世界で活躍する日本選手たち
【 先週のREVIEW 】 2月10日-2月16日
2月17日に発表された世界ランキング(日本人選手)
(500位までの選手)
丸山茂樹30位↓2
谷口徹55位↓4
片山晋呉56位↓4
伊沢利光59位↓2
中嶋常幸75位↓3
佐藤信人108位↓2
藤田寛之114位↓4
尾崎将司117位↓5
横尾要120位↓2
田中秀道121位↓8
今野康晴143位↓4
宮本勝昌147位↓1
手嶋多一151位↓3
桑原克則169位↓1
久保谷健一170位↓4
近藤智弘197位――
尾崎直道198位↓2
宮瀬博文217位↓5
室田淳224位↓3
鈴木亨238位↓3
宮里聖志250位↓6
平塚哲司254位↓2
深堀圭一郎258位↓5
宮里優作261位↓7
細川和彦274位↓8
飯合肇276位↓7
平石武則281位↓3
横田真一291位――
檜垣繁正307位――
丸山大輔309位↑4
友利勝良311位↓6
渡辺司315位↓4
尾崎健夫324位↓5
湯原信光325位↓5
米山剛362位↓6
加瀬秀樹364位↑2
小山内護366位↑1
川原希379位↓6
菊地純381位↓4
中川勝弥395位↑2
野仲茂421位↓4
今井克宗422位↓3
井戸木鴻樹426位↓4
真板潔436位↑2
高山忠洋441位↓1
星野英正454位――
東聡469位↓2
福澤義光477位↑1
矢野東478位↓2
立山光広488位↓3
★ USPGA ツアー Buick Invitational
昨年の12月に膝の手術を受けてから2ヶ月試合から遠ざかっていたタイガー・ウッズが、復帰初戦で見事に優勝、ツアー35勝目を飾った。 優勝スコアは16アンダー(70-66-68-68)。 最終日、同じ最終組で回ったフィル・ミケルソンは72、6打差の4位タイだった。単独2位にはツアールーキーのカール・ピーターソン、もう一人ツアールーキーのアーロン・オーバーホールザーも4位といい結果を残した。 日本勢の最高順位は丸山茂樹の21位(通算4アンダー、73-70-70-71)。 久保谷健一は週末スコアを崩し、イーブンパーの50位(72-67-74-75)。 カットラインをクリアーできずに予選落ちとなったのは 貞方章男 (73-73・+2)、今野康晴(69-79・+4)、横尾 要 (75-75・+6)、 田中秀道 (75-78・+9)。
★Champions Tour (旧シニアツアー) The ACE Group Classic
フロリダの南西部、ネープルスで行われた試合で優勝を飾ったのは アルゼンチン出身のビセンテ・フェルナンデス。 66-68-68、通算14アンダー、3打差をつけての勝利、賞金24万ドルを獲得した。 2位にはトム・ワトソンと最終日66で追い上げた アイルランドのデス・スミスが入った。デス・スミスはこの試合がシニアツアーデビュー、昨年11月の予選会でトップ通過、メダリストになっていた。 前週マイアミで6位だった青木功は今週 68-70-71、通算7アンダーで14位。 海老原清治は70-73-75、2オーバーの52位で競技を終了した。
★ Australasia/European/Asian PGA Tour Johnnie Walker Classic
今期絶好調のアーニー・エルスがヨーロピアンツアー記録となる 29アンダー、2位グループに10打差をつけて 2週連続、今年世界で4勝目を飾った。 エルスのスコアは64-65-64-66、初日と2日目はバック9を 29で回った。 これまでのヨーロピアンツアーの記録は1984年スイスの試合の27アンダーだった。 2位にはオーストラリア出身のアンドレ・ストルツ と スティーブン・リーニー。 グーセンは4位タイグループ、大会前に足を痛めた ガルシアは 74-70で予選落ち、日本人選手として唯一参加していた、すし石垣こと 石垣聡も 76-76と奮わず予選落ちという結果だった。
★Canadian Tour TravelTex.com Canadian Tour Classic
2003年 カナダツアーの開幕戦は スウェーデン出身、アンダース・ホルトマンが 16アンダーで優勝を飾った。 ホルトマンは前週の予選会で 14アンダー、10打差をつけてトップ、メダリストになっていた。 大学はアメリカのオクラホマ州立大で チャールス・ハウエルとはチームメイト。 優勝賞金の 24000カナダドルを獲得した。 日本から唯一参加している 田中大は 68-72-78-72、通算2オーバー、65位で競技を終了した。 過去にこのカナダツアーでプレーをしたことがある日本人選手は 富永浩史、倉本泰信、江連忠、南本修。
【 今週のPREVIEW 】 2月17日- 23日
