志帆は必死に感情を押し殺した。「しびれることはそんなになかったんですが…」。18番ホールでのプレーオフ3ホール目。申ジエ(韓国)にバーディを奪われた。自分は下り4.2mのバーディパットを打ち切れなかった。「雨で寒くて。グリーンが重くなっていたこともあるし、下りにつけていたので」。降り続く秋雨に迫る暗闇。日没15分前の午後5時25分に勝負は決した。

申を2打リードして入ったレギュラーラウンド、フロントナインは完璧だった。2番(パー3)で2mを決められたら、1.8mを入れ返す。420ydの3番はティショットを左に曲げたが、2打目を手堅く花道に運び、2.5mを入れてパーセーブ。8番(パー3)でバーディを奪った直後の9番はガードバンカーから2.5mにつけてねじ込むパーセーブで、リードを3打差に広げて折り返した。

ところが、バックナインはパープレーと伸ばせず、プレーオフに持ち込まれた。国内メジャー4冠と永久シード獲得に燃える申の執念を感じた。「悔しいです。ジエさんがすごくいいプレーをしていたし…。私も力は出せたと思うけど、80%ぐらい。後は気持ちが足りなかったかな」と振り返る。

2026年 日本女子オープンゴルフ選手権 最終日 桑木志帆
悔しさをこらえて勝者を称えた

メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を制し、日本ツアーで自己シーズン最多を更新する4勝を重ね、年間ポイントランキング1位を独走する。ただ、初の2週連続優勝と国内メジャー2冠のかかった大一番で、あと一歩及ばなかった。勝者の申をして「弱さが見えない。だから強いと思う」と評された23歳は「久しぶりに悔しい思いをしたので、また強くなれるんじゃないかなと思っています」と再出発を誓った。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)

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