ジャック・ニクラスの語るGolf 2.0とは?
2014年 ビッグ・セダー・ロッジ・レジェンズ of ゴルフ presented by Bass Pro Shops
期間:06/06〜06/08 場所:ビッグセダーロッジ(トップ・オブ・ザ・ロック)、バッファロー・リッジ(ミズーリ州)
歴史的挑戦!パー3コースがプロトーナメントの舞台に
今年6月、ゴルフトーナメントに新たな歴史が刻まれようとしている。これまでゴルフトーナメントは18ホール、パー72(前後)のコースで4日間(または3日間)開催されることが常識だった。
だが、チャンピオンズツアーが25日に発表した新規イベントは、3日間のうち2日間は9ホールのパー3コース(いわゆるショートコース)を使って行うもの。6月2日(月)から8日(日)までネブラスカ州で開催される「ビッグ・セダー・ロッジ・レジェンズofゴルフpresented by Bass Pro Shops」は、史上初めてPGAツアーの公式競技としてパー3コースを舞台にする。
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大会は、ビッグ・セダー・ロッジリゾート内にあるジャック・ニクラス設計によるトップ・オブ・ザ・ロックというパー3コースと、近郊にありトム・ファジオによってリニューアルされた18ホールのバッファロー・リッジ・コースを使用し、最終日は全員がトップ・オブ・ザ・ロックをプレーする。また、試合はプロとアマが2名1組となって競技し、54ホールで争われる。
「我々はこのドラマチックなショートコースを競技に取り入れることにより、時間の限られた現代人に、パー3のゴルフは楽しく、興奮し、ゴルファーにとって魅力ある新たな選択肢の1つであることを証明できると信じている」と、PGAツアーのコミッショナー、ティム・フィンチェムは語っている。
既に同大会には世界ゴルフ殿堂入りを果たしている伝説的名選手のジャック・ニクラス、トム・ワトソン、へール・アーウィン、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)、リー・トレビノが出場意思を表明しており、他にもフレッド・カプルス、ベン・クレンショー、ニック・ファルド(イングランド)、トム・カイト、サンディ・ライル(スコットランド)、コリン・モンゴメリー(スコットランド)、ラリー・ネルソン、ニック・プライス(ジンバブエ)、ビジェイ・シン(フィジー)、カーティス・ストレンジらが出場予定だ。
ユニークなことに、今大会中競技とは別に2日あるプロアマ日にはゴルフの他に、射撃、アーチェリー、釣りなどのイベントが含まれており、これらも競技の対象になるという。チャンピオンズツアーは過去にも、シーズンを通したポイントレースであるチャールズ・シュワブカップや、ラウンド中の選手の話しかけるテレビ中継、ギャラリーをロープ内に入れて観戦させるなど、画期的な取り組みを主導してきた実績がある。