2004/03/27国内男子

伊沢、片山、ジャンボが優勝争いに名乗りを上げる!!

三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている「東建ホームメイトカップ」の3日目。前日のような突風は収まったが、それでも風の影響でボールコントロールが難しく、スコアを伸ばした選手は2日連続で2人しか現れなかった。 4アンダーの単独首位でスタートした藤田寛之は、スタートの1番ホールでバーディを奪ったが3番ホールから3連続ボギーを叩いてしまった。その後、堅実にパーを奪い持ちこたえたが15番のセカンドショットでグリーンをオーバーしボギー。続く16番パー3でも寄らず入らずボギー。1アンダーの単独2位に後退した。 首位に立ったのは韓国のチャーリー・ウィ。1アンダー7位からスタートしたウィは、1...
2004/03/26国内男子

伊沢失速! 藤田寛之が4アンダーで単独首位に浮上!!

三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されている「東建ホームメイトカップ」の2日目。朝から強風が吹き荒れ、各選手スコアを崩していった。初日7アンダー首位に立った伊沢利光はダブルボギーを2つ叩くなどスコアを6つ落とし1アンダー7位グループに後退。 代わって首位に浮上したのは藤田寛之だった。午前中のラウンドとなった藤田は、10番ホールからスタートし13、14番で連続ボギーを叩いたが、その後はバーディを5つの量産した。通算3アンダー、藤田がホールアウトした時点では首位の伊沢とは4打差ついていたが、上位陣が総崩れし単独首位となった。 2アンダーの2位には、ベテランの渡辺司やジャンボ尾崎、伊沢と...
2003/08/26国内男子

ベテラン勢の活躍か、それとも若手の台頭があるのか!?

今年で31回目を迎える歴史のある大会「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」が、8月28日(木)から31日(日)まで、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で開催される。2週間の夏休みが終わり、いよいよ後半戦突入。本格的な賞金王争いに向けて試合もさらにヒートアップする季節だ。 昨年は、台風の影響で3日間競技となった。上位陣が大混戦となり、トップと1打差に5人の選手がひしめく中、ベテランの湯原信光がトップの座を死守し、見事10年ぶりとなる優勝を飾った。その湯原が、2年連続優勝をかけて今週も出場予定。今シーズンの最高順位は「アジア・ジャパン沖縄オープン」での23位タイと調子がまだ出ていない。復活の地で良い...
2002/10/17日本オープンゴルフ選手権競技

佐藤信人が8バーディ、ノーボギーで初日から飛び出した!

日本ゴルフ界の最高峰「日本オープンゴルフ選手権競技」が、山口県の下関ゴルフ倶楽部で開幕した。このコースは、海に面しているため、風の影響を受けやすく、風との闘いが想定される。前回下関で開催された1991年は、その風を制した中嶋常幸が優勝している。 ところが、初日は風が吹かず24人がアンダーパーでラウンドした。その中でも、際立ってスコアを伸ばしたのが佐藤信人だった。スタートの1番ホールで幸先の良いバーディを奪った佐藤は、4番ホールまで連続バーディを奪った。 そして後半も、16番から3連続バーディを奪い、最終18番もバーディ。パー70のコースで62をマークし、8アンダーの単独首位に立った。 「すごい...
2002/07/05国内男子

落雷注意につき2時間19分の中断。サスペンデッドになり、暫定首位は佐藤信人

前日の晴天とは異なり、どんよりした梅雨空がホウライカントリー倶楽部を包んだ。予報通り雨はパラつく程度で済んだのだが、この地域に多い雷雲が接近してきた。 午後1時20分、サイレンが鳴らされ中断に入った。しかし、上空は曇り空のまま。雨が少し降っただけで、雷は一度も轟かなかった。 中断とは無縁の早い時間にラウンドした選手の中で、目立ってスコアを伸ばす選手はいなかった。初日首位の谷口徹は、「パターが悪すぎた。昨日が出来すぎだったので、今日と足して割ったらちょうどいい...」今日のスコアは割り切って、明日に仕切り直しと行けるだろうか。 この日、順調にスコアを伸ばしたのは、5アンダーの首位からスタートした...
2002/11/20国内男子

