2012年 フジサンケイクラシック

藤田寛之は2打届かず3位も、賞金ランクトップに肉薄

2012年 フジサンケイクラシック 最終日 藤田寛之
あと一歩の追い上げが求められた藤田寛之だったが3位タイでフィニッシュ。

山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開催された国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」。大混戦の最終日は、2010年の賞金王キム・キョンテ(韓国)が18番ホールのバーディで逆転優勝を決めた。首位に3打差の4位タイから出た藤田寛之は「70」で回り通算6アンダー。2ストロークが足りなかった。

前半アウトで1つスコアを落とし、その後もなかなかバーディを決めきれない展開が続いた藤田のスーパーショットは16番だった。同組のキョンテのほか、池田勇太を追いかけて迎えた難関パー3。グリーン左手前の池のすぐ奥に切られたピンに対して、“定石”は広い右サイドからの攻め。しかし「1つでも早く獲らなければならなかった」と果敢に攻め、手前2メートルにつけた。これを見事に沈めてバーディ。土壇場でその力を見せ付けた。

だが続く17番(パー5)ではティショットを右サイドのラフに打ち込んだのをきっかけにスコアを伸ばせず。願いを込めた最終18番はフェアウェイからの2打目を「ちょっとダフってしまった」とグリーン右手前のバンカーに入れ万事休す。「(キョンテは)良い状態ではなかったと思うけれど、4、5メートルくらいのパーパットが良く入っていたのが大きかった。最後にアイアンで素晴らしいショットが出て、やっぱり強いなと感じるゴルフをした」と勝者に敬意を払いながらフィニッシュした。

それでも、今季3勝目こそならなかったが賞金ランキング2位をキープし、トップのブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)との差は約200万円に迫った。この日の序盤戦は思うようなプレーを展開できなかっただけに「ここで勝つと変に自信になったかもしれない」と謙虚。気持ちを切り替え、残りシーズンを見据えていた。(山梨県富士河口湖町/桂川洋一)

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