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コースレコード65をマークした中島千尋が単独首位

国内女子ツアー「富士通レディース2002」が、千葉県の東急セブンハンドレッドで開幕した。朝のうち降っていた雨の影響を考え、5番アイアンをバッグから抜いて、替わりに9番ウッドを入れた中島千尋が好スコアをマークした。

1番ホールからスタートした中島は、2番でグリーン奥のカラーから5メートルのバーディパットを沈めると、5番まで4連続バーディで波に乗った。8バーディ、1ボギーの65は自己ベストで、今大会の東急セブンハンドレッドのコースレコードと並ぶスコアだ。

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「全体的に大きめなクラブでラインを出すように打ったのが良かった。先週から少しずつ取り入れていたイメージでしたが、今週はより多くイメージして打ちました。パッティングもほどほどに良いので頑張りたい」

今シーズン7月に行われた「東洋水産レディス北海道」で4年ぶりにツアー3勝目を飾った中島だが、その翌週は予選落ちするなど、安定感が足りなかった。しかし、最近は、メンタル面でも充実してきた。上位でなくても集中力が切れない状態だと言う。

首位の中島を1打差で追うのは、先週の「SANKYOレディースオープン」で3位に入った平瀬真由美がつけている。先週は、3日間ともアンダーパーをマークした平瀬は、産後初めての好成績と喜んでいたが、好調は続いている。

さらに1打差の5アンダーに福嶋晃子など5人が並んでいる。先週も初日に4位に入っていた大金寿子も好スタートをきった。6バーディ、1ボギー。パターを以前使っていたモノに変えたら調子がよくなった。

「グリーンの状態も良いので、パターは入る気がする。キャディさんとも意気が合い、良い感じで今週は手ごたえがある感じです。このままの調子で頑張ります」。夏の体調を崩して10日間入院していた大金だが、9月の中旬から練習もできるようになり、完全に回復したようだ。

先週、今シーズンの1勝目を挙げ、賞金ランキングでも3位に浮上した木村敏美は今週も元気だ。4アンダー8位につけているが、自力のある木村だけに、明日以降の巻き返しに期待がかかる。

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2002年 富士通レディース



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