3日目/「59をマークしたような驚き」ハミルトンにインタビュー
2004年 全英オープン
期間:07/15〜07/18 場所:ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)
日本ツアーでお馴染みのT.ハミルトンがトップ!2位にエルス、3位にミケルソンとグーセン、タイガーも優勝圏内!
スコットランドのロイヤルトゥルーンGCで開催中の第133回「全英オープン」3日目。最終組がスタートした直後、強い雨と風が選手を襲ったがすぐに回復。リンクス特有の悪天候は3日目も影を潜めた。
トータル8アンダーでトップに立ったのは昨年まで日本ツアーで活躍していたトッド・ハミルトン。3日目のベストスコアとなる4アンダー「67」でラウンドし、2日目の5位タイから浮上してきた。今季主戦場を米ツアーに移したハミルトンは3月の「ザ・ホンダクラシック」で米ツアー初優勝。勢いに乗って初メジャー制覇まで成し遂げられるのか。日本ツアー育ちのハミルトンだけに期待がかかる。
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このハミルトンを1打差で追うのがアーニー・エルスだ。前半は思うようにスコアを伸ばせず途中までイーブンパー。しかし、スコアをキープするのすら難しい後半の13、15、16でバーディを奪いトータル7アンダーまでスコアを伸ばした。
3位には今年のメジャーを制しているフィル・ミケルソンとレティーフ・グーセンが浮上。ミケルソンは前半3つスコアを伸ばし後半はパープレーというロイヤルトゥルーンGCの攻略セオリーどおりのプレーを展開。一方グーセンは6バーディ、3ボギーという出入りの激しい内容で3つスコアを伸ばし、2日目の10位から浮上してきた。
注目のタイガー・ウッズは1、2、4、7番でバーディを奪い前半の9ホールを4バーディで折り返すタイガーチャージを披露。難度が高い後半の9ホールでは1つスコアを落としてしまったがトータル4アンダーの7位タイまで浮上。久しぶりにメジャーでの優勝が射程圏内に入ってきた。
日本人選手の中では、神山隆志、深堀圭一郎、平塚哲二が大健闘。神山がイーブンパー、一緒にラウンドした深堀と平塚が1アンダーで、トータルスコアは3人揃って1オーバー。23位タイにつけている。なお、最も活躍が期待されていた丸山茂樹はスタートホールでたたいてしまったダブルボギーから立ち直ることができず3つスコアを落としトータル4オーバー。51位タイに後退してしまった。