首位に手嶋、矢野ら5人 ポールターは1差6位
2015年 ISPSハンダグローバルカップ
期間:06/25〜06/28 場所:ヴィンテージゴルフ倶楽部(山梨)
矢野東が単独首位快走 ポールター、アイケン3打差で追う
◇国内男子◇ISPSハンダグローバルカップ 2日目◇ヴィンテージゴルフ倶楽部(山梨県)◇6774 yd(パー 71)
首位タイから出た矢野東が6バーディ、1ボギーで2日連続の「66」をマークして通算10アンダーとし、強い雨に見舞われた第2ラウンドを終えて単独首位に立った。3打差の通算7アンダー、2位に海外招待選手のイアン・ポールター(イングランド)とトーマス・アイケン(南アフリカ)の欧州ツアー勢2人が並び、決勝ラウンドを迎える。
<< 下に続く >>
12年連続で守り続けてきたシード権を昨季で喪失した矢野が、予選ラウンドを首位で通過したのは2008年以来のこと。前半7番以降、大雨に悩まされ「キャディに『あと何ホール?』と聞いてばかりだった。寒いし、風はあるし…」と過酷なコンディションを耐え抜いた。
17番(パー3)で、残り20ydの2打目をウェッジで沈めてチップインバーディ。ここ数年、悩みのタネだったアプローチが最高の形となり「去年まではラフからもパターを握ることもあったが、とにかく基本的なことから練習してきた。本当にうれしかった」と自信を深めた。
通算6アンダーの4位グループには、藤本佳則、武藤俊憲、小池一平、今平周吾、リュー・ヒョヌ(韓国)の5人。さらに1打差の9位で、前日首位タイの広田悟、永野竜太郎、宮瀬博文、チェ・ホソン(韓国)、キム・ヒョンソン(韓国)、クォン・ソンヨル(韓国)の6人が続いている。
通算イーブンパー52位までの73人が予選を通過。注目の海外招待選手では、2011年「マスターズ」覇者のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)が通算4アンダーの15位、米ツアーで活躍するジョン・センデン(オーストラリア)が通算2アンダーの33位で週末に残った。一方、2013年「全米プロゴルフ選手権」覇者のジェイソン・ダフナー(米国)は通算1オーバー74位でカットラインに1打届かず、予選2日間で姿を消すことになった。
また、日本ツアーに帰国参戦した今田竜二も、初日113位出遅れの巻き返しは図れず、通算3オーバーの104位で予選落ちした。