選手コメント集/富士通レディース 最終日
2002年 富士通レディース
期間:10/18〜10/20 場所:東急セブンハンドレッドC(千葉)
今度は曽秀鳳がコースレコードで12アンダー単独首位
国内女子ツアー「富士通レディース2002」の2日目。初日に中島千尋が65のコースレコードタイ記録で首位に立てば、2日目には曽秀鳳が、同じく65を叩き出した。通算12アンダーで2位の中島に2打差をつけた。
1番パー5でバーディスタートをきった曽は、前半だけで4バーディを奪った。そして後半も11番で1メートルのバーディを決め、終盤の17、18番を連続バーディでフィニッシュし、頭ひとつ抜け出した。
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「アイアンがすばらしい。昨日今日いいお天気だし、いいゴルフ。14番以外フェアウェイを外していない。先週は前のホールでのことを引きずったままプレーしてしまった。毎ホールが始まりと思ってプレーしなければ」。先週の「SANKYOレディースオープン」では、初日に首位に立ちながら、優勝に結びつかず反省を活かすことができるだろうか。
2位に後退した中島だが表情は明るかった。「今日はチャンスあったけど、なかなかモノのできず・・・でも楽しくやっていました。コースコンディションが良いので、誰か好スコアを出すとは思っていました。明日は雨だと思いますが、他の選手も伸ばしてくると思うので、自分も伸ばすつもりで行きます」
上位の2人と少し差が開いてしまったが、7アンダーには小野香子、福嶋晃子、村井真由美の3人が並んでいる。
7バーディ、1ボギーの66でラウンドした小野は、「67を目標に設定し、途中目標がクリアになったので、自己ベストの65を目標に変えたが、1ストローク足りなかった。パットのラインを山側に少しずらし、曲がりを大きく計算したことで結果がよかった」
そして、6アンダーには現在賞金ランキングで首位の不動裕理が浮上してきた。4バーディ、ノーボギーと安定したゴルフで6打差の逆転優勝を狙う。この日の不動は、アイアンが完璧で、ほとんどのホールで1メートル以内にピタピタとつけた。
「パーパットを含めても1.5メートルが最長。アイアンが良くてドライバーはブレていました。セミラフ専門!?慣れてきました。明日は雨ですか? 雨が降ったほうがチャンスがある」。天候が崩れると思わぬ展開になるかも知れない。