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石川遼はグリーンの“ギャップ”に苦戦「タッチが合わなかった」

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日(2日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7062yd(パー71)

星野陸也と並んで首位からスタートした石川遼は、今平周吾に逆転を許してツアー通算19勝目を逃した。5バーディ、2ボギーの「68」と伸ばしながら、優勝スコアに3打届かない通算17アンダーの3位で終えた。

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1番で4mのチャンスを決めると、2番でも1.5mのバーディパットを沈める最高のスタートを切った。しかし、3番(パー3)で3パットのボギーで後退。7番で1.5mにつけて前半に2つ伸ばしたが、星野に1打のリードを許して折り返した。

後半は12番(パー5)で2オンに成功したものの、イーグルパットを沈められずにバーディ止まり。「きょうの敗因かな。状況判断をミスした」と語るのは14番。80ydの2打目をグリーン奥にこぼし、アプローチを1mに寄せたが、「変な曲がり方をした」と外して痛恨のボギーを喫した。

17番(パー5)をバーディとしたが、2組前から首位に抜け出した今平との差は埋められなかった。「きのうまでよりも内容が悪くなってしまった。なかなか4日間(好調を)維持するのは難しいと思った」と「68」のスコアを振り返る。

大会を通しての1ホール当たりの平均パットは1.6604で全体9位だったが、「タッチが4日間ずっと合わなくて苦労した。思った通りに打てたパットが全然違う結果になったりした」。シューズを通して足の裏から伝わるグリーンの硬さと、転がりが遅いボールスピードのギャップに悩まされた。

敗れはしたが、「パットのタッチが合わないのに優勝争いできたのは、それだけショットが良くなってきているということ。最終組に入れたことも好材料。全体的にはいい方向にいっているんじゃないかな」とプラスにも捉えている。

次戦は2週後の「関西オープン」(4月13日~/大阪・泉ヶ丘カントリークラブ)を予定している。「初めてのコースなので、どうやって攻めていくかに集中する。修正したいところは特にないので、一つひとつの技の精度を高めていきたい」と気持ちを切り替えた。(三重県桑名市/内山孝志朗)

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