Y.E.ヤンが4打リード 今平周吾と石川遼が2位浮上
2016年 全米プロゴルフ選手権
期間:07/28〜07/31 場所:バルタスロールGC(ニュージャージー州)
ジミー・ウォーカーのメジャー初制覇 記録アラカルト
・ヨーロピアンツアー国際スケジュール30回目の出場にしてヨーロピアンツアー初優勝。
・公式世界ゴルフランキングは48位からトップ15位圏内へ浮上。
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・今季のヨーロピアンツアーにおける初優勝選手はこれが10人目。今季はこれまで、ネイサン・ホルマン(オーストリアPGA選手権)、マーク・レイシュマン(ネッドバンクゴルフチャレンジ)、ブランドン・ストーン(BMW南アフリカオープン)、ヘイドン・ポルテウス(ヨハネスブルグオープン)、アンドリュー・ジョンストン(スペインオープン)、イ・スミン(深センインターナショナル)、リー・ハオトン(ボルボ中国オープン)、ワン・ジョンフン(ハッサンIIトロフィー)、チャン・シチャン(キングスカップ)、そしてジミー・ウォーカー(全米プロゴルフ選手権)がヨーロピアンツアー初優勝を遂げた。
・同週開催の「キングスカップ」を制したチャン・シチャンに続く、2大会連続の初優勝者によるヨーロピアンツアー制覇。
・この勝利により、ウォーカーは2016年の「WGCキャデラック選手権」で記録したヨーロピアンツアー自己最高の6位を更新。
・メジャー18回目の出場での初制覇。
・この勝利により、ウォーカーは2014年の「全米プロゴルフ選手権」で記録したメジャー自己最高の7位タイを更新。
・「全米プロゴルフ選手権」は6度目の出場で初優勝を達成。
・今回のウォーカーの勝利により、今季のメジャー4大会はすべて初優勝者の手に。今季はダニー・ウィレットが「マスターズ」を、ダスティン・ジョンソンが「全米オープン」を、ヘンリック・ステンソンが「全英オープン」を、そしてジミー・ウォーカーが「全米プロゴルフ選手権」を制覇。
・その年のメジャー4大会すべてでメジャー初優勝者が誕生したのは、今年が史上5回目。これまでは1959年、1969年、2003年、そして2011年に4人のメジャー初優勝者が揃い踏みしている。
<1959年>アート・ウォール(マスターズ)、ビリー・キャスパー(全米オープン)、ゲーリー・プレーヤー(全英オープン)、ボブ・ロスバーグ(全米プロゴルフ選手権)
<1969年>ジョージ・アーチャー(マスターズ)、オービル・ムーディ(全米オープン)、トニー・ジャクリン(全英オープン)、レイ・フロイド(全米プロゴルフ選手権)
<2003年>マイク・ウェア(マスターズ)、ジム・フューリック(全米オープン)、ベン・カーティス(全英オープン)、ショーン・マイケル(全米プロゴルフ選手権)
<2011年>シャール・シュワルツェル(マスターズ)、ロリー・マキロイ(全米オープン)、ダレン・クラーク(全英オープン)、キーガン・ブラッドリー(全米プロゴルフ選手権)
・2016年のメジャーで優勝した米国人選手は、今回のウォーカーが「全米オープン」を制したダスティン・ジョンソンに続く2人目。
・ウォーカーが首位に立ってメジャーの決勝ラウンドを迎えたのは今回が初めて。彼は54ホール終了時点で1打差の単独首位に立っていた(ウォーカーによる54ホール終了時点での「199」は史上3位タイのスコアだった)。
・ウォーカーによる「266(通算14アンダー)」という72ホールの優勝スコア(ストローク数)は、「全米プロゴルフ選手権」史上、2001年大会を「265」で制したデビッド・トムズに次ぐ2番目に少ないスコア。
・今季ヨーロピアンツアーで最終日を首位で迎えた選手がそのまま優勝を飾ったのはこれが19回目であり、「BMWインターナショナルオープン」を制したヘンリック・ステンソン以来、6大会連続。
・「全米プロゴルフ選手権」がストロークプレーになった1958年以来、ワイヤー・トゥ・ワイヤーで大会を制したのは今回のウォーカーが8人目。直近では、今回と同じくバルタスロールで開催された2005年大会で、フィル・ミケルソンが完全優勝を遂げていた。
・今回のウォーカー以外で、ワイヤー・トゥ・ワイヤー(完全優勝)で「全米プロゴルフ選手権」を制覇したのは、ボビー・ニコルズ(1964年)、レイ・フロイド(1969年と1982年)、ジャック・ニクラス(1971年)、ハル・サットン(1983年)、タイガー・ウッズ(2000年)、そしてフィル・ミケルソン(2005年)の7人。
・ジェイソン・ダフナー(2013年)以来となる米国人選手による「全米プロゴルフ選手権」制覇。
・前回「全米プロゴルフ選手権」がバルタスロールで開催され、フィル・ミケルソンが優勝した2005年大会以来、米国勢ではタイガー・ウッズ(2006年、2007年)、キーガン・ブラッドリー(2011年)、ジェイソン・ダフナー(2013年)、そして今回のジミー・ウォーカー(2016年)が年間最後のメジャーを制覇。
・2009年大会以来、「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初優勝者が出たのは今回が6回目。2009年はY.E.ヤン、2010年はマルティン・カイマー、2011年はキーガン・ブラッドリー、2013年はジェイソン・ダフナー、2015年はジェイソン・デイ、そして2016年はウォーカーがメジャー初制覇を遂げた。
・2016年シーズンのヨーロピアンツアーでワイヤー・トゥ・ワイヤー優勝を飾ったのは、今回のウォーカーがイ・スミン(深センインターナショナル)に続く2人目。
・メジャーにおけるワイヤー・トゥ・ワイヤー優勝は、2015年に「マスターズ」を制したジョーダン・スピース以来。
・ヨーロピアンツアー史上、米国勢による206度目の勝利。
・2016年シーズンのヨーロピアンツアーにおける3度目の米国勢による勝利。今季はリッキー・ファウラー(アブダビHSBCゴルフ選手権)、ダスティン・ジョンソン(全米オープン)、そしてジミー・ウォーカー(全米プロゴルフ選手権)がヨーロピアンツアーで優勝を飾っている。
・ウォーカーは「全米プロゴルフ選手権」の生涯シード権を獲得した他、「マスターズ」、「全米オープン」、そして「全英オープン」の5年シードを獲得。
・プロ通算9勝目。