9連続バーディでヴィースベルガーが首位浮上 川村昌弘は決勝Rへ
2017年 メイバンク選手権マレーシア
期間:02/09〜02/12 場所:サウジャナG&CC(マレーシア)
「63」のウォーレンがマレーシアで首位発進
「メイバンク選手権マレーシア」初日は、早い時間帯の良好なコンディションを味方につけたマーク・ウォーレンが見事「63」をマークし、単独首位に躍り出る展開となった。
初日を3組目でスタートしたスコットランドのウォーレンは、風が出始める前の前半を「30」で回ると、後半を「33」とし、9アンダーとして2打差の首位に立った。2位にはタイのティーンエイジャー、パチャラ・コンワットマイがつけており、それを1打差で「マスターズ」王者のダニー・ウィレット(イギリス)、米国のピーター・ユーライン、地元で人気のアリエ・イラワン(マレーシア)、豪州のサム・ブラゼル、ドイツのマルセル・シーム、そしてインドのガガンジート・ブラーが追っている。
<< 下に続く >>
昨季、途中まではシード権喪失もあり得るほど低迷したウォーレンだったが、5位に入った「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」を皮切りに、シーズン後半は見事なパフォーマンスを見せた。ウォーレンは、先週の「オメガドバイデザートクラシック」は予選落ちを喫するも、サウジャナG&CCでは首位スタートと、見事バウンスバックを果たした。
「見ての通り今日は良かったよ。風が出る前の早い時間帯の良いティタイムだったね」とウォーレン。「出だし9ホールで6アンダーと、とても良いスタートが切れた。バックナインでは風が出始めたので、ソリッドさを保ち、グリーンをとらえるよう心がけたよ。明日も同じ感じでプレーしたいね。今日はアイアンの調子が良かった。ここのところ、バーディはたくさん奪えているのだけど、ミスも多かったからね。ボギーなしで終えることができて良かった」。
「先週は2日間で11個のバーディを奪いながらも予選落ちだったから、ポジティブな面をそのまま継続できるかどうかの問題だったんだ。バーディを奪った上で、緩んだ部分をなくしたかったのだけど、今日はそれが上手くいったね」。スタートから波に乗ったウォーレンは、1番でバーディを奪うと、3番(パー5)、4番、6番とバーディを奪い、パー5の8番ではイーグルを奪って一気に首位へと飛び出した。その後、ウォーレンはパー3の12番でティショットを3メートルにつけてバーディ。14、17番でもバーディを奪って完全に主導権を握った。
一方、今アジアで最も熱い若き才能の一人であるコンワットマイもバーディを量産した。2013年にわずか14歳でアジアンPGAツアーの「シンハー・フアヒンオープン」を制し、プロの大会における最年少優勝記録を作った17歳のコンワットマイは、ヨーロピアンツアー7戦目の初日で全く物怖じしないゴルフを展開した。
10番スタートのコンワットマイは、13番(パー5)、15番、16番(パー3)、そして18番(パー5)とバーディを奪って「32」でハーフターンすると、4番では2.4メートル、5番(パー3)では6メートル、そして6番では2.4メートルのバーディパットを沈めてリーダーボードを駆け上がった。コンワットマイはその後8番でもバーディを奪い、一時は首位に並ぶも、最終ホールをボギーとし、ウォーレンとの差は2ストロークに広がった。
午前中にラウンドしたウィレット、ユーライン、そしてイラワンはいずれもノーボギーのラウンド。その後、タフなコンディションとなった午後にプレーしたブラゼル、シーム、そしてブラーがこのグループに加わった。シームもノーボギーでホールアウトし、ブラーは1ボギー、そして「UBS香港オープン」王者のブラゼルは2ボギーの初日となった。
5アンダーにはデンマークのラッセ・イェンセンと韓国のイ・スミンがつけており、その1打後方にはガビン・グリーン(マレーシア)、ロバート・カールソン(スウェーデン)、キム・キョンテ(韓国)、リチャード・T・リー(カナダ)、デービッド・リプスキー、シャハンカー・シャルマ(インド)、ニアル・ターナー(アイルランド)、そしてロマン・ワッテル(フランス)がつけている。
- 距離測定器はピンまでを測るだけのツールじゃない!トップアマはニコンレーザー距離計「COOLSHOT AS」でゴルフ力を磨いていた!
- 「距離測定器を使うと感性が磨かれず、ゴルフが下手になる」と考えているゴルファーがいるが、トップアマの遠山さんは「ゴルフ力アップの強力なアイテムになる」と断言する。遠山さんに「COOLSHOT AS」を使いながら実際にプレーしてもらって使用のコツを聞いた。【今なら!GDOアマチュア選手権限定企画として1日程25名様限定で大会当日に「COOLSHOT AS」を無料貸出キャンペーン実施中!要事前予約】