今日の日本人選手/途中4時間以上の中断を挟みながらも、踏ん張った片山晋呉!暫定31位タイにとどまる
2006年 マスターズ
期間:04/06〜04/09 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
タイガー・ウッズが暫定4位タイ!片山晋呉は暫定31位タイ
ジョージア州アトランタのオーガスタナショナルゴルフクラブで開催されている、2006年メジャー第1戦「マスターズ」の3日目。前日タイガー・ウッズが「天気が心配・・・」と語ったように、途中4時間10分、雨のため中断が入った。そのため、後半のスタートだった上位陣はスタートが大幅に遅れるスケジュール。日没サスペンデッドとなり、多くの選手がホールアウト出来なかったが、そんな中、中断後にスタートした上位陣がスタート時間がかなり遅れたにも関わらず緊張感を上手く持続してスコアメイクしてきた。
暫定首位に立ったのは、トップからスタートしたチャド・キャンベル。連続バーディと好発進したキャンベルは、その後連続ボギーを叩き4番を終えた時点でサスペンデッド。不完全燃焼のまま、通算6アンダーで暫定トップを守った。暫定の2位タイにつけているのが、ロコ・メディエイトと、ティム・クラーク(南アフリカ)。メディエイトが4番、クラークも5番までしかプレー出来ていないもののスコアを伸ばして通算5アンダーで3日目を終えている。
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注目のタイガー・ウッズが、ムービングデイにふさわしいチャージを見せてきた。9番でサスペンデッドを迎えたタイガーだったが、ノーボギー、2バーディと通算3アンダーまでスコアを伸ばし、フィル・ミケルソンらと並んで暫定4位タイ。バックナインからのチャージが更に期待されたところでのサイレンだっただけに、今大会これがどう左右してくるのかにも注目が集まってくるだろう。
通算2アンダーの暫定7位タイには、ビジェイ・シン(フィジー)、アーニー・エルス(南アフリカ)、フレッド・カプルスら世界の強豪がひしめいる。日本人唯一決勝ラウンドに駒を進めている、片山晋呉は、この日は2番を終えて中断が入ったものの、我慢のゴルフを展開。2ボギーだけで踏みとどまっており、14番を終わった時点で通算3オーバー、暫定31位タイにつけている。