石川遼は3組目、藤田寛之は重圧かかる終盤組/最終日組み合せ
GDO編集部が選ぶ 2013年国内男子ツアー10大ニュース
松山英樹がプロへと転向し、破竹の勢いで勝利を重ねて男子ゴルフ界の話題を引っ張った2013年。スーパールーキーの活躍は国内だけにとどまらず、その名は世界へと轟きました。けれど、今年のツアーを盛り上げてくれたのは決して彼だけではありません。
今シーズンGDOが配信した全ての記事をもとに、編集部が2013年国内男子ツアーの10大ニュースを選出。新たな節目を迎えた1年を振り返ります。
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■ ■■第1位■■■
2011年の「マスターズ」ローアマチュア、同年に国内ツアー優勝。今年4月2日、松山英樹は東北福祉大学に籍を残したまま、満を持してプロ転向しました。その後、シーズンで4勝を挙げ、海外メジャーでも2度のトップ10入りで賞金王に輝きました。米ツアーのシード権も手にしたスーパールーキー。14年は海の向こうを主戦場とします。
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■ ■■第2位■■■
日本ゴルフ界を牽引してきたジャンボ尾崎が、66歳にしてまたも金字塔を打ち立てました。4月の「つるやオープン」初日、レギュラーツアー初となるエージシュートに留まらない「62」をマーク。同大会では松山がプロ初優勝を遂げ、肩を組んだ表彰式での一幕は忘れることのできないシーンとなりました。
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■ ■■第3位■■■
鳴り物入りで入ったプロの世界で勝利を待ち続けること11年。宮里優作の待望の瞬間は、12月の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で訪れました。初日からトップ集団を走り、最終日最終ホールではダブルボギーでも逃げ切れる場面でチップインパーを決めて劇的な勝利。涙したのは、妹の宮里藍ら家族だけに留まらなかったはずです。
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■ ■■第4位■■■
2008年に永久シードを獲得。翌09年「マスターズ」で4位に入った片山晋呉はその後、勝利から見放される日々が続いていました。しかし昨年から再び上位でプレーする試合が増え、今季後半戦からは絶好調。「コカ・コーラ東海クラシック」で星野英正、冨山聡とのプレーオフを制し、止まっていた時計の針を自力で再び動かしました。
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■ ■■第5位■■■
ツアー史上最年少、27歳で選手会長となった池田勇太。開幕前からコース内外でトーナメントを盛り上げ、男子ツアーを牽引する立場となりました。プレーヤーとしては苦しみながらも、10月の「マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント」で今季1勝。表彰式で流した涙に、苦悩の日々が詰まっていました。
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■ ■■第6位■■■
松山英樹と、米国から一時帰国した石川遼が同組でプレーし、大きな注目を集めた国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」。最後に笑ったのは23歳の小平智でした。同学年の薗田峻輔、藤本佳則も今季は揃って勝ち、女子では森田理香子、宮里美香らも同い年。来季も「89年組」には注目です!
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■ ■■第7位■■■
2011年に35歳にして悲願のツアー初勝利を挙げた遅咲きの大砲が、初の日本タイトルを獲得しました。10月の「日本オープン」。大雨の影響で21年ぶりに月曜日の予備日を使用した“5日間大会”で小田孔明との激闘を制して優勝。このオフの結婚式に自ら花を添えました。
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■ ■■第8位■■■
日本ゴルフ界に暗い影が落ちたのは9月。シニアツアーなどを主催する日本プロゴルフ協会(PGA)の理事が6月に指定暴力団会長と熊本県のゴルフ場でプレーしていた問題が発覚。その後も関係理事の交際が明らかになり、問題は収束する様子をいまだ見せていません。
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■ ■■第9位■■■
力がみなぎる肉体と、類まれな勝負強さを兼ね備えた松山英樹の魅力が、見過ごされるはずがありません。プロ転向、そしてその後の活躍によって各社による松山争奪戦は一気に激化。ギアではかねてから愛着のあったダンロップスポーツと契約。14年は米国で戦う若武者のサポート体制は着々と整えられていきます。
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■ ■■第10位■■■
国内シニアツアーで抜群の強さを光らせたのが室田淳。11月の「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」で2位となり、賞金王を確定させ、さらに最終戦で年間3勝目を飾りました。12月のレギュラーツアーのファイナルQTでも16位にランクイン。来年7月には59歳。まだまだ元気です!
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