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「全英オープン」での成功は「相性」がカギ

自然との戦い、これがリンクスの鉄則。ロイヤル・トゥルーンも例外でなく、風の要因、気まぐれに変わる天候、うねった地形が生み出すラッキー&アンラッキーなキック。参戦選手たちは自分のベストショットを打つことはもちろん、一方で何が起きても動じないという精神力も維持しなければリンクスコースに負けてしまう。こんなコースだけに、過去の参戦成績をみると得手、不得手の選手がくっきりと分かれる。

デービス・ラブIIIは2003年に4位タイ。過去7回の参戦で4度トップ10入りを記録。最も悪くて21位タイと相性がいい。03年の2位に泣いたトーマス・ビヨーン。01年は予選落ちしてしまったが、過去6参戦でトップ10入りは4回。00年にも2位に入ったビヨーンは過去3回の参戦に絞れば、すべて8位以上。

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セルヒオ・ガルシアもリンクスは得意の様子。イマジネーション力が豊かでクリエイティブなショットメイキングができるガルシアだからこそ、3参戦連続でトップ10入り。99年以来、一度も予選落ちをしていない。「全米オープン」を2度制してるレティーフ・グーセンは「全英」でも好成績を残してきている。過去5参戦中、4回は13位以上の結果を出している。

一方、リンクスが決して得意でない面々の筆頭はフィル・ミケルソン。00年の11位が最高と、一度もトップ10入りしていない。クリス・ディマルコも過去4回参戦しているが、2度の予選落ち。ベストは01年の47位タイ。マイク・ウィアーも「全英オープン」は苦手なのか、過去5回の参戦でベストが03年の28位タイと振るわない。そしてジム・フューリックは00年に41位タイとなって以来、過去3年はすべて予選落ちしている。

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