「まさか…」勝みなみが米ツアーでトップ10入り！ ／穴井詩は奇跡の生還
2023/04/04 17:00
タフなコースで行われた米国女子ツアー。畑岡奈紗選手は7位で終え、連覇を逃しました。今回は、同位フィニッシュとなった勝みなみ選手のコメントをお届けします。また、国内ツアーの情報など今週は盛りだくさんです。6日に開幕するマスターズに向け、GDOニュースでは最新情報をどんどんお伝えしますのでお楽しみに！
PICK UP NEWS
勝みなみ「100点をあげたい」 猛チャージでトップ10入り
32位スタートの勝選手は最終日を8バーディ、ボギーなしの「63」で回り、ルーキーイヤー2戦目でトップ10入りを果たしました。試合後の取材では“まさか”のビッグスコアに驚きを隠せない様子。20日に開幕する海外メジャーに向けて調子は上向きのようです。
穴井詩「終わった…」テレビ塔直撃から奇跡の生還
11歳から競技を始め、プロ16年目の穴井選手ですが、最終日での緊張は高まるばかり。ほかの選手のスコアを気にする余裕もなかったそうです。ささきしょうこ選手との一騎打ちを制し、勝ち取った優勝カップに喜び爆発です。「欲望しかない」と話す35歳の目標は？
LAST WEEK NEWS
国内男子：東建ホームメイトカップ
2日目に大会コース記録の「61」をマークした20歳の細野勇策選手。目標は松山英樹選手とコリン・モリカワ選手とのことで、理由を尋ねると「ゴルフのタイプは違いますが、人間性とかが好き」と笑顔で話していました。ちなみに、野球も好きで、先日のWBCはテレビ越しに観戦。“推し”は「顔が丸っこい感じも似ていると言われる」という村上宗隆選手だそうです。（内山）
米国女子：DIOインプラントLAオープン
米本土のゴルフ場(カリフォルニア州／バロスバーデスGC)を初めて訪れ、日本では見たことがないごみ箱を発見しました。1番のグリーン脇に、地面を掘る形で備え付けられ、足でペダルを踏むとフタが開くタイプ。米国在住の方によると、野生動物や強風が吹く場所でこうした工夫があるそう。砂漠地帯のゴルフ場ではバンカーレーキが日差しで劣化するため、専用の道具もあるとか。周囲を見渡せば、新発見ばかりです。（石井）
国内女子：ヤマハレディースオープン葛城
この試合で引退となったユン・チェヨン選手は、仲のいい選手やヤマハのスタッフに見送られて日本での最終戦を終えました。来日当初は日本語が分からず、クラブ調整ひとつとっても苦労ばかり。言葉や文化を覚えようと、転戦先では積極的に名所めぐりなどをしたそうです。去年は富士登山にも挑戦して、「景色は素敵！ でも大変だからもういいかな…」と最後までお茶目な笑顔で去っていきました。（谷口）
他ツアー：オーガスタナショナル女子アマチュア
オーガスタナショナルGCで行われた最終ラウンドはアマチュア競技とは思えないほどのギャラリーが詰めかけました。朝のゲートオープンとともに大多数が一目散にグッズショップへ向かい、あっという間に開店待ちの大行列が。「マスターズ」のグッズがすでに置かれているからこその現象です。トーナメントウィーク前にお土産を確保してオーガスタを歩き回れるとなれば、100ドルのチケット完売もうなずけます。（亀山）
PICK UP PHOTO
2023年ホールインワン第1号は岩崎亜久竜選手！
NOTE
いよいよマスターズが始まりますね。ゴルフ界のお祭りにワクワクが止まりません。おかげで毎日が寝不足気味です（笑）。入社したての数年前は、ゴルフを観戦したこともプレーしたこともなく、4月の盛り上がりについていくのが精一杯でした。気づけば後輩もでき、時の流れのはやさに驚きます。この時期になると思い出すのが当時のやらかしエピソード。恥ずかしすぎるので、墓場まで持っていく覚悟です。（武田）
Edited by : 武田涼花
instagram : @i_am_golfholic
