“攻めのゴルフ”でメジャー初制覇！神谷そらのプレーを変えたきっかけ
2023/09/12 17:00
20歳の神谷そら選手が国内メジャーを初制覇！ 史上6人目となる「日本女子プロゴルフ選手権」初出場初優勝達成に会場が沸きました。そのほか日本勢6人が参戦した米国女子ツアーや、男子の日韓亜3ツアー共催大会など、1週間のゴルフツアーをギュッとまとめてお届けします。
PICK UP NEWS
「『これだ』と思った」 飛ばして勝った神谷そらの原点
初挑戦の「日本女子プロゴルフ選手権」でメジャー初タイトルを獲得した神谷そら選手。ツアートップクラスの飛距離を武器に攻め続ける姿は、見ている人を爽快な気分にさせてくれます。そんな攻撃的スタイルを貫くきっかけとなったのは、中学生の頃に見たある選手のプレーだったそうです。
賞金ランクトップに浮上 中島啓太の“試合を読む力”
初日は71位と出遅れた中島啓太選手。ところが試合が終わってみれば日本勢最上位の3位に食い込み、日本ツアーの賞金ランクでトップに立ちました。多くの試合で優勝争いに持っていける中島選手の強さの秘密は、出遅れてもすぐに立て直すことができる「調整力」にあるようです。
3戦連続通過も「レベルを上げないと」 渋野日向子は日本で2週間のオフへ
このところ少しずつ調子を上げてきている渋野日向子選手は36位でフィニッシュ。3戦連続となった予選通過に手応えを感じつつも、上位で戦うために足りないものを次々と痛感しているようです。今後は2週間のオフを日本で過ごし、リフレッシュして次戦に備えます。
LAST WEEK NEWS
国内女子：日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
キャリアで5度目の国内メジャー挑戦を終えたプロ8年目の照山亜寿美選手。茨城の自宅には、プロテストに合格した2016年に買った2匹のシェットランドシープドッグがおり、ドイツの自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」から名前を取って「メル」と「ベンツ」と名付けたそうです。その理由を聞くと、「家族に『ベンツを買ってくれないから、犬につけた』と言われた」と笑って話してくれました。近い将来、ご家族にプレゼントできるといいですね。（内山）
国内男子：シンハンドンヘオープン
シンハンドンヘオープンは、日本、アジア、韓国の3ツアー共催大会。各競技団体を普段取材するメディアが、現地の仁川（韓国）を訪れていました。ざっくりとした配分をいえば、韓国の記者が７割、日本が２割、アジアが１割。驚いたのは試合３日目の土曜日、プレスルームはガラガラで、「韓国の記者は土曜日はお休み」という事実。日曜日の朝刊がないためというのが主な理由だそうですが、ウェブ記者はどうしているのか？などいろんな疑問が浮かびました。でも、ちょっとうらやましかったりもして…。（服部）
米国女子：クローガー・クイーンシティ選手権
海外出張をすると米国の東部から西部に移るだけでも移動の大変さが身に染みます。驚きなのは初めて海外7連戦をこなして見せた西村優菜選手。移動の総距離をざっと計算したところ3万7000キロ相当で、東京から沖縄のおよそ12往復分。「時差を直すには1、2日汗をかいたり、太陽を浴びる意識をすると良いかも。アメリカで身についたことです」。ハードな強行日程をこなした西村選手の「タフさ」を思い知りました。（石井）
PICK UP PHOTO
釣り好きカメラマンはコースから見える海が気になっちゃうようです（笑）
NOTE
みなさんは仕事の合間におやつを食べますか？ お腹まわりの肉が気になる人は、ナッツや干しいも、スルメなど、タンパク質や食物繊維を含んだ噛みごたえのあるものを摂るのが良いのだとか。ちなみによく噛むことには集中力を増す効果があるそうで、ラウンド後半に疲れてきたときの間食にもナッツやドライフルーツが最適なのだそうです。（熊野）
Edited by : 武田涼花
instagram : @i_am_golfholic
