選手コメント集/フジサンケイクラシック最終日
2003年 フジサンケイクラシック
期間:05/08〜05/11 場所:川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡)
今年も名門・川奈の風が選手たちを苦しめる!?
国内男子ツアー第4戦「フジサンケイクラシック」が5月8日(木)から11日(日)までの4日間、静岡県の川奈ホテルゴルフコース 富士コースで開催される。
昨年の覇者である佐藤信人、この大会過去6回の優勝を誇る尾崎将司ら人気実力を兼ね備えた選手をはじめ、先週中日クラウンズで初優勝を飾り、波に乗る星野英正、先々週つるやオープンに優勝した宮瀬博文、そのほか藤田寛之、桑原克典、近藤智弘、平塚哲二、手嶋多一ら昨年の賞金ランキング上位に並ぶ若手実力派選手がズラリと顔をそろえる。
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また、昨年賞金ランキング6位に入り、見事復活を果たした中嶋常幸も出場。昨年は3日目を終えて首位に4打差の8位と好位置につけていたが、最終日にスコアを落としてしまい、結果は17位と納得いく結果を得られなかった。今年は雪辱を果たすことができるのか期待が集まる。そのほか湯原信光、倉本昌弘、芹澤信雄といったベテラン勢も出場。円熟のテクニックを引っさげて虎視眈々と上位進出を狙う。
昨年は最終日首位スタートとなった佐藤がスコアを伸ばせず、その間にS.レイコックが猛チャージをかけ逆転。一時は3打差まで開いてしまい勝負あったかに思われた。しかし、佐藤は最後まであきらめず、徐々に差を縮めてレイコックに追いついた。優勝の行方は佐藤とレイコックのプレーオフとなり、1ホール目が互いにパー、もう一度行われた18番ホールでの対決は2人ともパーオンできずアプローチ勝負となった。レイコックは3打目を寄せきれずボギー、佐藤はしっかりと寄せ、パーパットを決めて優勝を飾った。
そしてこの大会もう一つの目玉は、今年注目の大型新人、宮里優作がこの大会に出場すること。さらには兄の聖志も出場する。風を苦にしない沖縄出身の真価を発揮し、優勝争いに加われるかどうか注目だ。