地元イタリア勢の挽回なるか ドナルドソンは連勝狙う
2014年 イタリアオープン
期間:08/28〜08/31 場所:チルコロゴルフ・トリノ・ラ・マンドリア(イタリア)
イタリアで興奮の結末を迎えるライダーカップへの道
2014年の「ライダーカップ」に出場するポール・マギンリー率いる欧州代表チーム入りへの自動選出へ向けたレースは、今週の「イタリアオープン」でいよいよ興奮の結末を迎えることとなり、グレンイーグルス行きを掛けてスティーブン・ギャラハーが最後の一押しを試みる。
かつて「ライダーカップ」で3度キャプテンを務めたバーナード・ギャラハーの甥である39歳のギャラハーは現在、欧州勢の世界ランキングリストで11位につけており、今週チルコロゴルフ・トリノ ? ラ・マンドリアで勝つか2位に入ればグレンイーグルス行きを確定させることができる。
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欧州ツアー3勝のギャラハーは、先週の「D+Dチェコマスターズ」での力強いパフォーマンスを引っさげて自動選出レースの最終週へ臨むことになる。彼はウェールズのジェイミー・ドナルドソンが欧州ツアー3勝目を飾り、「ライダーカップ」出場を確定させた先週の大会で、週末に優勝争いをしながらも最終的には7位タイでチェコを後にしている。
それでもギャラハーは「ライダーカップ」出場を十分に狙える位置につけており、2010年以来出場していなかった今週の大会で最高のパフォーマンスを発揮したいと考えている。これまでの彼のこの大会における最高成績は2002年の10位タイとなっている。
また、昨年にスリリングな終局の果てにジュリアン・ケンが1打差で欧州ツアー2勝目を飾った大会で初めて「レース・トゥ・ドバイ」の大会を開催し、大成功を収めたこのトリノのコースは、ギャラハーにとって初めての経験となる。
ディフェンディングチャンピオンとしてこの大会に戻ってくるフランスのケンは、2014年シーズンは既にトップ10入りを2度果たしており、3年連続でのツアー勝利を目指している。
一方、イタリアの誇る世界的なスター選手たちも母国の北西の地に集結し、フランチェスコ・モリナリが母国で欧州ツアー初優勝を果たして以来となるイタリア人選手による母国での優勝を目指すことになる。
イタリアゴルフ界で最も有名な兄弟の長兄であるエドアルドは、2010年の「ライダーカップ」で勝利を挙げたコリン・モンゴメリー率いる代表チーム入りを果たした際の調子を取戻し始めており、彼もまたこの大会に顔を揃えるイタリア人選手の一人である。
欧州ツアー2勝のエドアルド・モリナリは今年、「オメガドバイデザートクラシック」でトップ10入りを果たし、「アイルランドオープン」は2位、「全英オープン」では7位タイに入る好成績を残しているため、イタリアで開催されるこの歴史的な大会では弟のフランチェスコと共に優勝候補の一人に挙げられている。
欧州ツアー4勝のマッテオ・マナッセロも母国の大会に出場し、昨年に制した「BMW PGA選手権」以来の優勝を狙っている。
昨年までの過去4シーズンでは毎シーズン勝利を挙げていた21歳のマナッセロは、今季は未だ勝利を挙げられていないものの、今年は出場16大会で予選落ちは僅かに3大会と安定した成績を残しており、この大会で今季最高位となった「アバディーン アセットマネジメント スコットランドオープン」での4位タイを上回ることを切望している。
一方、今年の「NHコレクションオープン」で欧州ツアー初優勝を飾り、アルプスツアーからチャレンジツアーを経て、35歳にしてとうとう欧州ゴルフ界の最高峰に上り詰めたマルコ・クレスピも、この大会で母国の地を踏むことになる。
フランチェスコ・モリナリの他にも、今週は6人の大会優勝経験者が顔を揃える予定となっており、その中にはフレドリク・アンダーソン・ヘッド、マテイアス・グレンボリそしてパトリック・シェーランドのスウェーデン勢3人も含まれる。
それぞれメジャー2勝を誇る北アイルランドのダレン・クラークとアイルランドのパドレイグ・ハリントン、そしてかつての欧州ナンバーワンであるロバート・カールソンも今大会の出場者に名を連ねている。
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