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オークヒルでの復調を期すマキロイ

ヨーロピアンツアーの選手58名の先頭に立って、世界ランキング3位のロリー・マキロイは今週オークヒルカントリークラブで全米プロのタイトル防衛に挑む。

北アイルランド出身のマキロイは、去年のキアワアイランドリゾートで新記録となる8打差で楽々優勝し、それがきっかけとなりシーズン終了まで素晴らしい成績を残した。その間、彼は米国ツアーとヨーロピアンツアーを合わせて3回優勝したわけだが、その中には2012年のヨーロピアンツアーのナンバー1に輝いたDPワールドツアー選手権ドバイが含まれている。

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24歳のマキロイは米国の賞金総額でも1位となりルーク・ドナルド(イングランド)の2011年の賞金総額をも上回った。そして、確かにここまで苦戦を強いられた今季は昨季と同様の高みには上っていないが、彼は更なる成功はすぐそこにあると確信している。

「今のゲームは自分が理想とする形から程遠い訳ではありません」とマキロイは述べた。「もちろん自分の理想ではありませんが、もう少しという感じです。先週は(27位タイに入ったWGCブリヂストンインビテーショナルで)オークヒルカントリークラブに似ていなくもないコースで4ラウンド力強いプレーができました。これからはメジャーの前の週には大会に出場するようにしようと思っています」。

「絶対に去年の大会を見直してみますよ。あの時の勝利から運気が一転しましたので、この日曜日にもう一度あのトロフィーを掲げられれば素晴らしいですね」。

1980年と2003年に全米プロを開催し、1994年にはライダーカップの舞台となったオークヒルカントリークラブの事をマキロイはこう語った。「フェアウェイは曲がりくねっている。だからオークヒルでは多くのショットを組み立てなければなりません。グリーンは小さく傾斜が多いし、パー3のホールは難しいので、アイアンを上手く打たねばなりません」。

「6週間前に私がプレーした時よりラフは大分深くなっていると聞きました。どんな状況なのか見るのが楽しみです」。

マキロイが完全復活を模索する一方で、明らかに今までのキャリアで最も好調なスウェーデンのヘンリック・ステンソンはこの調子を持続させたいはずだ。37歳の彼は今シーズン一度も予選落ちをしていない。しかも、全英オープンで準優勝、先週のWGCブリヂストンインビテーショナルで2位タイと、最近の4試合は全てトップ10入りしている。

「スコットランドオープンではとても良いプレーができましたし、全英オープンでもとても良かった。ここ3週間では2つの大会で最終日に最終組でプレーいます。しかも、後の一つは最後から2つ目の組でした。しっくりきている感じがしますし、毎週優勝争いに加わるつもりです」。

「コースにでるのが楽しみですし、この調子を持続したいですね」。

今シーズン最後のメジャーでは、ヨーロピアンツアーのメンバーから10名が全米プロ初出場を果たす。キラデク・アフィバーンラト(タイ)、ジョナス・ブリクスト(スウェーデン)、ミッコ・イロネン(フィンランド)、スコット・ジェイミソン(スコットランド)、ブルックス・ケプカ(米国)、リッチー・ラムジー(スコットランド)、ブレット・ラムフォード(オーストラリア)、ピーター・ユーライン(米国)、ジャコ・バン・ジル(南アフリカ)、マーク・ウォーレン(イングランド)らがその10人にあたるが、彼らは皆、下馬評の低い選手の成功例としてイングランドのデビッド・リンを手本としたいところだ。

リンは2012年に世界ランキング100位で辛うじて全米プロの出場権を手にした。しかも、それは彼にとってたった2回目のメジャー大会だった。そして最終ラウンドを「68」で回ったリンは2位の座と、今日に至るまで彼にとって最高額となっている86万5千ドルの賞金を手に入れた。

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