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ウォーレンが無傷の「63」で首位 川村ら日本勢は出遅れ
2017年 メイバンク選手権マレーシア
期間:02/09〜02/12 場所:サウジャナG&CC(マレーシア)
人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・23歳。2012年のプロデビューから5年間で巡った国の数は20以上。活躍の場は日本だけでなく、ユーラシア大陸全土、そのまた海の向こうにも及ぶ。世界を旅することこそが、幼い頃からの夢だった。傍らにはキャディバッグと小さなスーツケース。ゴルフで旅する渡り鳥の経路を追っていこう。
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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕は、クアラルンプールにいます。
タイ・バンコクでオフを過ごした先週のうちに、マレーシアにやってきました。今週は欧州ツアーとアジアンツアーの共催競技「メイバンク選手権マレーシア」に出場します。
試合会場は名門コースとして知られるサウジャナG&CCですが、数日前にクアラルンプール有数のパブリックコース、セリセランゴールでプレーをしてきました。写真で見ると、結構キレイでしょう? でも、地面はところどころ荒れていて…ショットを曲げたら、ロストボールになる危険性があるほどの雑草のラフが待ち構えます。それでいて、グリーンのスピードは11フィートくらいある、なんともスリルにあふれたゴルフ場でした。ちなみにプレー代は110リンギット(2769円)。僕はこういった、整ってないコースも大好きなんですよね。
練習の合間に、ちょっと観光もしてきました。クアラルンプールの北部にあるヒンズー教の聖地である洞窟・バトゥーケーブ(Batu Caves)。ムルガン神という黄金の像がシンボルです。階段を上って洞窟まで行く時間はなかったので、下から写真だけ撮ってきました。次回はぜひ上りたいです。
今年初めての欧州ツアー。フィールドも厚くなり、日本国内での開幕前では、一番大きな試合なので気合が入ります。実は試合会場にも縁があって…僕のキャディを務めてくれるマレーシア人のグナさん(本名/サーグナン・スンタララージ)が11歳の時にキャディを始めたホームコースなので、何かを持っているんじゃないかと思って、期待もしています。
マレーシアのローカルフード「チリパンミー」。マレーシアの“混ぜそば”は、具材がたくさん入った“釜玉うどん”みたいな味。お好みでチリを入れて辛くします。7.8リンギット、約197円でした。