★ USPGA ツアー Nissan Open
大会名/ニッサン オープン
開催コース/カリフォルニア州 パシフィック パリセーズ市 リビエラCC (7078ヤード、パー71)
賞金/総額450万ドル、優勝 81万ドル
形式/4日間、72ホール、144名参加 2003年度シーズン: 48試合中の 7試合目
昨年の記録/ 谷口徹が3日目を終えた時点で1打差の2位の好位置にいたが最終日はイーブンパーの71、単独5位で終了。 優勝はレン・マティース15アンダー。
参加する日本人/丸山茂樹、田中秀道、久保谷健一、貞方章男、横尾要、今野康晴、伊沢利光
コメント/前週サンディエゴで優勝を飾った タイガー・ウッズが地元の試合に出場する。 1992年当時16歳だったタイガーが初めてPGAツアーの競技に参加した思い出の大会(結果は予選落ち)。 このニッサンオープンは過去2位という成績が2回あるが優勝したことはない。 日本勢はこのリビエラでよく練習をするというロサンゼルス在住の丸山茂樹 他 合計7人がプレーする。 久保谷と横尾はツアーメンバーだが、推薦枠での出場。 今野と伊沢も海外招待枠でのプレーとなる。 伊沢は2001年この大会でプレーオフでの惜敗2位となっている。
★Champions Tour (旧シニアツアー) Verizon Classic
大会名/ベライゾン クラシック
開催コース/フロリダ州 タンパ市 TPC タンパベイ (6783ヤード、パー71)
賞金/ 総額 160万ドル、優勝 24万ドル
形式/3日間、54ホール、 81名 2003年度シーズン: 31試合中の4試合目
昨年の記録/ダグ・ツールが11アンダーで優勝、1打差の2位はヘール・アーウィン、3位はBフレイシャー。 青木は5アンダーで23位。
参加する日本人/青木功、海老原清治
コメント/フロリダ3連戦最後の舞台はタンパベイ。 この大会はアーノルド・パーマー、ジャック・二クラウス、リートレビノ、トム・ワトソンなどが出場するということもありのたくさんのギャラリーが訪れる。 注目は地元のゲーリー・コーク と アイルランドの デス・スミスの2人のツアールーキー。 日本からは 青木功と海老原清治の2人が出場する。 ツアー3戦目となる 海老原清治に期待したい。
★European / Asian PGA Tour Carlsburg Malaysian Open
大会名/カールスバーグ マレーシア オープン
開催コース/マレーシア・クアラルンプール マインズリゾート 6785ヤード、パー71
賞金/ 総額 110万アメリカドル、優勝 16.5万アメリカドル
形式/4日間、72ホール 156名参加
2003年度シーズン: 19試合中の 4試合目 (アジアPGA)
2003年度シーズン: 45試合中の 9試合目 (ヨーロピアンツアー)
昨年の記録/ スコットランドのアレステアー・フォーサイスがプレーオフの末、オーストラリアのスティーブン・リーニーを下し、ツアー初優勝を飾る。
参加する日本人/ すし石垣(石垣聡志)
コメント/アジア・ヨーロッパの共同開催試合。 会場は1999年ワールドカップ(優勝はタイガー・ウッズ/マーク・オメーラ組)のマインズ・リゾート。 注目選手は レティーフ・グーセン(南ア)とパドレグ・ハリントン(アイルランド)の2人。 アジア勢では2週間前にエルスを破って 優勝を飾った 張連偉(中国)、インドのJ・ランダーワ、A・アトワールなど。 日本からは すし石垣が参加する。 石垣は現在世界ランキング 712位、ここ2年間のベストフィニッシュは 2001年のボルボ中国オープン4位と2002年韓国オープン6位。
★Canadian Tour TravelTex.com Canadian Tour Challenge
大会名/トラベル テックス ドットコム カナディアン ツアーチャレンジ
開催コース/バートン クリーク ファジオ フットヒルス コース(6956ヤード、パー72)
形式/4日間、72ホール 2003年度シーズン: 12試合中の 2試合目
賞金/ 総額15万カナディアンドル、優勝24000カナダドル
参加する日本人/田中大
コメント/カナディアンツアーの2戦目は前週と同じ テキサス州オースチンのバートンクリークで行われる。 今週舞台は トム・ファジオ氏が設計した ファジオフットヒルス コース。 日本からは 2週間前の予選会にて3位で出場資格を得た田中大がプレーする。 カナディアンツアーは世界ゴルフツアー機構の準メンバーで、この試合も上位6位までには入れば世界ランキングポイントが獲得できる。 ツアーはこのあと 1週間のオープンウィークのあと、メキシコで2試合が予定されている。 カナダでの試合は6月下旬からとなる。