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「全英オープン」に向けてチューンアップを図るアーニー・エルスのインタビュー
マスターズ2日目終了時、通算8アンダーで単独にトップに立ったのは南アフリカ出身の28歳、トレバー・イメルマン。19歳のときに前年度の全米パブリックアマチュア選手権の優勝者として初参戦したイメルマンにとって、今年が6回目の出場となる。2005年に5位フィニッシュしたのがこれまでの最高順位となるが、今年はここまで連日4アンダー「68」というスコアを重ねている。
イメルマンは昨年この大会が終わってすぐに体調を崩してしまい10キロも体重を落としている。原因は腹痛でパラサイト(寄生虫病)だったということだが、つい4ヶ月前にも母国のナショナルオープンとなる南アフリカ航空オープンの大会前に、わき腹に痛みを訴えて大会を棄権している。すぐに精密検査をしたところ横隔膜(おうかくまく)に腫瘍(良性)が見つかり、すぐに手術を行い腫瘍を摘出していた。まだ痛々しい20cmの手術跡が背中に残っているという。
南アフリカ出身のマスターズチャンピオンといえばゲーリー・プレーヤー(3回優勝)。今年はアーノルド・パーマーの出場記録を塗り替える51回目の参加となったプレーヤーが、イメルマンは「ベンホーガン以来の美しいスイング」とベタ褒めしている。これまで同じ南ア出身の先輩アーニー・エルスやレティーフ・グーセンが逃している悲願の「グリーンジャケット」に袖を通すのはイメルマンになるのか?残りは36ホールとなっている。