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「風が吹かなければ」2桁アンダー決着も セッティング担当の思惑は

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 事前(1日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース◇6665yd(パー72)

今季国内メジャー初戦の開幕を前に日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長、福本佳世大会実行委員長、茂木宏美コースセッティング担当が公式会見に臨んだ。福本氏が「コンディションはアメージングに仕上がっている。面白い戦いになると思う」と言えば、茂木氏も「メジャーの名にふさわしい、選手がヒリヒリする戦いをお見せできるのでは」と自信をのぞかせた。

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3年ぶり5回目の開催となる東コースは、西コースに比べて砲台グリーンの手前にガードバンカーが利いているホールが多いのが特徴。花道を使えるシチュエーションが少なくなることに加え、硬くて速いグリーンは「うまくいった選手に“ご褒美”はあるが、球が上がらないと、パーンと跳ねてしまう。球の高さ、落ち際の落下角度も問われる」。フェアウェイからのセカンドショットも決してイージーではないという。

西コースでの前年大会は吉田優利の優勝スコアが大会史上初のオーバーパーとなる通算1オーバーを記録した。今回、茂木氏が「もし風が吹かなかったら、2桁(アンダー)まで行くと思っている」と予想するのは、昨年より10㎜短い60㎜に設定されたラフの状況も関係している。「何回か刈って、ボールは見えるけどなかなか打てない“密度の濃い”60㎜を目指そうとコース側とも話していたんですが、どうしても春先の天気に左右されてしまう。ことし2桁アンダーに行くという予想は、そのラフ(の事情)もある」

東コースでは若手時代のチョン・インジ(韓国)やレキシー・トンプソンといった飛距離のある海外選手が大会を制圧したこともあった。「飛距離も武器にはなると思うが、総合力が問われる。ショットの精度だけではなくてパッティングの技術だったり、グリーンを外した時のアプローチの技術…。14本すべてを使える選手が勝っていくと思う」。特にグリーンのコンディションが期待通りとなっているからこそ、シンプルなパワーゲームにはならないと強調した。(茨城県つくばみらい市/亀山泰宏)

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