大会連覇でツアー通算20勝目。自身が持つ最年長優勝記録も更新した49歳のM.A.ヒメネス ※画像提供：アジアンツアー

◇アジアンツアー◇香港オープン 最終日◇香港ゴルフクラブ（香港）◇6,699ヤード（パー70）

1打差の首位から出たスチュアート・マンリー（ウェールズ）が「68）」と2打スコアを伸ばすに留まる間に、「66」のミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）と、「67」のプロム・ミーサワット（タイ）が通算12アンダーとして追いつき、勝負は三つ巴のプレーオフへ。その1ホール目でただ1人バーディを奪ったヒメネスが、ツアー通算20勝目を大会連覇で飾るとともに、昨年大会で自身が記録した欧州ツアー最年長優勝記録を49歳337日に更新した。

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過去に欧州ツアーを19度制しているヒメネスは、前半こそ1バーディと静かなスコアカードだったが、後半に入って4バーディ（1ボギー）を奪って一気に首位タイに浮上。18番ホールで行われたプレーオフでも、ただ1人パーオンに成功してバーディで決着し、ツアー初優勝を目指す2人に貫禄を見せつけた。

2位タイにはマンリーとミーサワットの2人。通算11アンダーの4位にオランダのロベルト・ヤン・ダークセンが続き、通算8アンダーの5位にハビエル・コロモ（スペイン）、ホセ・マヌエル・ララ（スペイン）、アンジェロ・キュー（フィリピン）の3選手が入った。

日本からただ1人出場していた片岡大育は、最終日は「73」とスコアを落とし、39位タイで4日間の戦いを終えた。