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ローリーがドーハで首位に浮上

ポール・ローリーが「コマーシャルバンクカタールマスターズ」2勝の腕前をまざまざと見せつけ、ドーハGCでの大会折り返しを、後続に1打差の単独首位で迎えた。

これまでマザー・オブ・パール・トロフィーを3度掲げた選手はいないわけだが、その歴史を変えるべく、2日目を「66」でラウンドし、通算11アンダーとしてニコラス・コルサーツに1打差をつけて首位に立ったスコットランド出身のローリーが躍動した。

初日を「67」でまわって巧妙に風を攻略したローリー。1999年と2012年の大会王者は、少し風が落ち着いた木曜のコンディションを活かし、ペッレ・エドベリ、セルヒオ・ガルシア、そしてレナート・パラトーレと並ぶ2日目のベストスコア「66」を叩き出した。

午後は風が強まり、遅い時間にスタートした選手たちにはローリーに迫るチャンスはないかに見えたが、最終ホールをバーディで締め括ったコルサーツは、グレゴリー・ボーディラファ・カブレラベロー、そしてアンドリュー・ジョンストンらが形成する通算9アンダーのグループから一歩抜け出すことに成功した。

ローリーがカタールで優勝を飾った年はいずれも「ライダーカップ」の代表チーム入りを果たしているとあって、ここでの勝利は吉兆を呼び込むことになるかもしれないが、彼は過去の栄光は有益ではあるものの、最後の一線を越える上で大きな役割を果たすとは信じていない。

「良いプレーができると確信できる場所、そして過去に自分が成し遂げたことを確認できる場所に帰ってこられて良かった」とローリー。

「こういうのは助けとなるからね。毎日、練習レンジで自分の名前が載ったリーダーボードの前を何度か通り過ぎるんだ。この大会では過去に2回優勝しているというのも助けになる」。

「まだ先は長いね。たくさんゴルフをプレーしなければならず、多くのトッププレーヤーが上位につけている。でも、これまでのところは順調にきている」。

ローリーはスタートの10番でバーディを奪うと、12番でもバーディを奪って首位に並んだが、15番でボギーを叩いて一歩後退した。彼はワンオン可能なパー4の16番でバーディを奪って再び首位に並ぶと、18番もバーディとして単独首位に抜け出した。

後続の選手もローリーの独走を許さず、一時はボーディとブランデン・グレースが首位に並ぶ展開となり、特にフランス出身のボーディは、18番と4番でバーディを奪い、2度にわたりローリーを捕らえた。

しかし、47歳のローリーは7番でバーディを奪うと、最終の9番ではピンポイントのアプローチショットからバーディを奪い、通算11アンダーとして1打差の単独首位に抜け出すことに成功した。

「昨日とほとんど同じだったね」とローリー。「ティからグリーンにかけて良いプレーができた。良いショットがたくさん打てたね。ミスは、残り6メートルを3パットした15番の1度切りだった」。

「今日は、明らかに風が強く吹くことを考慮してティが前に出されていたのだけど、午前中はほぼ無風だったんだ。それだけに、15番を終えたところでは、今日のコンディションを活かし切れていないことに少し苛立っていたんだ。それから良いゴルフが展開でき、いくつかバーディを奪うことができたね」。

「でも、自分のゲームプラン通りにプレーしてスイッチを入れなければならないし、そのゲームプランもこの天候で刻々と変わって行くんだよ」。

「僕のゴルフに臨む姿勢は、風が強くなるときは通常、とても良いんだ。風が強い時に、僕がよく取るような気難しい態度や不機嫌な素振りを見せると苦しむことになるからね。だから、僕は風が吹くと少しばかり寛容になる傾向にあるし、今はまさにそうあるべきなんだ」。

コルサーツは自身の高い水準からすると低調な2015年シーズンを強いられ、昨季は「レース・トゥ・ドバイ」を97位で終えているが、この大会で復活の兆しを見せているベルギーの飛ばし屋は、パー5の利を活かすなど、2日目を「68」でラウンドした。

水曜はパー5の全ホールでバーディを奪ったコルサーツは、この日も自慢の飛距離を存分に活かし、10番と最終の9番でバーディを奪ったほか、1番ではイーグルを奪い、これに5番でのバーディと14番でのボギーが加わるラウンドとなった。

ボーディは8番ホールで初のホールインワンを達成して歴史に名を残した。33歳の彼は午前中のラウンドで出だしから7ホール連続パーとするも、この6番アイアンのエースにより前半を「34」とした。

ボーディは後半に入ると、10番でボギーを叩いて後退するも、11番ですぐさまバーディを奪う盛り返しを見せ、14番と16番でもバーディを奪って2日目を「68」でラウンドした。

2014年の「チャレンジツアー」でトップに輝いたジョンストンは、パー3の3番でダブルボギーを叩く散々な序盤となったが、7番、10番、13番、14番、そして16番でバーディを奪ってリーダーボードを駆け上がった。

2012年に「オメガドバイデザートクラシック」を制し、砂漠で戴冠した経験を持つカブレラベローは、2番、9番、11番、16番でバーディを奪う「68」で2日目をラウンドし、射程圏内に留まった。

2014年の大会王者であるガルシアは、「70」でラウンドした水曜こそフラストレーションの兆しを見せるも、この日はローリーと並ぶ「66」を叩き出し、見事な応戦を披露した。

スペイン出身のガルシアは、10番でバーディを奪うと、14番、15番と連続バーディを奪い、16番ではイーグルを記録して7ホールを5アンダーでまわって見せた。

その後の9ホールをパーとしたガルシアは、8番でモンスター級のバーディパットを決めてグリーン上で祝福のダンスを披露し、通算8アンダーとしてヨハン・カールション、エドベリ、トミー・フリートウッド、そしてトービヨーン・オルセンと並ぶ6位タイで週末を迎えることとなった。

デンマーク出身のオルセンは、2日連続で3番をボギーとするも、10番、11番、16番、17番でバーディを奪ったバックナインを「32」でまわり、この日のスコアを「69」でまとめた。

10番からスタートしたエドベリは、1イーグル、4バーディ、1ボギーと賑やかな前半となった。その後、エドベリは3番でボギーを叩くも、4番でバーディを奪い返し、7番でもバーディを奪った。

上がり3ホールで2つのバーディを奪ったフリートウッドは2日目を「69」とし、一方、最終の9番でイーグルを奪ったカールションはこの日スコアを「67」とした。

通算7アンダーの11位タイグループには、ディフェンディングチャンピオンのグレースを含む9人の選手がひしめいている。

南アフリカ出身のグレースは10番、14番、そして18番でのバーディと、16番で奪ったイーグルにより首位タイに浮上した。2打目が自分の後方に跳ね返った3番ではダブルボギーを叩いて後退するも、最終の9番でバーディを奪って何とか持ち直した。

このほか、首位から4打差のこのグループには、クリストファー・ブロバーグホルヘ・カンピージョジョージ・クッツェーイェンス・ファーブリングマキシミリアン・キーファーパブロ・ララサバルユースト・ラウテン、そしてブレット・ラムフォードがつけている。

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