小林浩美会長が再任 理事8名の新体制へ/LPGA理事選挙
世界で活躍する日本の選手たち
【 先週のREVIEW 】 7月 12- 15日
★ USPGAツアー Greater Milwaukee Open
丸山茂樹がアメリカPGAツアーで初優勝を成し遂げる。 日本人では 青木功の83年ハワイアンオープン以来2人目の快挙。 会場はウイスコンシン州ミルウォーキーのブラウンディアーパークGC。 4日間を68-65-67-66=266(18アンダー)で回り、プレーオフの末、新鋭チャールス・ハウェルを1ホール目(18番)、バーディで破る。
最終日は8番のパー4で178ヤードのセカンドショットを7番アイアンで直接ホールイン、イーグルなど、10番を終えて5アンダーと前半でスコアーを伸ばした。 この優勝で55万8千ドルを獲得した丸山は賞金ランキングを49位から23位に上げた。 世界ランキングは獲得ポイントが24ポイントと少なかったが、58位から47位にジャンプアップ。
★ Buy.Com ツアー Wichita Open
国吉博一が69-65と予選ラウンドを好調にプレーしたが、週末71-73とスコアーを伸ばせず、最終的に31位でプレーを終了。 ランキングを166位に上げる。 国吉はこれで4試合に参戦。 予選ラウンドの平均ストロークは69.75と好調だが、3日目は72.33、最終日の平均ストロークは74.00となっている。 今田竜二は71-70で回るが予選通過は4アンダー。一打足らず、2試合連続の予選落ちとなった。 今田竜二のランキングは変わらず7位。 優勝したのは 無名のジェーソン・ダフナー。 バイドットコムツアーメンバーではなく、前週にマンデーを通過、今週は前週25位以内という枠での参加。 週末の36ホールで僅か1つのボギーでスコアーを伸ばした。 優勝スコアーは 67-67-64-68の22アンダー。
★ アジアPGA ダビドフ ツアー 【 Open Week 】
次の試合は 8月9 -12日 マレーシアで行われるボルボ・マスターズ。 現在、賞金ランキングで日本人最高順位は 石垣聡の51位。
★ USシニアツアー Ford Senior Players Championship
通算15アンダーで回ったアレン・ドイルがプレーオフでダグ・ツールを下し、シニアプレーヤース選手権、メジャー優勝を飾る。 彼にとってシニアツアー通算6勝目、過去99年の全米プロシニアに優勝しているので メジャーは2勝目となる。 ツアー競技出場1000試合を達成した青木功は69-69-73-75(2アンダー)で17位で競技を終了。 賞金ランキングは24位。
★ ヨーロピアン シニアツアー STC Scandinavian International
シーズン9試合目はスウェーデンで行われた。 優勝したのは今年シーズン7試合目ドイツで優勝した アイルランド出身のデニス・オサリバン。シーズン2勝目。 海老原清治は今週休みをとって7月下旬の全英シニアオープンに備える。 現在、海老原の賞金ランキングは 2位。
★ LPGAツアー Michelob Light Classic
エミリー・クレインが2位に5打差をつけて快勝、5年ぶりの優勝を飾る。通算ツアー3勝目。 優勝スコアーは11アンダー。 アメリカ人の優勝はシーズン22戦目でまだ4勝目。 2位にはアニカ・ソレンスタム他2人。 日本選手では、福嶋晃子が30位(1オーバー・76-71-70)、小林浩美が53位(5-オーバー・74-71-76)。 この試合でUSLPGAデビューを飾った小俣奈三香は78-78と奮わず、12オーバーで予選落ちとなった。
フューチャーズ 女子ツアーLucent Technologies Hewlett-Packard Futures Classic
シーズン15試合目の大会はニュージャージー州のノブヒルGCで行われた。 優勝したのはジェン・ブローディー。 今季初優勝、フューチャースツアー通算3勝目。 日本勢で最高順位は デビー小山(小山美保)の12位(73-70-69・1アンダー)、2日目を終えて、単独3位に入っていた中島真弓は最終日76で15位に順位を落とす。 (68-69-76・通算イーブンパー)、 石井明子が24位(68-75-73)。 有藤実花と吉田幸恵は予選を通過するものの、3日目にスコアーを落とし、賞金無し。 予選落ちは 加藤玲麻、横山紫乃、田中寿英(ジュエ)の3人。 賞金ランキングを見ると、中島真弓が7位、石井明子が18位、デビー小山が23位につけている。 残りは4試合。 8月Betty Puskar Futures Classic 終了時,賞金ランキング3位までが2002年LPGAカードを取得する。 4位から10位までの7人は最終予選に駒を進める事ができる