大物4人のプロアマにギャラリー大満足

ダンロップフェニックストーナメントの前日、フェニックスカントリークラブでプロアマトーナメントが行われた。基本的にはプロ1名に対し、招待客3名が組んでラウンドするのだが、タイガーの組だけは特別だった。米国シニアツアーで活躍を続ける、現役プロゴルファーの青木功が入ることになったのだ。 招待されたのは、メジャーリーグベースボールのマリナーズに所属する、大魔神こと佐々木主浩。そして、テレビのスポーツ解説でもおなじみの元プロテニスプレーヤー松岡修造という組み合わせになった。押し寄せたギャラリーもほとんどがこの組について回り、報道カメラマンも群れをなして選手を取り囲んだ。 松岡はティグラウンドを駆け下りる...
2002/10/19日本オープンゴルフ選手権競技

佐藤信人は一歩後退。D.スメイルと金鐘徳が6アンダーで並んだ

第67回の日本オープンも、いよいよ決勝ラウンドに入った。61名のプロゴルファーと、5名のアマチュアが、下関ゴルフ倶楽部を舞台に戦いを繰り広げている。 予選2日間、予想された強風は姿を見せず、3日目は朝から雨が降ったが、風は出なかった。それでも、日本オープンというコースセッティングに選手たちは苦しんだ。この日アンダーパーを出したのは7人しかいなかった。 2日間首位を守った佐藤信人は、スコアを2つ落としてしまい、5アンダーで3位に後退。変わって首位に立ったのは、ニュージーランドのデビッド・スメイルと、韓国の金鐘徳の2人だった。 3アンダーからスタートしたスメイルは、前半に3ストローク伸ばし、12番...
2002/10/18日本オープンゴルフ選手権競技

風が重たい!? 苦しみながらも佐藤信人が首位をキープ。

山口県の下関ゴルフ倶楽部で開催されている「日本オープンゴルフ選手権競技」の2日目。各選手スコアメイクに苦しみ、いよいよ日本オープンらしくなってきた。 初日8アンダーをマークして単独首位に立った佐藤信人は、早い時間にスタートした。出足の10番でバーディを奪い9アンダーまで伸ばしたが、12、17番でボギーを叩いた。そして後半、バーディは奪うものの、4番のダブルボギーに、終盤の7、8番では連続ボギーを叩きスコアを1つ落としてしまった。 「いろいろあって思い出せないなー」。ラウンドの第一声は、疲れきった表情にため息交じりの会見となった。「もちろん満足はしていないのですが、今日はショットがブレていたので...
2001/03/08国内男子

21世紀の開幕戦は雪!高見和宏が暫定で首位。片山晋呉は無難なスタートを切った。

21世紀のオープニングはいきなり雪にみまわれた。1993年からスタートした東建コーポレーションカップは、昨年まで祁答院ゴルフ倶楽部(鹿児島県)で行われてきたが、今年は三重県での開催となった。 雪の影響で中断するなど進行が遅れ 、サスペンデッドになってしまった。 120名が出場しているが、 18組54名が明日早朝からプレーを再開する。 早めのスタートで難を逃れた66名のうち、暫定でトップにたったのが高見和宏。「21世紀の開幕戦だし、スターティングホールはやっぱりパーで行きたいじゃないですか。それが思わぬ パターが入っちゃって…」この1番ホールで13メートルのバーディパットを沈めると、4番まで連続...
2000/05/25国内男子

手嶋多一がハーフ29、トップに立った。

毎年コースを変える三菱自動車トーナメント(一昨年までは三菱ギャラン)、今年は滋賀県、蒲生ゴルフ倶楽部で開催されている。初日首位を走るのは7アンダーの手嶋多一。2位葉彰廷、3位に謝錦昇と台湾勢がつけている。近藤智弘はジャンボと同位の2アンダー12位からの発進とした。 インからスタートした手嶋多一は7バーディ、ノーボギーでホールアウト。出だしから17番まで、ショットはいいのに、パットが入らなかった。パーが続いていたが17番で「絶対にボギーと思っていた」8メートルのパットを入れて、流れが変わった。「あれで気分がスッキリしました」 18番を手始めにそこから5連続のバーディを沈めて後半は29をマークした...
2000/11/09国内男子

