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番手選び難航でチャンス作れず 畑岡奈紗「得意の秋で絶対勝てるように」

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 最終日(10日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd(パー72)

10位から浮上を目指した畑岡奈紗は3バーディ、3ボギーの「72」とスコアを伸ばせないまま通算8アンダー16位で大会を終えた。フェアウェイを外したのは3ホールのみとティショットは好調な一方、地面の硬さと風の影響でセカンドショット以降のクラブ選択が難航した。「フルショットで打てるのは少なくて。ディスタンスコントロールができなかった」。なかなかチャンスを作れない一日に唇をかんだ。

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出だし1番でボギーが先行。2番パー5のバウンスバックで勢いを取り戻したい思いとは裏腹に、バンカー越えの左手前ピンとタフなホールロケーションで3オン2パットのパーにとどまった。3番(パー3)で4日連続のバーディを奪っても、4番(パー5)で痛恨のボギー。終始流れをつかみ切れなかった。

初日の練習後に気付いて修正したパッティングのアドレスは「スタートラインが自分の中でズレちゃっているところはある」と改善の余地を残している。グリーンの硬さが場所によってはライン読みにも影響を与えるレベルで、5mほどの距離を決めきれずに合計32パットを要した。

2日目に出した今季ベストスコア「63」は間違いなくポジティブな要素。「あれだけ伸ばせたのは大きかった。ことしはまだ勝てていないけど、ああいったゴルフができればしっかり自信になる」とうなずく。一年前に出た時は苦戦していたドロー軌道のショットが求められるホールでしっかりフェアウェイを捉えていけた部分にも変化を実感している。

7月末に「アムンディ エビアン選手権」出場のためフランスへ入って以降、欧州シリーズが終わってもそのまま北米を転戦してきた。「もう少しショートゲームを磨かないと、自分のショットを生かせない。もう少し距離感を良くしたい」と一時帰国する間の課題も明確。「秋は自分の中で得意にしているシーズン。絶対に勝てるようにしたいです」。11月の日本開催「TOTOジャパンクラシック」を含め、アジアシリーズに闘志を燃やした。(オハイオ州シンシナティ/石井操)

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