【 今週の PREVIEW 】 7月 19 -22日
★ The Open 全英オープン
今年の全英オープンの会場はロイヤルリザム & セントアンズ、96年以来5年ぶりの開催となる。 日本からは当初9人が参加予定だったが、伊沢利光が体調の不良で欠場を表明。 8人の選手( 丸山茂樹、尾崎直道、片山晋呉、谷口徹、佐藤信人、手嶋多一、田中秀道、小達敏昭) そして 日本ゴルフツアー機構の枠で ディーン・ウィルソンと ディニッシュ・チャンドが参加。 1次予選から、最終予選に駒を進め、全英をトライした 木下徹(神戸ロイヤルパインズ所属)は残念ながら最終予選で78-71を叩き、10打足らず、本選出場はならなかった。 他のJGTOの選手ではニュージーランドのデビット・スメイルが最終予選(ヒルサイド)でトップ通過した。
一番人気は ディフェンディングチャンピオンのタイガー・ウッズ。 ここ3試合、PGAツアーではトップ10に入っていないが、調子は悪くないとの事。 全米オープンを制した 南アフリカのレティーフ・グーセンは 前週のスコットランドオープンに優勝していて、好調は続いている様子。 初メジャー制覇を狙う、ミケルソン、ガルシア、デュバル、モンゴメリー、ウエストウッド、クラーク、ビヨーン、ハリントン・・なども注意。 先週の丸山のPGAツアー優勝が他の日本の選手にどういう影響をもたらすか?
★ USPGAツアー B.C. Open
アメリカではPGAツアーの試合としてニューヨーク州でBCオープンが行われる。 賞金総額200万ドルとPGAツアーでは最小の規模となるが、全英OPに出場できなかった選手にとっては、ここで熱い戦いが行われる。 先週丸山にプレーオフの末、惜敗したチャールス・ハウエル 3世 が参加。 他の主力選手では ジェフ・スルーマン や ブライアン・ワッツなど。 日本人選手の参加はない。
★ Buy.Com Tour Siouxland Open
シーズン16試合目の会場はサウスダコタ州のダコダデューンズGC。 大会名は変わったが、この土地で行われる2部ツアーは11年目。 日本からは現在賞金ランキング7位の今田竜二と166位の国吉博一が参戦。 今田は去年、この大会で21位(10アンダー)という結果だった。
★ アジアPGA ダビドフ ツアー【 Open Week 】
次の試合は 8月9 -12日 マレーシアで行われるボルボ・マスターズ。 現在、賞金ランキングで日本人最高順位は 石垣聡の51位。
★ USシニアツアー SBC Senior Open
今週の会場はシカゴのケンパーレイクスGC。1989年に全米プロ選手権が行われたコース。 注目の選手ではこの試合がシニアツアーデビューとなるブルースリツキー。 水曜日に50歳になる。 PGAツアーでは13勝をしている。 ディフェンディングチャンピオンはトム・カイト。去年の優勝スコアーは9アンダー。 日本からは山本善隆のみが参加。 山本は今年これまで4試合に参加、賞金ランキングは92位。
★ ヨーロピアン シニア ツアー 【 Open Week 】
次の試合は 7月26-29日 全英 シニア オープン。
会場は北アイルランドのロイヤル カウンティー ダウンGC。
★ LPGAツアー Sybase Big Apple Classic
以前は日本航空(JAL)が冠スポンサーをしていた大会。 現在のスポンサーは Sybase。 大会は4日間、72ホール。 会場はニューヨーク州のワイカギルCC。 ディフエンディングチャンピオンは アニカソレンスタム。 去年は雨の為54ホールに短縮され、優勝スコアーは7アンダー。 日本からは先週と同じ3人が参加。 福嶋晃子・小林浩美と 準メンバーの小俣奈三香。 小俣は今週こそ、予選を通過して上位を値狙ってもらいたい。
★ フューチャーズ 女子ツアー Lincoln Futures Golf Classic
シーズン16戦目はコネチカット州のブルー フォックス ランGCで行われる。 2002年LPGAツアー昇格への3つの席を巡って、残りの試合はこれを入れて、4試合。 最終賞金ランキングで4位から10位までの7人はLPGAツアー最終予選会へのパスがもらえる。日本勢は8人が出場予定。 中島真弓、 デビー小山(小山美保)、石井明子、 横山紫乃、加藤玲麻(レオ) 、吉田幸恵(LaVoie)、有藤実花、 北村サナヤ。 現在賞金ランキングの一番上位は中島真弓の7位。