【藤田寛之専属キャディ・梅原敦の全米プロレポート2013<2>】
2013年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/08〜08/11 場所:Oak Hill CC
フェデックスカップのボーダーライン: 全米プロで10位以内に入る必要がある12選手
フェデックスカッププレーオフまで2週間をきり、ザ・バークレイズのティタイムを確実なものにするのは刻一刻と厳しくなってきている。
フェデックスカップランキング上位125名のみが8月22日にリバティナショナルのティグラウンドに立つことができる。そんな中、週ごとに増すランキングのプレッシャーはプレーに現れている。また、プレーオフの出場権争いに加え、2013-14シーズンの米国ツアーシード権争いも気が抜けない。
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フェデックスカップランキング100位以下の17選手が今週のオークヒルに出場するわけだが、彼らは当落線上にいる他の多くの選手達にはないチャンスが与えられることになる。これらの17選手(うち12人はランキング125位以下である)は今週末の全米プロでの4日間のラウンドの出来次第ではフェデックスカップランキングで優位に立てるのである。
2010年の全米プロでプレーオフの末、バッバ・ワトソンを破り優勝したマーティン・カイマー(ドイツ)はフェデックスカップランキング119位で今週の大会に臨む。今シーズンのトップ10入りは3度だけだが、先週のWGCブリヂストンインビテーショナルではトップ10入りしている。
その他に全米プロの歴代優勝者でフェデックスカッププレーオフの出場権を手にしていない今週の出場選手の中には、128位のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)、141位のビジェイ・シン(フィジー)、159位のデービス・ラブIII、169位のY.E.ヤン(韓国)、173位のデビッド・トムズらがいる。
現時点で125位以内に最も近いのが、126位のニコラス・コルサーツ(ベルギー)だ。米国ツアー参戦1年目の彼は、6月以降の6試合で予選通過と予選落ちを交互に繰り返している。コルサーツは今年の全米オープンで10位タイに入っており、これが彼にとっての米国内で行われたメジャーの最高成績となっている。
134位のウッディ・オースティンは2009年の全米プロ以来のメジャー出場となる。今季のサンダーソンファームズ選手権を制したオースティンは、フェデックスカップ100位圏外選手のなかで唯一今シーズン優勝を経験しているが、プレーオフ出場への望みは薄くなっている。ただし、幸いにも、オースティンは過去に全米プロでは9回の出場で8回予選通過を果たしている。ウィンダム選手権での成績はこの大会程良い訳ではないので、彼にとって今週の大会はプレーオフ出場の権利を手にする上で最大のチャンスとなるだろう。
以下の12人がフェデックスカップ100位圏外の選手達で、彼らは今週10位以内入る必要があり、もし今週フェデックスカップのポイントを獲得できなかったら、プレーオフ進出が厳しいものとなる。
116位 チャリー・ベルジャン
119位マーティン・カイマー(ドイツ)
126位ニコラス・コルサーツ(ベルギー)
128位パドレイグ・ハリントン(アイルランド)
134位ウッディ・オースティン
135位ピーター・ハンソン(スウェーデン)
137位トミー・ゲイニー
141位ビジェイ・シン(フィジー)
152位ベン・カーティス
159位デービス・ラブIII
169位Y.E.ヤン(韓国)
173位デビッド・トムズ
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