宮本勝昌、今度こその首位発進

ここ数日で急に寒さを増した太平洋クラブ御殿場コース。そんな中、秋のインターナショナル3連戦が開幕した。初日は宮本勝昌・杉本周作が6アンダーと好調に伸ばして首位タイとし、3位に野上貴夫。常連M.オメーラは伊沢利光・米山剛・白浜育男と共に4アンダー4位といい位置につけている。 88年の全米プロチャンピオンのジェフ・スルーマンは2アンダー13位からのスタートとまずまずの出だし。豪州のアーロン・バデリーは今大会がプロ転向後初めての試合となるが、初日は4オーバー67位。アウトからスタートした野上貴夫は出だしをボギーとしながらも3番ホールから4連続バーディを沈めて67をマークした。 今週はお父さんが掛...
2001/05/10日本プロゴルフ選手権大会

東聡が昨年の雪辱に向け好スタートをきった。

今シーズン最初の国内メジャー、日本プロゴルフ選手権が開幕した。今年は福岡県のザ・クイーンズヒルGCが舞台となる。この大会に備えコースセッティングをよりハードに仕上げ、硬くて速いグリーンに選手は翻弄された。 初日トップには、D.ウィルソン、謝錦昇、東聡、久保谷健一の4人が3アンダーで並んだ。なかでも東は昨年この大会で初日にトップに立ち3日目までキープしていたが、最終日に佐藤信人に逆転されタイトルを逃してしまった。その雪辱を狙う初日のラウンドは5番ホールから5連続バーディを奪うダッシュをみせた。 そして同じく首位のD.ウェイルソンは、2週間前の中日クラウンズで初日に飛び出したが、2日目にスコアを伸...
2001/04/12国内男子

ベテラン藤木三郎ら5アンダーで5人が並んだ。

スポーツ振興CC山の原コースで開催されている「つるやオープン」の初日。各選手スコアを伸ばし首位5アンダーに5人が並ぶ混戦状態となった。 17番ホールで6アンダーの単独トップに立った藤木三郎は「最後のパーで単独トップだと思ったんですけど、残念。あーあ、最後しびれちゃった」というように、最終18番でボーギーを叩き、首位グループに吸収された。ツアー通算14勝の藤木だが、1999、2000年と2年連続で賞金でのシード権を逃している。現在の資格は生涯獲得賞金25位以内(12位)での出場。 「難しいクラブでは若手にはかなわないから」今年からメーカーとのクラブ契約をやめて、自分にあったクラブを探して使用して...
2000/06/15国内男子

初日は景気よくバーディラッシュ

先週の試合には申し訳ない話だが、休養十分の選手たちがこぞって参加のよみうりオープンだ。コースはお馴染み、兵庫県のよみうりカントリークラブ。今年はタマノイ酢が冠についた。 初日はバーディが大安売りだった。首位に立った佐々木久行は2ホール目の11番から勢いがつき、15番から18番まで4連続。アウトに回ってからも2番3番と連続バーディ。ボギーなしの65と気分のいい1日を終えた。佐々木だけでなく66の2位グループは手島啓二、水巻善典、林根基。またツアー序盤戦の元気を取り戻したい田中秀道も7バーディ、1ボギーの6アンダーと立派なスコアをマークした。 佐藤信人は珍しく1オーバーと地味なスタートを切った。こ...
2001/04/21国内男子

片山、谷口が伸ばした。伊沢も割って入り最終日を迎える。

茨城ゴルフ倶楽部で行われているキリンオープンゴルフの3日目は冷たい風が選手を苦しめた。4月後半とは思えない寒さの中、選手たちは防寒対策をしながらのラウンドとなった。 初日からトップに立ったディフェンディングチャンピオンの片山晋呉は、今日も体調は戻らないものの「気持ちと体調は別ですから。初日よりも、今日が一番いいゴルフができて楽しかった」と悪天候の中昨日と同じ1アンダーフィニッシュに満足している。 片山のライバルとして昨シーズンの賞金王を最後まで争った谷口徹もスコアを1つ伸ばし、片山と3打差の2位につけている。「明日は3位を狙っていきます。まぁ、隙があったら頑張りたい。そんなに今は意気込んでいけ...
2001/04/15国内男子

