石川遼は最終18番で競り負け ハン・ジュンゴンがV 賞金王にキム・キョンテ
2015年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/26〜11/29 場所:Kochi黒潮カントリークラブ(高知)
初シードは堀川、今平ら9人 川村、額賀、矢野、横田が復帰
国内男子ツアー「カシオワールドオープン」が終了し、賞金ランク上位75人(※)に付与される来季シード獲得者が確定した。今平周吾(24位)、堀川未来夢(41位)、小池一平(57位)、小林伸太郎(63位)、富村真治(74位)ら9人が初シードを決めた。
賞金シード復帰を果たしたのは川村昌弘(42位)、額賀辰徳(61位)、矢野東(64位)、横田真一(70位)の4人。ジャンプアップを遂げたのは、今大会をランク74位で迎えていた額賀だ。通算7アンダーの大会7位で終える好成績で第1シードへと飛び込み、6年ぶり2度目のシード獲得を決めた。
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2006年にプロ転向した額賀は、過去には09年、10年、12年とドライビングディスタンス1位を記録し、今季もトップ(298.92yd)を走る屈指のパワーヒッター。「調子が上がってきたこともそうだけど、楽しくゴルフをできているのがこれまでとの違い。ゴルフはすごく難しいスポーツだけど、今は素直に向き合えていると思います」と、持ち前の飛距離はそのままに、シード復帰に至るまでのメンタルの変化を口にした。
一方で、前年まで保持していたシードを喪失したのは11人だ。今週予選落ちしたデービッド・スメイル(ニュージーランド)は80位と圏外に漏れ、海外選手での最長連続シードを更新中だった記録は17年連続で途絶えた。
ツアー優勝経験者では塚田好宣(81位)、丸山大輔(84位)、室田淳(85位)、平塚哲二(115位)、今野康晴(123位)らがシードを保持できず。最年長シード保持者(当時59歳)として今季をプレーした室田、今季は特別保障(公傷)制度からの復帰となった平塚は、翌シーズンの出場に1度だけ行使できる『生涯獲得賞金上位25人』の資格を持つ。
※出場義務試合数に満たないリャン・ウェンチョン(22位)、松山英樹(55位)、ワン・ジョンフン(67位)は賞金シード対象外のため、第1シードは62位まで、第2シードは63位~78位に付与。第1シードは来季フル出場、第2シードは秋口を前にした成績で優先順位を組み替える「フォールシャッフル」までの出場が可能になる。
<シード争いの動向> 賞金ランク/選手名
■初シード獲得
(第1シード)
24位/今平周吾/43,485,816円
35位/ウォンジョン・リー/31,105,380円
41位/堀川未来夢/24,995,207円
57位/小池一平/18,683,116円
62位/A.キュー/15,762,075円
(第2シード)
63位/小林伸太郎/15,533,438円
68位/M.グリフィン/12,787,897円
74位/富村真治/10,589,583円
75位/ムン・キョンジュン/10,310,801円
■ 賞金シード復帰
42位/川村昌弘/24,898,699円
61位/額賀辰徳/15,784,000円
64位/矢野東/14,524,349円
70位/横田真一/12,161,173円
■ 賞金シード陥落 ※印はその他の資格保有者
25位/リャン・ウェンチョン※/40,598,600円/15年「ツアー選手権」優勝
80位/D.スメイル/9,725,775円
81位/塚田好宣/8,928,690円
84位/丸山大輔/8,072,350円
85位/室田淳※/7,719,333円/生涯獲得25位以内
98位/上井邦裕/5,366,977円
103位/塩見好輝/4,910,933円
115位/平塚哲二※/3,158,428円/生涯獲得25位以内
120位/K.アフィバーンラト/2,935,764円
123位/今野康晴/2,884,641円
140位/キム・ヒョンテ/1,569,500円
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