ニュース

欧州男子の最新ゴルフニュースをお届け

サリバンがアブダビで暫定首位に浮上

「アブダビHSBCゴルフ選手権」は金曜のラウンドを終えたアンディ・サリバンが1打差の首位に立った。彼がそのままの順位で第3ラウンドの開始を迎えられるかどうかは、土曜の朝に再開される第2ラウンドの結末を待たなくてはならない。

大会2日目は朝霧のため2時間45分の遅延が発生し、60人の選手がラウンドを終えることができず、選手によっては10ホールを残したままとなっている。第2ラウンドは明朝7時40分からの再開となる。

2位につけるブライソン・デシャンボーは、前半9ホールを1アンダーで回り終えたところでアブダビGCに日の入りが訪れたため、明朝は残り9ホールをラウンドすることとなった。

ヨーロピアンツアー史上4人目となるアマチュア選手による優勝を狙う米国出身の22歳は、公式世界ゴルフランキングのトップ10から4人が出場するなど、強者揃いのフィールドを向こうに回し、これまでのところ物怖じする様子を見せていない。

「レース・トゥ・ドバイ」王者のロリー・マキロイは残り5ホールで首位から5打差につけており、同組のリッキー・ファウラーも同じく通算5アンダー、そして豪華な組を形成するもう一人の世界ナンバーワンのジョーダン・スピースは更に2打後方につけている。

しかし、そんな豪華な顔ぶれをよそに暫定首位に立ったのは2日目を「67」でラウンドしたサリバンだった。イングランド出身の彼は、ドバイで開催された昨季最終戦の「DPワールドツアー選手権」では最後までマキロイと優勝争いを演じており、この湾岸地域には良い思い出を持っているのである。

昨季は3勝を挙げ、「レース・トゥ・ドバイ」を8位で終えた28歳のサリバンは、先週行われた「ユーラシアカップ」では、3戦3勝で欧州チームに3ポイントをもたらしている。

どうやら数字の「3」はサリバンにとって縁起の良いものと見え、彼は10番スタートとなった金曜のラウンドで出だしから3連続バーディを奪うスタートダッシュを見せた。その後、サリバンは15番でボギーを叩くも、フェアウェイバンカーから見事なショットを見せた1番で再びバーディを奪って盛り返した。

サリバンは5番でボギーを叩いたことにより、首位タイから陥落するも、7番ではティショットをピン側3メートルに寄せてバーディを奪うと、続く8番でもバーディを奪い、単独首位に抜け出した。

最終9番では7.5メートルのバーディパットを沈め、サリバンは今週の二桁アンダーを果たした。

「昨日より今日の方がより一層印象的なラウンドだったね」とサリバン。

「今日はすばらしいスタートだったけれど、ラウンド中盤で自分のゴルフを見失い、その後、持ち直して最後は3連続バーディで力強く締め括ることができた」。

「全体で見れば、今日の方が断然嬉しいし、大会の残り2日へ向け、明らかに良い位置に立つことができたね」。

「(昨年と比べると)全く違う心持ちでこの大会に臨んだんだ。昨年のこの時期、僕は既に優勝をしていたけれど、これだけの選手たちが集結する規模の大きな大会を前に、何か特別なことをしなければ勝てないと思っていた」。

「でも今年は、自分のゴルフができれば、勝つチャンスは十分にあると思っている」。

「自分のゴルフが通用するかどうか腕試しができるのは、もちろんすばらしいことだと思うよ」。

初日首位のデシャンボーは出だしの10番で2.4メートルのバーディパットを沈めると、12番では4.5メートルのバーディパットを沈め、瞬く間にサリバンが午前中に築き上げたリードを一掃してみせたが、パー5の18番でボギーを叩いて2位に後退した。

シーズン開幕戦の「アルフレッド・ダンヒル選手権」で5位タイに入って以来の大会出場となったユースト・ラウテンは2日目を「68」でラウンドし、通算7アンダーの3位タイにつけている。

10番スタートとなったオランダ出身のラウテンは、15番からの4ホールで3つのバーディを奪い、前半を「33」として後半へ折り返した。後半は出だしから6ホール連続パーとしたラウテンは7番で長いバーディパットを沈めてスコアを伸ばし、ラファ・カブレラベローと並び首位から3打差で3日目を迎えることとなった。

出だしの10番でボギーを叩いたスペイン出身のカブレラベローは、13番と14番で連続バーディを奪う盛り返しを見せ、後半を「32」でラウンドし、この日のスコアを「67」とした。

この大会で2016年シーズンを始動させたトーマス・ビヨーンも通算7アンダーにつけており、彼は11ホールを終えたところでラウンドが明日へ持ち越しとなった。昨年はこの大会をキャリア通算2度目となるトップ10圏外で終えたビヨーンだったが、この日は1番、5番、7番、そして10番でバーディを奪い、コースとの相性の良さを見せつけた。

イングランドのリチャード・ブランドも通算7アンダーのグループにつけており、14番、15番、そして18番でバーディを奪った彼もまた11ホール終了時点でこの日のプレーを終えている。

9番、16番、そして18番でバーディを奪ったスウェーデンのピーター・ハンソンは連日の「69」で更に1打後方につけており、2ホールを残して2日目を2アンダーとしたデビッド・ハウエルも通算6アンダーにつけている。

リッチー・ラムゼイは9バーディを奪う「66」で通算5アンダーにつけており、同じく通算5アンダーには親指を負傷しながらも2日目を「69」でラウンドしたイアン・ポールターがつけている。

2日目を粘り強く「71」としたマシュー・フィッツパトリックもこのグループにつけており、他にはマシュー・ボールドウィンデービッド・ホーシートレバー・フィッシャーJr、そしてファブリシオ・サノッティが通算5アンダーで2日目のラウンドを完遂している。

マキロイとファウラーも通算5アンダーの9位タイにつけているが、彼らは13ホールを終えたところでこの日は打ち止めとなった。

初日は同組の2人の影に隠れるかたちとなったファウラーだったが、この日はマキロイとスピースがスコアを伸ばせないなか、2番、8番、そして12番でバーディを奪って気を吐いた。

9番でこの日唯一のボギーを叩いたマキロイは、その他の12ホールをパーとし、ティショットが安定しないスピースは4番、5番で連続ボギーを叩き、10番で唯一のバーディを奪った。

大会3勝のマルティン・カイマーも通算5アンダーのグループにつけており、2日目は12ホールを終えて2アンダーとしている。「BMW PGA選手権」王者のアン・ビョンフンも2日目を2アンダーでラウンドしており、こちらは11ホール終了時点でプレーが持ち越しとなった。

第3ラウンドのペアリングは3サムとなり、10時45分以降に、1番と10番から同時スタートとなる予定である。


特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
松山英樹や石川遼の活躍で注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのスマートフォンへお届けします。

今週の特集記事  【ブルーダー】 ~もっと自分らしいゴルフ&ライフスタイルを~