ウッズvsエルス、パーマーvsニクラスが実現!?
「ベイヒルインビテーショナル」プレビュー
タイガー・ウッズとアーニー・エルスの対決が期待される米ツアー「ベイヒルインビテーショナル」。そのほかにアーノルド・パーマーとジャック・ニクラスも参戦と期待度満点のトーナメントになりそうだ。しかしその中で、多くの選手達が参戦を見合わせているという。その原因は昨年選手達を怒らせた“プレー不可能なグリーン”。昨年は試合直前にグリーンが新しく設置されたため、芝が若すぎて硬く、一流プレーヤーたちもお手上げという状態のグリーンに選手達からは怒りの声が溢れた。
ジョン・アンダーソン(ベイヒル・首席コース管理者)
「昨年はまだ芝が若く硬すぎてしまった。一年経って芝も成熟したので、ボールは選手達が意図したように止まるはず」
ホセ・マリア・オラサバル
「グリーンは昨年に比べて少し柔らかいけど、その理由は昨晩からの雨だと思う。もしこのまま雨が降らず気温が上昇したら、昨年ほどではないにせよ、また硬いグリーンに悩まされることだろう」
スティーブ・ストリッカー
「昨年のグリーンはプレー不可能なほど、硬くて速かった。ほとんどのホールでアプローチがグリーン上で止まらない状態。昨日の雨で表面的には柔らかくなっているが、基が硬いままだから大変」
スコット・ホーク
「昨日と今日で2ラウンドしたけど、柔らかくなっているんじゃないかな?所々、信じられないような硬さが残っている個所もあり、アンラッキーな跳ね方をすることもあるけれど、昨年に比べればまともになった。今年参加しない多くの選手の欠場理由はあのひどいグリーンだと思う」
欠場する面々の中には、ベイヒルで3度のトップ10入りを果たしているトム・レーマン、3度の2位フィニッシュを決めているデービス・ラブIIIもいる。フィル・ミケルソンの欠場は家庭の事情だが、他に、フレッド・ファンク、ジム・フューリック、リー・ジャンセン、ジャスティン・レナード、ニック・プライス、ローレン・ロバーツらが欠場する。