フロリダ州ポンテベドラビーチにあるTPC at ソーグラスで開催されている、米国男子ツアー第12戦「ザ・プレーヤーズ選手権」の3日目。実績のある選手が上位にひしめく中、決勝ラウンドが行われた。

混戦から抜け出したのは、大会初日首位に立っていたアダム・スコット（オーストラリア）。10番から12番の3連続バーディでスコアを伸ばし通算10アンダー。再び首位に返り咲き明日最終日を迎える。

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通算7アンダー3打差で追う4位グループには、この日イーブンパーとチャージをかけられなかったアーニー・エルスとフィル・ミケルソンが2つ伸ばしてじわりじわりと順位を上げた。また、ビジェイ・シンもエルスと同じくスコアを伸ばせず通算6アンダーの9位につけている。そのほか、今季1勝を挙げているクレイグ・パリーがスコア“64”をたたき出し、69位から9位に急浮上した。

一方、無事予選突破を果たしたタイガー・ウッズは、決勝ラウンドに入るとティショットから飛ばしていく攻めのゴルフを展開。8バーディ4ボギーと豪快なゴルフを披露し、通算4アンダー。44位から16位に浮上し首位とは6打差、最終日にタイガーチャージはみられるのか。

注目の日本勢は、丸山茂樹がこの日4バーディ6ボギーと出入りの激しいゴルフとなり、1オーバーの56位に低迷している。また、田中秀道も6番で叩いたダブルボギーが響きこの日2オーバー。丸山と同じく1オーバーまで後退した。