昨年の仇を取った!田中秀道が快心の逆転優勝。

スポーツ振興カントリークラブ山の原コースで行われた「つるやオープン」最終日。 首位河村雅之に5打差の3位タイでスタートした田中秀道が66でまわり、大逆転で今シーズン1勝目をあげた。 最終組の1つ前でスタートした田中は、1番ティショットを左に大きく曲げOB。いきなりダブルボギーを叩いた。「がっかりのスタートになってしまったんですけど、その怒りが、この先もう行くしかないという状況でしたね」あきらめではなく、開き直りがいい方向につながった。 6番から10番まで5連続バーディ。予選ラウンドの河村をもしのぐバーディラッシュを見せ一気に優勝争いに加わった。 そして迎えた15番パー5「今日のスタートがダボだ...
1998/09/24国内男子

エレラ、今年もトーナメントをリード!

一昨年はジュンクラシックCCを舞台にジャンボが優勝。昨年はロペ倶楽部が舞台でエドアルド・エレラが勝利。尾崎は最終日に75と大叩きして4位だった。そして今年、絶好調とは言えないながらも賞金レース首位に躍り出たジャンボ尾崎は、当然この試合を制して秋のシーズンへ気分よく船出したいところだろう。昨年の雪辱も果たしたい。もちろん丸山茂樹を始めとしてジャンボ阻止に立ちふさがる選手も多いはずで、さて本番はどんな展開になるか・・。 しかし初日をリードしたのは昨年の勝者・エドアルド・エレラだった。ボギーなしの6バーディ。このロペ倶楽部がすっかり好きになってしまっている。「このコースは去年も勝っているし、グリーン...
1997/09/25国内男子

首位フランコ、ジャンボが2差で2位スタート!

前週は追い込みの効かなかったカルロス・フランコだが、今週は完璧。バーディ6つでボギーなしのラウンド。「ドライバーは100%の出来、すべてフェアウェイをキープした。アイアンは70%か80%かな、グリーンをし4回外したから」ただし、その4回もグリーンにオンしてからバックスピンでこぼれたのだという。 この試合に優勝したこともある。もう3年前のことだが、コースはやはりロペ倶楽部だった。「今シーズンは調子が良くて賞金ランクも5位には入れると思う。あと必要なのは優勝だけだね」 ジャンボは連続バーディの発進。トータル6バーディ。しかしボギーも2ホール連続した。「とりこぼしが多い。ボギーホールもちょっとグリー...
1997/03/13国内男子

荒れ模様の開幕戦、フランコが飛び出す

いよいよ開幕の男子トーナメント。50歳の大台に乗ったジャンボ尾崎が今年も賞金王なるか?(実現すれば4年連続。青木功に続く大偉業!)。それとも丸山茂樹を筆頭とする若手中堅がこんどこそ大先輩に隠居願って世代交代? 1週早く始まった女子ツアーは最初こそ原田香里や塩谷育代などそうそうたるメンバーが飛び出したものの、最後は韓国勢同士のプレーオフという結果になった。男子ツアーも外国人選手の強さはあなどれない。はて、どんな展開になってくれるか。面白い1年をお願いします。 ということで鹿児島・祁答院ゴルフ倶楽部での開幕戦。いきなり雨にたたられてプレーは遅延。日の長い鹿児島とはいえ、日没があやぶまれたたが、トッ...
1997/10/16国内男子

米山剛、10バーディの9アンダー!

ちょっと珍しいというか新鮮。米山剛が猛烈なバーディラッシュを見せて、なんと9アンダー。インスタートでいきなりバーディとし、以後とり続けてハーフ6バーディの30。アウトにまわってからも1番2番を連取し、結局32。ボギーは4番のパー3でグリーンを外して2パットしたものだけ。 「風邪をひいて調子が悪かった。医者へいったら熱が38度もあって、水曜はひたすら休養していました。今日も関節は痛いし、ボーッとしてラウンドしてました」と言う。 スコアが伸び始めて、痛みも忘れてしまった。「今年のフジサンケイでホールインワンしたときも風邪をひいてたから、風邪の方がいいのかな。ボーッとしてスコアを気にしないのがいいの...